とうがらし 鼻を襲う(涙)
地域のイベントでタケノコ掘りをし、たくさん収穫することができたのでタケノコ料理をすることになりました。自分も小さい頃からタケノコの土佐煮は食べ慣れているのですが、肝心の作り方を全然知りません。
Google先生に教えていただき、米ぬかを利用してあく抜きをする必要があるとのこと。重曹でも代用可能ですが、どちらも我が家にはないので近くのスーパーに買いに行くと、米ぬかは40円、重曹は80円で売っていました。
早速帰って来て、むいたタケノコに米ぬかを投入、さらに唐辛子を入れるといいと書いてあったので、昨年我が家で獲れて使い道もなく瓶詰めされていた鷹の爪を子供たちと3人で、中身の種を取る作業をしたのちに鍋の中に投入。
ここまでは良かったのですが、しばらくするとまず自分と下の子が鼻に異変を覚えます。なんかつーんとして痛いのです。上の子は平気そうだったので、不思議に思っているのもつかの間、どんどん痛くなります。
要因は明らかに唐辛子だと思い、調べてみると他にも同様の人が。
とりあえず、ワセリンをつけると治ったという人もいたので、自分と子供にワセリンをつけたのですが、一行に治りません。
一番楽になったのは鼻を冷水で洗うことでした。水道の前で子供と自分が一生懸命自分の鼻を洗っている様子を奥さんが笑いながら見つめています。
時間にして15分。ようやく痛みもなくなってくると、今度は上の子も痛みを発症。
「15分だけ耐えれば大丈夫!」涙目になって鼻を洗う子供と励まします。
おそらく、直接鷹の爪を触ると皮膚を通じて吸収され、何らかの刺激を与えたのでしょう。
あまりにも使い道がない鷹の爪なので、今度お風呂にも入れてぽかぽかになろうと思っていたのですが、白紙撤回したいと思います。
ちなみに、タケノコはおいしく調理することができ、あくもきっちりと取れました。土佐煮は下の子も家族全員がうまいと食べてもらい、タケノコご飯、タケノコのきんぴらもおいしく作ることに成功!
この手間が毎回だとつらいのですが、いい経験になりました。