あしたまにあーな

毎日の生活に ほんのちょっとのうるおいが 届きますように


あしたまにあーな > ヘルスケア


みかんの皮が蚊取り線香に

2011年6月 23日 By: rainbow Category: ヘルスケア No Comments →

古くからみかんの皮には様々な効能があるといわれ、用途に応じていろいろな使われ方をしてきました。ざっと調べただけでも以下のように利用されていることがわかります。

・風邪予防
よく洗い刻み1週間干して乾燥させたみかんの皮を、細かく刻んで砂糖とともにお湯で溶かしたものを飲みます。

・胃の痛みの緩和
上記のように乾燥させたみかんの皮を細かく刻んでフライパンでいります。すり鉢などで粉末にした後はちみつとともにお湯に溶かしたものを飲みます。

・冷え性
食べ終わったみかんの皮をよく洗い、5?6個まとめて布袋に入れ、沸かしたお風呂に浸します。みかんの皮の精油成分がお風呂に溶け出し、毛細血管を広げてくれますから、身体が温まり、血液の循環がよくなり、冷え性、リューマチ、神経痛などに効果があります。

・食器洗い
汚れを皮の白い部分でふきとったあと、表の皮のほうでもう一度こすります。あとはお湯で洗い流すだけ。油料理のお皿もきれいになります。

このようにみかんの皮を使って健康を保つだけでなく、生活の様々な場面で利用されていることがわかります。いつもは捨ててしまいがちなみかんの皮もこうしてみてみると、ものすごくもったいない大切なもののように思えてきます。

そこで最後に夏の暑い時期に利用できる方法を紹介したいと思います。それは、蚊取り線香として利用する方法です。乾燥させたみかんの皮に火をつけると、蚊取り線香として用いることができるのです。蚊は柑橘類が持つ独特のニオイを嫌う性質があり、それをうまく利用したものだといえます。

柑橘類のひとつであるカボスという名前は、いぶして蚊を追い払うために使われていたことから「蚊いぶし」と呼ばれていてそれがなまったものが由来している説もあるくらい。

まだまだ、こうしたみかんの皮利用法はたくさんありそうですね。

【参考】web R25
http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/wxr_detail/?id=20110620-00020457-r25&vos=nr25mn0000001

体力を示す5つの力

2011年6月 08日 By: rainbow Category: ヘルスケア No Comments →

人間ドックや健康診断を受けるたびに、これから運動をして来年までには体力が上がるようにしようと考えるものです。早速次の日から実践しようとするのですが、それも長続きせずに三日坊主となってしまいまた来年も同じ結果か、加齢の分もっと悪い結果になって落ち込むことになるのです。

しかし、考えてみると「体力」とはどのような力のことを示すのでしょうか。なんとなく体がよく動くかどうかといった漠然としたイメージしかないのですが、平石貴久医師によると体力とは、「柔軟性」「敏捷性(びんしょうせい)」「筋力」「巧緻性(こうちせい)」「平衡性」の5つの力を総合的に発揮した結果だといいます。

そこで、これらの力とはどのようなものか、それをチェックする方法についてご紹介したいと思います。

柔軟性
・ 意味: 体の柔らかさのこと
・ チェック方法: 片方の腕を肩越しに背中へ、そしてもう片方の腕を腰から伸ばして握手できたらOK

敏捷性
・ 意味: とっさの判断によって、行動できる力のこと
・ チェック方法: お風呂で立ったまま濡れたタオルを片手で持って高く持ち上げ、それを落とし3回拍手してキャッチできたらOK

筋力
・ 意味: 朝起きてから夜寝るまで、すべての行動をスムーズに行える力のこと
・ チェック方法: 動かない椅子の上で両手を座るところにおいて、そのまま腕で体を10秒間浮かせたらOK

巧緻性
・ 意味: 体をたくみに動かす能力のこと
・ チェック方法: 座った状態で右手は拳で机をたたき左手は前後に机をさすり、その後急に左右逆の動作に切り替えられたらOK

