何となく信じているジンクス
科学的に証明されたものではないのだけど、なんとなく信じてしまうというジンクスというものがあります。それらは古くから言い伝えられているものであったり、出所がわからない単なる噂話だったりします。
一般に人から発せられる情報は、以下のふたつの条件下においてより広まっていくといわれています。
・ 社会的に興味深く人々がほしいと思える情報であること
・ 公のところからの情報量が極端に少なく、情報に飢えている状態であること
先の震災の際に、とある製油工場の有毒な煙に関する情報など、様々な噂話があたかも正しいものとして飛び交いましたが、まさに上記の条件を満たしていたからが故の出来事だったのです。
そんな噂話だけでなく、自分たちが信じているジンクスにはどのようなものがあるのかみていきたいと思います。
・ 四つ葉のクローバーを見つけると幸せになれる
・ 食べてすぐ寝ると牛になる
・ 2度あることは3度ある
・ 北枕は縁起が悪い
・ くしゃみが出たらどこかで噂話をされている
・ お茶に茶柱が立つと幸運がやってくる
・ 霊柩車を見たら親指を隠さなければいけない
・ ギザギザのついた10円硬貨をもらうとよいことがある
・ 世の中に自分と同じ顔の人が3人いる
・ 初夢に「一富士二鷹三なすび」が出てくると縁起がよい
どれも、どこかで聞いたことがあるようなジンクスばかりではないでしょうか。自分も子供の頃四つ葉のクローバーを探し回って集めた経験があります。比較的日陰で生育の悪そうなところにたくさん生えていた記憶があります。その結果幸せになったかどうかはわかりませんが、少なくとも満足な生活を送っていると思います。
おそらくこれらのジンクスは、どれも科学的に正しいということが証明されているものはないでしょう。しかし、ここまで広がった情報であるということは、何らかの効果があるからに違いありません。
人は、信じることによってその通りになるというプラシーボ効果を持っているといわれています。「思い込み」が身体に影響を及ぼすのです。プラスのジンクスはそれが自分自身の力となって、さらなる効果を生むことができるし、マイナスのジンクスがあると、悲しいことにその通りになってしまい、ジンクスに由来しているからと思い込んでしまう。
本当に当たっていたのかどうかは、自分自身の考え方一つで大きく変わってくることから、できることであればジンクスを自分をプラスに変える大きな力としたいですね。
【参考】escala cafe http://escala.jp/rank/2011/06/post_338.html
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