炭酸水で食欲を取り戻そう
季節的なものや外的なものによって人間は多くのストレスを常に抱えています。そのほとんどはすぐに解消されるのですが、度が過ぎるとストレスは健康を害するレベルにまで至ってしまいます。ストレスによって、自律神経は胃腸の血液量を減らしてしまい、動きを鈍くしてしまうといいます。その結果として食欲がなくなってしまい、胃液が出過ぎることによって胃潰瘍や急性胃炎にかかってしまうこともある恐ろしいものなのです。
つまりストレスをそのまま放って置いてはいけないということになります。そのためにも気分転換をするのがいいといわれますが、その中でも炭酸水を利用した効果的な方法について東京ミッドタウンクリニックの平石貴久先生のアドバイスを紹介したいと思います。
平石先生によると、食事やスポーツの時に炭酸水ドリンクを飲むことを勧めています。炭酸水は食欲のない人でも食前に飲むと喉越しや胃粘膜が刺激され血行が改善されて胃液の分泌を促進し、消化を助けて胃の負担を軽減するといいます。また満腹感や新陳代謝も促進してダイエット効果も期待することができて一石二鳥といえます。ここに、ビタミンCを入れるなり、ビタミンC入りのものを飲むことによって抗酸化作用が加わりより高い効果を期待できるそうです。
炭酸ドリンクは、そのシュワッとした感じが気分転換にもなります。自分は仕事で息詰まったときにはひと休みをするときに炭酸ドリンクを飲んでいます。糖分の取りすぎが気になるのなら、糖分が入っていないタイプのものがいいでしょう。
食欲が増すことによって、おのずと元気を取り戻しまた頑張ろうという活力が生まれます。そういう意味で食欲は、ストレス解消のためのひとつの大きなポイントといえると思います。
【参考】日経Plus1 2011/3/5
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