平衡性
・ 意味: 体のバランスをとる力のこと
・ チェック方法: 立ったまま目を閉じ片足で立って、立っている足を動かさずに首を左右に回せたらOK

これらの力が総合的にある人のことを「体力がある人」であると呼ぶのだそうです。自分は柔軟性、巧緻性がないので体力がないということになりそうです。ただしそう悲観的にならなくてもよさそうで、運動の開始前と終了後に継続的にチェックするようになると、スムーズにできるようになりやがて体力もアップするのだと平石先生はアドバイスしています。

筋肉をつけるだけではなく、このようなバランスがいい体を作り上げていくことこそが、本当の体力がある人だといえるのです。あきらめずに頑張ってみようと思います。

【参考】日経Plus1 2011/06/04

缶コーヒーを飲むほど眠くなる理由

2011年6月 06日 By: rainbow Category: ヘルスケア No Comments →

仕事をしていると無性に缶コーヒーが飲みたくなります。自分でドリップして飲むのもいいのですが、缶コーヒー独特の甘さと味にどこか惹かれてしまうものがあり、本当のコーヒーの味ではないと分かっていてもついつい自動販売機でボタンを押してしまいます。

そんな缶コーヒーを飲む理由のひとつとして、「眠気覚まし」を挙げる人も多いでしょう。コーヒーに含まれるカフェインには覚醒作用があることは周知のことであり、眠気撃退を求めて手を伸ばします。

缶コーヒーを飲むと眠くなる?

しかし、「成功する人は缶コーヒーを飲まない」の著者である姫野友美によると、缶コーヒーを飲み過ぎると逆に眠くなると指摘しています。これは今まで当たり前と思っていたことの真逆をいくような指摘であり、その真相について姫野さんの話をもとに紹介したいと思います。

眠くなってしまうその根本原因は、缶コーヒーのなかに含まれる砂糖だといいます。コーヒー自体には覚醒作用によって眠気を覚ましたり、倦怠感を取り除き集中力をアップさせたりする働きがあるのは上記で書いたとおりですが、逆に缶コーヒーのように大量の砂糖の影響によって、覚醒作用も持続性がなく一瞬で終わってしまうそうです。

砂糖が眠くさせるメカニズム

砂糖を摂取することによって血糖値が急上昇します。そうすると、体がそれを下げようとして膵臓からインスリンというホルモンを出します。これで適度に下がればいいのですが、そうはなかなかいかずに今度は血糖値が下がりすぎてしまいます。

血糖値が下がるということは、脳のエネルギー源のひとつであるブドウ糖が供給されないということを示しています。この血糖値が下がる瞬間に、人は吸い込まれるような眠気に襲われるのです。

本来であれば、血糖値はゆっくり上がってゆっくり下がるものですが、缶コーヒーの砂糖が多すぎるため、一気に上がって一気に下がるという、とても不安定な状態になってしまうことから上記のような状況になってしまうのです。

さらに缶コーヒーを飲むことによって頭がぼんやりしてしまったので、さらに缶コーヒーを飲んでしまうと、血糖値の反応が鈍くなり、なかなか血糖値が上がらない「無反応性低血糖症」になってしまうといいます。こうなるといつも頭がぼーっとしたままで無気力、集中力ゼロとなってしまうのだそうです。

ここから言えることは、仕事の能率を上げたり、眠気を覚ます必要がある運転中であれば、必ず「砂糖が入っていないもの」を選ぶことが大切だといえます。

砂糖の量は栄養表示基準により、「微糖」であれば100ml中2.5g以下、「無糖」であれば100ml中0.5g以下の砂糖を使っていることとされているので、できるだけ少ないものを選ぶといいと思います。また「砂糖不使用」は砂糖は使っていないのですがその他の糖分を使用しているので注意が必要です。

用途に応じて、缶コーヒーの種類を使い分けて美味しく楽しく飲めるといいですね。

【参考】WEB本の雑誌 http://www.webdoku.jp/tsushin/2011/06/06/152354.html

成功する人は缶コーヒーを飲まない 「すべてがうまく回りだす」黄金の食習慣 (講談社プラスアルファ新書) 成功する人は缶コーヒーを飲まない 「すべてがうまく回りだす」黄金の食習慣 (講談社プラスアルファ新書)
(2011/04/21)
姫野 友美

商品詳細を見る