みかんの皮が蚊取り線香に
古くからみかんの皮には様々な効能があるといわれ、用途に応じていろいろな使われ方をしてきました。ざっと調べただけでも以下のように利用されていることがわかります。
・風邪予防
よく洗い刻み1週間干して乾燥させたみかんの皮を、細かく刻んで砂糖とともにお湯で溶かしたものを飲みます。
・胃の痛みの緩和
上記のように乾燥させたみかんの皮を細かく刻んでフライパンでいります。すり鉢などで粉末にした後はちみつとともにお湯に溶かしたものを飲みます。
・冷え性
食べ終わったみかんの皮をよく洗い、5?6個まとめて布袋に入れ、沸かしたお風呂に浸します。みかんの皮の精油成分がお風呂に溶け出し、毛細血管を広げてくれますから、身体が温まり、血液の循環がよくなり、冷え性、リューマチ、神経痛などに効果があります。
・食器洗い
汚れを皮の白い部分でふきとったあと、表の皮のほうでもう一度こすります。あとはお湯で洗い流すだけ。油料理のお皿もきれいになります。
このようにみかんの皮を使って健康を保つだけでなく、生活の様々な場面で利用されていることがわかります。いつもは捨ててしまいがちなみかんの皮もこうしてみてみると、ものすごくもったいない大切なもののように思えてきます。
そこで最後に夏の暑い時期に利用できる方法を紹介したいと思います。それは、蚊取り線香として利用する方法です。乾燥させたみかんの皮に火をつけると、蚊取り線香として用いることができるのです。蚊は柑橘類が持つ独特のニオイを嫌う性質があり、それをうまく利用したものだといえます。
柑橘類のひとつであるカボスという名前は、いぶして蚊を追い払うために使われていたことから「蚊いぶし」と呼ばれていてそれがなまったものが由来している説もあるくらい。
まだまだ、こうしたみかんの皮利用法はたくさんありそうですね。
【参考】web R25
http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/wxr_detail/?id=20110620-00020457-r25&vos=nr25mn0000001
|
|
|
◆関連する記事◆