2016/05/01
Category: ITテクノロジー
ビルによってエレベーターの運転状況は様々ですが、朝の始業時間帯に集中する人を上手くさばくことができずに長い行列になってしまったり、他の階に行こうとしている人の流れを遮ってしまうこともあります。こういう状況を見るとエレベーターの稼働方法は奥が深いなと感じます。
そんなエレベーターですが、なんと行き先階のボタンを押さなくても自動で自分が行きたい階にいってくれるという素晴らしいエレベーターが誕生しました。作ったのはエレベーターの大手である三菱電機です。
まず、利用者が入口のセキュリティゲートを通るときに、社員証などから利用者の情報を取得して行き先階を自動でシステムに登録します。利用者に応じて、エレベーターが割り当てられ、利用者がゲートを通過するときにどのエレベーターに乗っていいのか示されるので、利用者は迷わずにそのエレベーターが繰るのを待ちます。
なので、利用者は、エレベーターホールで昇り・降りのボタンを押さなくてもエレベーターが到着し、指定されたエレベーターに乗り込んだ後も、行き先のボタンを押す必要はありません。
こういった手間を取り除けるだけでなく、同じ行き先の利用者を同じエレベーターに集めることで、停止する階を少なくし、待ち時間や乗車時間の短縮にもつなげることができるという素晴らし効果も期待することができるのです。
これによって、行きたい階が同じ者同士が同じエレベーターに乗車することになるので、上の階に行くのに下の方から順番に停止することによる時間のロスと精神的なものを軽減することができるのです。
このように、ただ単に単調に動作するのではなく、ある目的を持って時々刻々かわる利用者の負担を考えながら取り除いてくれる仕組みこそが、ITの真骨頂といえるもの。今後の多くのビルで導入が期待されます。
もう少し早く会社に到着して、余裕のある行動をすれば、エレベーターも空いていて何の問題も無いというお言葉は、今回あえて聞かなかったことにしたいと思います。
(参考)ITmediaニュース http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1602/08/news128.html
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2016/05/01
Category: 2016年_真田丸
今回は実に多くの場面で笑わせていただきました。今回は再会というタイトルが付いていますが、これまでに無いほどの三谷さんの世界をこれでもかというくらいに見ることができる内容となりました。その演出になくてはならないのが、秀吉を演じる小日向文世さんでしょう。
軽いノリで次々と人心を掌握していくのですが、その一つ一つの場面がユーモアに溢れています。例えば、家康と会うことになり、どうしても固まってしまうという秀吉は信繁に家康との場をセッティングするように依頼する時のノリ。さらに、かなり有名な場面である猿芝居の場面。こういった一つ一つに秀吉を利用した三谷ワールドが展開されています。
さらに、今回は今までに無いほどのユーモアセンスに溢れていたのが、周囲の人々も同じように笑いを取ろうとする場面があったことでしょう。例えば、出雲の阿国がきりに踊りのセンスがあるのではと、一回転させるのですが勘違いであったという場面などが挙げられます。とかく単調になりがちで前回まで上田の時のような迫力が欠けていて残念な気持ちだったのが、こうした演出を取り入れることによって、違った楽しみ方を提供してくれる感じがして、にやにやしながら物語に引き込まれていきました。
次回は、とうとう昌幸も上洛することになりそうです。なにやら残念そうな雰囲気ではありますが、そこはただでは起きない真田なので、楽しみにしたいと思います。
◆真田丸紀行◆
愛知県名古屋市
- 豊國神社
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2016/04/24
Category: 2016年_真田丸
上杉が徳川が攻めてきた際には真田に味方しないことを秀吉に約束させられた後、信繁の知らない間に越後に帰ってしまいます。この段階はもはや信繁は上杉の人質ではなくなり秀吉の家臣となるしか選択肢はない状況でした。真田家のためを思えば秀吉の動きを上田に伝えることができると思い直し、馬廻衆として働くことになります。しかし、実際には文を書いて送った途端に三成から返却されるという謎の検閲システムによって自由な動きを制限されることになるのは想定外だったでしょう。
さらに茶々に気に入られてしまって身の危険を感じながらも業務を遂行していくのですが、馬廻衆の中でも筆頭の平野長泰からは変な気を使われる始末。といいつつ平野も常にするめをしゃぶりながらまったりと仕事をしていて芸能ネタにばかり興味を持つオヤジ的な感じで描かれており、この先大きな出番もなさそうです。馬廻衆の面々もなかなか面白いメンバーが揃っているので、今後も要注意です。
周囲に目を向けると、家康が秀吉の顔色をうかがいながら真田攻めの許可を求め、それに信繁の意見を聞きながらYESの回答をする秀吉。次回は大きな戦に向かって話が進んでいくものとみられますが、今回徳川家でクローズアップされたのが平八郎の娘である稲。明らかになんらかのフラグであることは間違いないですが、今はあまり深く考えずに温かく見守ることにします。
◆真田丸紀行◆
愛知県津島市
- 妙延寺
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