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東京メトロから水飲み場が消える日

2017年7月 23日 By: rainbow Category: ニュース No Comments →

足のペダルを踏むと冷たい水が出てくる冷水機。

誰しもお世話になったことがあるこの機械ですが、東京メトロではすでに全廃しているそうです。この歴史は結構古く1966年には17駅に全部で20台設置されていたといいます。

その当時、「暑さに向かうおりから利用客になかなかの好評を博している」とされたこの機械も2014年にはその役目を静かに終えていたのです。

その中で、わずかに残っていた蛇口タイプの水飲み場。これも2017年7月現在10箇所にまで減少していますが、これも2018年5月までに全廃することに。

駅には水飲み場の形跡がある場所も数多く見ることができますが、そのほとんどは使用禁止という札があったり、なにかで覆われていたりして使うことができないようになっています。

確かに、近年ここで水を飲もうとする人は少なくなったのかもしれません。水が飲みたいと思えば、自動販売機でミネラルウォーターを購入して飲みますし、探そうにもどこにあるか分かりません。

こうして時代の流れによって、静かに役目を終えていく水飲み場にありがとうと言いたいと思います。

ちなみに、薬を飲むとき等で不便だと思ったら、駅事務所で話すと服用のための水を提供してくれるそうなので、緊急の際はご利用してみるといいと思います。

【参考】gooニュース https://goo.gl/8V6PgC

ひまわりが残したもの

2015年8月 23日 By: rainbow Category: ニュース No Comments →

夏の季節に一番似合う花と言えばひまわりを思い浮かべる人が多いでしょう。

ひまわりの花言葉をご存じでしょうか。それは「私はあなただけを見つめる」というもの。もの凄く情熱的なネーミングだと改めて感じます。そんなひまわりの花言葉にふさわしいお話をご紹介しましょう。

アメリカ ウィスコンシン州に住むBabbette Jaquishさんはある日ガンを患い闘病生活をしていました。そんな彼女を励ますため、夫であるDon Jaquishさんが400エーカー(約162万平方メートル)の畑一面に彼女が大好きなひまわりを植えます。

2人はさらにBabbette’s Seeds of Hopeという会社を設立し、収穫した種を販売、その利益でがん患者の支援を行っていました。その4年後、Babbetteさんは天に召されてしまうのですが、Donさんは事業を継続し妻の顔写真をプリントしたパッケージに種を詰め、販売を行っているといいます。

Babbetteさんが亡くなってから4ヶ月後、Donさんは妻が残したノートを見つけました。そこには・・・

「毎日をしっかりと生きて。あなたが朝の空気を感じるとき、目覚めたとき、コーヒーを飲むとき、私はそばにいる」

どこまでも続くひまわり畑は、永遠を誓った2人の愛のシンボルとなっているのです。ひまわりの花言葉にぴったりなお話だと思います。

残り少ない夏の季節。そんな逸話に思いをはせながら、ひまわりを眺めてみるといいかもしれません。

(参考)
・ISUTA http://isuta.jp/65054/
・Babbette’s Seeds of Hope http://www.babbettesseedsofhope.com/

「30日間全額返金保証」の例外

2015年6月 07日 By: rainbow Category: ニュース No Comments →

最近、ライザップというトレーニングジムが話題になっています。完全個室でのマンツーマントレーニングを受けるとこができるという素晴らしいジムなのですが、とある消費者団体からクレームが入ったことが話題になっているのですが、そのキーワードが「全額返金保証」というもの。

「内容にご納得頂けない場合、全額を返金させていただきます」という通常ならあり得ないくらいの手厚いサポートをしてくれるトレーニングジムであり、効果に疑問がある人の背中を後押しするには十分すぎるうたい文句といえます。

これを単純に見たとき、どんなケースにおいても自分がサービスに不満があったり自分の都合で退会しなければ奈良に時には、返金を受け付けてくれると読めなくもないでしょう。

しかし、詳しく書かれた細則に返金条件として以下が書かれていたというのです。

< 条件1>会社は、会員から返金の申し出があった場合、会員、トレーナー及び会社の三者で協議した上で、会社が承認した場合には、会員に対して支払済みの諸費用の全額を返還します

< 条件2>会員の転勤、引越し、仕事の都合、妊娠その他自己都合による退会の場合は返金を受けられない

つまり、内容に納得していないケースでは会社側と協議をして承認が下ないと返金は認められず、自己都合の場合には返金の可能性は薄いということになります。これは、利用者の受け止め方と大きく認識が異なっているように見えると言われても仕方ないでしょう。

今後、消費者団体とのやりとりの結果、どのような状況になって行くのかはわかりませんが、ジム側に利用者の誤解の無いような分かりやすい表現に是正してもらうことは当然でしょう。こうして利用者の不満を抱えた状態は、企業価値を下げ企業の社会的責任のレベルも問われることになりかねません。

と同時に、利用者も甘い言葉には必ず裏があることを肝に銘じ、無料、返金します、といったような言葉にはどのような例外があるのか小さい文字も逃さずチェックし、必要であれば問い合わせる必要があると思います。

今回の件は、そうした戒めになる出来事だと感じます。

(参考)弁護士ドットコム http://www.bengo4.com/shohishahigai/n_3190/