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食後すぐの歯磨きは歯に悪い!?

2012年6月 08日 By: rainbow Category: ヘルスケア No Comments →

「食べたらすぐに歯を磨く」

小さい頃から当たり前のように教わってきたことで、自分たちも子供に対してそのように教えています。しかし、このことは実は歯に対して深刻なダメージを与えているということが、アメリカ・総合歯科学会の実験結果で明らかになりました。

歯の外側にはエナメル質があり、その内側には象牙質と呼ばれるエナメル質よりも柔らかく虫歯が進行しやすい層があります。実験では、食後30分経たずに歯を磨いた人は象牙質が腐食していて、この割合は20分以内に磨いた人だとより顕著になったといいます。逆に食後30分もしくは1時間経過してから磨いた人たちには、ほとんど腐食がみられなかったことを確認しています。

これは、食後すぐに歯を磨くと、食べ物に含まれていた酸を歯のより深い部分へ、より早く浸透させることになってしまい、歯磨きによって歯の腐食が促進されてしまうのは、食事をしてから30分以内であることがわかったというのです。この結果、歯の腐食を防ぐには、少なくとも食後30分経ってから歯磨きをするのが望ましいという結果が導かれたのです。

とは言っても、朝の忙しい時間の中で30分も待っていれば、遅刻してしまうという人は自分も含めて多いはず。そのために早起きするのもなんだか微妙です。その場合には、なるべく早めに口をゆすぎ、口の中に含まれる食べ物を取り除くといいでしょう。その上で、歯を磨くようにすれば上記のような腐食は多少軽減されると思います。

その上で、できる限り「食後すぐには磨かないほうが良い」ということを意識しておき、できるときには時間をあけるようにすればいいのではないでしょうか。

【参考】ROCKET NEWS 24 http://rocketnews24.com/2012/06/08/218845/

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(2009/01/16)
河田 克之

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ヨーグルトは体質にあったものを選ぼう

2012年6月 04日 By: rainbow Category: ヘルスケア No Comments →

最近、スーパーでは実に多くのヨーグルトが並んでいて、どれを食べたらいいのかわからくなるくらいなのですが、それぞれに特徴があり、その特徴が自分の体に合うかどうかで効果もまた違ってくるといいます。つまりみんながいいといっているヨーグルトが必ずしも自分に合うかどうかはわからないのです。

ここから、自分に合ったヨーグルトはやってみないと分からないということになるのです。大妻女子大学家政学部教授の青江誠一郎さんによると、一般にヨーグルトの中に含まれる乳酸菌やビフィズス菌が入っているヨーグルトは、生きた乳酸菌やビフィズス菌を腸内に取り込めることと、カルシウムを効率よく摂れる点で優れているといいます。

ヨーグルトなどに含まれる乳酸菌やビフィズス菌は、悪玉菌の働きを抑え、腸の機能を介して便秘の解消や、ダイエットサポート、免疫力アップなどを期待することができます。自分に合うものを探すために、まずは1週間同じ銘柄のヨーグルトを食べてみます。これは、腸内環境が約1週間で変わることから、うまくいけば体内の腸内細菌が入れ替わり、お腹の張り具合や便のにおい、硬さに変化をもたらしてくれるのです。

基本的には、銘柄のキャッチコピーを見ながら、自分が改善したいと考えている効果を望んで使ってみるのがいいのですが、ヨーグルトだけでなく他のものを併せて摂取することによって、様々な効果が出るとされています。

例えば、カルシウムを多く含むものを摂ると、ダイエット効果を期待することができたり、野菜や海藻、ドライフルーツなどに多く含まれる食物繊維や、バナナや玉ねぎ、きなこなどに多いオリゴ糖と一緒に摂取することによって、それらがビフィズス菌のエサとなって増殖しやすくなるといいます。

腸は、近年人間の脳と同等以上の細胞をもち、体の中で最も重要な部分の一つであることが認知されてきました。腸をいたわるというところまでなかなか気が回らない部分もありますが、これを機にヨーグルトでケアしてあげられたらいいですね。

【参考】NEWSポストセブン http://www.news-postseven.com/archives/20120602_112682.html

牛乳が冷房に頼らない熱中症対策に

2012年5月 13日 By: rainbow Category: ヘルスケア No Comments →

NHKのニュースで夏の猛暑に向けて、冷房に頼ることなく節電を実現し、なおかつ暑さに強く熱中症を防ぐことができる方法が紹介されていました。堅苦しいニュースの中で完全に浮いていた感のあるこの話題ですが、しっかりと日本の医師などで作る学会によってまとめられたものだからこそ、この時間に放送されていたのでしょう。

それは、5月や6月という夏になる前から、ややきつい運動をして、その直後に牛乳を飲むことが効果的だというもので、医師やスポーツなどの専門家で作る「日本生気象学会」がまとめたといいます。この内容と全く同じことが、2011年にNHKで放送された「ためしてガッテン」でも紹介されており、情報のもとはどちらも信州大学の能勢博教授であることがわかります。能勢教授は、日本生気象学会の幹事でもあり、自分の発見が学会として示されたということなのでしょう。

その具体的な方法について見てみます。5月ごろから汗ばむ程度のややきつい運動を一日30分行い、その直後に牛乳など糖質とたんぱく質を含む食品を摂取します。この運動を、週に4日以上1か月行うと、血液量が増えるために汗をかきやすくなって、暑さに強い体を作ることができるとしています。また、お年寄りなど体力に自信がない人には、望ましい運動として、速歩とゆっくりとした歩きを3分ごとに繰り返す「インターバル速歩」を勧めています。ここで目安となる牛乳の量は300ミリリットル程度です。

では、なぜ牛乳がいいのでしょうか。

能勢教授によると、血液の中に含まれる「アルブミン」という物質が関係しているといいます。牛乳をはじめとした乳製品に含まれるたんぱく質は、血液中のたんぱく質であるアルブミンの合成を助けてくれます。このアルブミンは、浸透圧を調整する働きがあるため、アルブミンが増加すると血液に水分が引き込まれ、血液の総量が増え、血流もよくなるのです。結果として血液量は増え、持久力が高まるのです。さらに乳製品には、疲労を早く解消してくれる要素もあることから、まさに一石二鳥ともいえます。

昔の日本人は、季節によって血液量を増減させ、体を順応してきたのですが、近年は冷房等によってこの機能が上手く働かず、夏でも血液量が少ないままで、持久力がなくなり、ちょっと階段を上っただけで息切れし、結果として体のだるさや疲れやすさなど、夏バテの大きな原因につながっていると能勢教授は指摘しています。

週4日以上もややきつめの運動をすることに対して、やはり抵抗も大きいでしょう。自分でやらないとという強い意志がないとなかなか続きません。自分に強制的に運動をさせるような宣言や使命を課してやるくらいの気合いを付けることが求められそうです。

そうして頑張って帰ってくると、肝心の牛乳がブームで品切れ、なんていうことになるのも、もしかしたら時間の問題かもしれませんね。

【参考】NHKニュース http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120513/t10015085701000.html

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