幼児の牛乳飲み過ぎは体に悪いのか
3歳の子供は昔からすごく牛乳が好きで、1日に500ミリリットル以上は飲んでいました。朝起きた時から夜寝る前まで牛乳をコップに入れてレンジで少し温めてから飲むというのが彼のお気に入りなのです。
一方で、朝昼晩の三食はあまり食べることなくご飯でいうと数口口に入れるだけでおしまいということも珍しくありません。ご飯をあげてもあまり食べることなく、甘いパンであれば少し食べる程度。好んで食べるものとそうでないものを差がどんどん激しくなっていきます。
この牛乳と食の問題について、相互関係をあまり考えることなくこれまで過ごしてきましたが、気になって調べてみると多くの幼児が牛乳を飲み過ぎてしまい、あまりご飯を食べないという問題に直面していることがわかります。中には鉄欠乏性貧血になってしまう危険性を指摘する人までいるとのこと。
すべてが専門的な議論ではないのですが、思い当たる節があることから最近子供に牛乳をあまり飲ませないようにすることにしました。まだ数日しか経過していないので結果は出ていませんが、このまま様子をみたいと思います。
独立行政法人 国立健康・栄養研究所のサイトによると同様の質問が来ており、回答者は未だに牛乳の過剰摂取の問題は報告されていないとしながらも、1日平均200ミリリットル程度の牛乳摂取が妥当としています。
なので、これ以上であると過剰摂取ということになるのですが、それ以前に牛乳は100グラムで約60キロカロリーのエネルギーをもっていることから、500ミリリットルで300キロカロリーものエネルギーになり、ほぼ幼児の一食に匹敵します。牛乳だけですべての必要な栄養を摂ることはできないことから、確実にこのままでは栄養が足りない状況になり、子供の成長に関わる問題になりかねません。
今後、幼児への牛乳摂取という課題が科学的に明らかになるのを待ちつつも、目の前の子供に毎日のご飯をおいしく食べてもらい、元気に成長するにはどうしたらいいのかを第一優先に考え、まずは牛乳への取り組みを行なっていきたいと思います。
【参考】
・独立行政法人 国立健康・栄養研究所 http://www.linkdediet.org/
・仙台やすらぎの杜整体院 http://www.h3.dion.ne.jp/~ysrg/kenkouhou/gyunyu.html
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