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風林火山 第50回(最終回)「決戦川中島」

2007年12月 16日 By: rainbow Category: 2007年_風林火山, ドラマ 2 Comments →

とうとう最終回となってしまいました。

前回で、既に弟の信繁と諸角を失ってしまい、戦況としてはかなる不利な状況になってしまっており、妻女山から帰ってくる真田たちを待つ他はない状況。

勘助は自ら先陣を切って戦いに行くと信玄に申し出、信玄も勝つように命じ勘助を送り出します。

ここからは、最終回らしくこれまで出てきた人たちが回想のようにたくさん出てきます。

勘助がいざ戦いに行こうとすると、由布姫に止められてしまいますが、勘助はまだ生きているとそれを振り切って前進していきます。

宇佐美の言葉はすごく重かったですね。
「国を滅ぼしてまで、何を得ようというのか」

確かにその通りです。国があっての人だといったのは、当の勘助だったはず。最後に来て勘助を突き進ませてしまったのはどのようなチカラだったのでしょうか。

最後に勝ちどきをあげる信玄を初めとする重臣達。

葛笠村にいた、平蔵、伝兵衛たちは最後までいい活躍をします。

今回の大河ドラマは、歴史の裏側にいる多くの人々の人間模様にスポットライトを当てて、そのフィルタをとして信玄や謙信といった大物を見ている点が、これまでの大河ドラマにはない斬新さを与えてくれました。

しかも、俳優がみんなうまい人ばかりで、この大河ドラマを通じて知った俳優についても今後ファンになりそうです。

自分としては、次回から始まる篤姫を見るかどうか分かりませんが、いずれ真田幸隆を初めとする真田3代を屋ってほしいと思います。

一年間、感動をありがとうございました。

風林火山 第49回 「死闘川中島」

2007年12月 09日 By: rainbow Category: 2007年_風林火山, ドラマ 1 Comment →

終盤に来て怪しい人物が出てきました。その名もおふく。

ある意味このおばばは、頭がいいと思います。彼女が現代に生きていたらすごいお金持ちになれていたんでしょうね。向こうから訪れた勘助だけでなく、自分で出向いてまで宇佐美に情報を売るという根性を見せます。

妻女山をもぬけの殻にして、逆に霧を利用した宇佐美の完全なる読みによって、武田軍は崩壊の危機にさらされることになります。こうなったときに、自分の力を過信し自分がこの状況を打開するんだという武将が登場し、討ち死にするパターンに陥るわけですが、前回村上義清との上田原の戦いでは、板垣と甘利を失いました。今回は、武田信繁と諸角が犠牲になるのでした。

改めて戦国の時代は、勝てば英雄にそして負ければ首を討ち取られる無惨な死に方を強いられる過酷な世界であることを実感させられます。

啄木鳥の戦法を選択した際に、真田幸隆は山に攻める人数が多すぎるのではないかと疑問を感じますが、勘助はそれを一蹴します。この演出はかなりあっさりしていましたね。もう少し戦ってもよかったのに。

真田たちが山を下るまで、どのように守り抜くのでしょうか。次回はいよいよ最終回です。かの有名な場面もでてくるんですね。なんだか寂しい気がしてなりませんが、心してみたいと思います。

風林火山 第48回 「いざ川中島」

2007年12月 02日 By: rainbow Category: 2007年_風林火山, ドラマ 3 Comments →

とうとう川中島の決戦が始まりました。

まず、川中島へ入ったのは上杉軍1万。海津城を攻めるのではなくその先の妻女山に陣を張ることになります。ここから猛烈な頭脳戦が展開されることになります。川中島の決戦といえばその壮絶な戦いで有名ですが、その裏でこのような頭脳戦が繰り広げられていたのは新たな発見ですね。

勘助vs宇佐美の軍師と共に、信玄vs政虎の戦いに目が離せません。お互いに、「○○すれば敵の思うつぼにございます」というのがなんだが面白いです。

そんな中、原虎胤がとある農民の家で生きていたのでした。ここで原を看病していた老婆のおふくがいかにも怪しい風貌です。よくこのような人をキャストしたなぁとNHKを改めて感心してしまいます。このおふくを演じている緑魔子さんですが、はじめて知りました。Wikipediaで調べてみましたがこの人が以前に出ていた作品、どれも知りませんでした。

すみません。

勉強し直します・・・

ついでに言うと、はじめYOUさんだとばっかり思っていました。

すみません。

今回は、お互い動いた方が負けということもあり、にらみ合いが続きましたが次回はこのおふくの「あしたの朝、霧が出る」という言葉にあるように動き出すでしょう。

戦国最強と呼ばれた上杉軍と戦国最強の騎馬隊をもつ武田軍が真っ向からぶつかります。あと2回、心して見たいと思います。