風林火山 第50回(最終回)「決戦川中島」
とうとう最終回となってしまいました。
前回で、既に弟の信繁と諸角を失ってしまい、戦況としてはかなる不利な状況になってしまっており、妻女山から帰ってくる真田たちを待つ他はない状況。
勘助は自ら先陣を切って戦いに行くと信玄に申し出、信玄も勝つように命じ勘助を送り出します。
ここからは、最終回らしくこれまで出てきた人たちが回想のようにたくさん出てきます。
勘助がいざ戦いに行こうとすると、由布姫に止められてしまいますが、勘助はまだ生きているとそれを振り切って前進していきます。
宇佐美の言葉はすごく重かったですね。
「国を滅ぼしてまで、何を得ようというのか」
確かにその通りです。国があっての人だといったのは、当の勘助だったはず。最後に来て勘助を突き進ませてしまったのはどのようなチカラだったのでしょうか。
最後に勝ちどきをあげる信玄を初めとする重臣達。
葛笠村にいた、平蔵、伝兵衛たちは最後までいい活躍をします。
今回の大河ドラマは、歴史の裏側にいる多くの人々の人間模様にスポットライトを当てて、そのフィルタをとして信玄や謙信といった大物を見ている点が、これまでの大河ドラマにはない斬新さを与えてくれました。
しかも、俳優がみんなうまい人ばかりで、この大河ドラマを通じて知った俳優についても今後ファンになりそうです。
自分としては、次回から始まる篤姫を見るかどうか分かりませんが、いずれ真田幸隆を初めとする真田3代を屋ってほしいと思います。
一年間、感動をありがとうございました。