2017/07/09
Category: 2017年_おんな城主直虎

前回の最後の方久が進言したのは、気賀を直虎が治めてはどうかというもの。今回はその続きから始まります。その話をしている最中、中村屋を初めとする気賀の町衆が直虎の元を訪れ、治めて欲しいと願い出ます。それに対して直虎は回答を待って欲しいとし、政次に相談することになります。最近の回では以前のように嫌味のような雰囲気はなくなり、完全に直虎をサポートする言動をするようになった政次。なんか心境の変化でもあったのかわかりませんが、こうなると直虎も盤石の体制のようにみえます。
方久を中心に、なんだかつかみ所のなさそうな雰囲気の大沢氏、そして関口氏を懐柔し、最後に氏真だったのですが、武田義信が自害したという事件をきっかけにして完全に政治の世界に興味を無くしてしまった様子。これまで少なからず野望を燃やしていた様子ではありましたが、それも完全に潰えてしまったです。これによって今川家も本格的に滅亡の道を歩んでいくことになるのかもしれません。
結果的に、気賀を手に入れることに成功した直虎。にこやかに井伊家の先祖に報告する政次をこそっとみつめる和尚様はなにを感じたのでしょう。
今回、活き活きとしていたのはなんと言っても龍雲丸でしょう。自身の生い立ちを直虎に話し、自分が自由になににも縛られずに生きることを誓ったこと、それに対してそんな生き方を肯定する直虎の間に、さらに強力な絆が生まれたように見えます。
これによって、井伊家は少しずつ力を溜めていくことになるのでしょう。それが今後の乱世にどのように影響を及ぼしていくのか楽しみにしたいと思います。
■直虎紀行■
静岡県浜松市
- 堀川城
静岡県湖西市
- 宇津山城
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2017/07/02
Category: 2017年_おんな城主直虎


ここ数回、気賀の町衆との絡みが多い直虎ですが、普通の考え方では政次が言うように首を突っ込みすぎず、対岸の火事として済ませておけば良いのだと思います。しかし直虎はそれをよしとせずに、積極的に関わり混乱を鎮めようと東奔西走します。一歩間違えれば今川から謀反の疑いがあるとみられてもおかしくないのですが、ここは物語の世界なので、ガンガン攻めていくシナリオとなっているのでしょう。
二分されていた気賀の商人をうまくとりまとめたまではいいのですが、龍雲丸だけは築城に反対し後味の悪い結果となります。城という存在が攻撃の的となり悲劇しか生まないという経験に基づく判断から、そのような発言になったのですが、必死に説得する直虎に「できもしないことをいうな」という捨て台詞を残して去って行きます。
この言葉に引っかかった直虎は悶々と時を過ごすのですが、方久の大沢の代わりに井伊が気賀に入る提案によって、俄然盛り返していきます、次回はきっとこの辺りの覚悟が試されることになるでしょう。
■直虎紀行■
静岡県浜松市
- 堀江城跡
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2017/06/26
Category: 日記
湘南の代名詞的な観光地である江ノ島
土日ともなると、江島神社への参道は大渋滞になり、なかなか前に進めない程の人であふれかえります。
その頂上には、サムエル・コッキング苑があり、様々な木々が植えられています。その中に江の島シーキャンドルという展望灯台がそびえ立っていて、上までエレベーターで上ることができます。
そこからの眺めはまさに360度の大パノラマ

湘南の町並みだけでなく、相模湾に広がる水平線の眺めはまさに絶景といえます。
その水平線から目線を下にずらすと、見えるのが江ノ島の裏側の姿。入り口からは想像できない景色が広がっています。

軒を連ねる建物たち。うっすらと「うどん」と書かれている看板も見えます。
その先になにがあるのだろうと灯台を降りて向かってみることにします。
上から見えた建物は民宿や食堂で、そこを抜けると急激な階段を降りていくことに。
下には岩場に打ち寄せる大波が広がっていて、その先には岩屋の洞窟がありました。洞窟の中は弘法大師にゆかりのある信仰の場所となっていて、古くから多くの武将が祈願に訪れていた由緒正しい場所であることが分かりました。
帰りは降りてきた階段をひたすら昇ります。これは小さな子供が来るのは難しいでしょう。途中、ハイヒールを履いた女性や、ベビーカーを持ちながら階段を降りる人も見かけましたが、決してそれはお勧めしません。
自分が行った日は雨が降っていたのですが、晴れた日は岩屋から江ノ島の入り口付近までボートで戻れるようです。
江ノ島の思いがけない一面を楽しむことができる裏側の世界に是非行ってみてはいかがでしょうか。
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