あしたまにあーな

毎日の生活に ほんのちょっとのうるおいが 届きますように



おいしいブロッコリーを選ぶ方法

2012年1月 20日 By: rainbow Category: グルメ No Comments →

一年中食べることができるブロッコリーの旬は、実は今頃の晩秋から早春までだといいます。旬を迎えるブロッコリーはほのかな甘さを含んでいて新鮮でおいしいことから、スーパーでも様々な産地のブロッコリーが置かれています。ブロッコリーはクセがなくおいしく食べることができますが、軽く湯がいてマヨネーズをつけて食べるという一番簡単な方法が我が家では最も好まれていて、子供も本当に小さい頃からぱくぱくと食べていたものです。

原産地は地中海沿岸で、よく青汁の原料として知られるケールを改良して作られたものだそうです。その歴史はかなり古く、古代ローマ人も食べていたという話もあることから、年期の入った野菜であることが分かります。
そんなブロッコリーについて、今回はおいしい食べ方と選び方について紹介したいと思います。日常的に食べる野菜であるからこそ、できるだけおいしく食べ続けたいものです。

おいしいブロッコリーの食べ方

・ 新鮮なほど甘みがあるので、買ってきたらできるだけ早く食べる
・ 塩をひとつかみ入れた熱湯で、やや固めにゆでる
・ ゆでた後のブロッコリーは水っぽくなるので冷水に浸さない。ザルにあげてそのまま冷やす

二つ目の固さ加減については好みに応じて色々と試してみるといいと思いますが、その後の冷やし方を考えると、熱湯ではやはり少しだけ固めにゆであげた方がいいでしょう。ゆですぎてふにゃふにゃになってしまっては、美味しさも半減してしまいます。

◆ おいしいブロッコリーの選び方

・ 緑色のつぼみの集まり(花蕾)が全体的にこんもりしていて緑色が濃いもの
・ つぼみが小さく締まっているもの
・ 茎の先端の切り口が新鮮でスがはいっていなこと

何でもそうですが身が締まっているものほど、歯ごたえもいいですしおいしいと感じます。ブロッコリーでも同様のことがいえ、主に食べるつぼみの部分が詰まっているものを選びます。また、茎に穴が開いているようでは健康なものとは言えません。ひっくりがえしてみて、穴が開いていないが確認してみましょう。

誰でも手軽においしく食べることができるからこそ、ブロッコリーはここまで人気野菜になれたのだと思います。上記のような一手間をかけたことによって、いつもよりもほんの少しだけおいしく感じることができるのは間違いないでしょう。是非実践してみてはいかがでしょうか。

【参考】日経Interesse No.190

横浜名物「サンマーメン」普及なるか

2012年1月 11日 By: rainbow Category: グルメ No Comments →

ラーメンはその土地ごとに様々な特色を出して、地域に根ざした名物となっているものが多くあります。例えば喜多方ラーメン、北海道の味噌ラーメン、博多ラーメンなどがありますが、自分の地元である横浜にも家系ラーメンというものがあります。吉村家という総本山があり、そこから分家した形で横浜の各地に「○○家」というラーメン屋が存在しています。結構有名で全国でもカップラーメンとして売られていたりします。

そんな横浜名物ラーメンとして、実はもう一つ大きなものがあるのをご存じでしょうか。それが「サンマーメン」です。横浜発祥とされるこのラーメン、初めて聞いた人はサンマが入ったラーメンを一様にイメージするそうですが、実際にはサンマは入っておらず、もやしを中心とした野菜と豚肉を炒めて塩やしょう油で仕上げたあんかけが麺の上に乗っているラーメンです。麺は細くて、スープはしょう油味で仕上げられているので、味もあっさりとしていてすごくおいしいのです。

サンマーメンの語源は、広東語で生馬(サンマー)麺であり、生(サン)は「新鮮でしゃきしゃきした」、 馬(マー)は「上に載せる」と言う意味があります。つまり新鮮な野菜や肉をサッと炒めてしゃきしゃき感の有る具を麺の上に載せることから名付けられたと伝われているのです。

昭和初期に横浜で誕生したと言われているこのサンマーメンですが、主に中華料理屋さんで食べることができ、専門店は非常に少ないのが現状です。知名度はあまり高くなく、とある調査では横浜市内の中華料理店812軒に来場した人615人を対象に調査したところ、サンマーメンを提供している中華料理店は66.7%にのぼったものの、来館者で「知っている」と答えた人は28.9%という散々な結果になったといいます。

この事態を重く見た「ラーメンの鬼」佐野実さんは新横浜のラーメン博物館にある「支那そばや」で、オリジナルメニューとして「佐野実のサンマーメン」を売り出し横浜名物サンマーメンの魅力を伝え始めました。佐野さんだけでなく、一度食べたことがある人であれば、そのあっさりとしていて食べ応えのあるサンマーメンのファンになれると思います。今、B級グルメが各地で盛り上がる中、サンマーメンは横浜の代表的なB級グルメといえるのではないでしょうか。

【参考】
・oriconグルメ http://gourmet.oricon.co.jp/2004099/
・かながわサンマー麺の会 http://www.sannma-men.com/index.html

おせちの具材の由来は?

2011年12月 20日 By: rainbow Category: グルメ No Comments →

そろそろ年末を迎え、新しい年が間もなくやってきます。今年一年皆さんにとってどんな一年だったでしょうか。色々なことがあったとしても、一度忘れておせち料理と共に新年を迎えたいと思うのは日本人の心ゆえの気持ちなのだと思います。

そんなおせちですが、元々は年神を迎えるために備えた料理を節供料理が縮まったものだといわれていて、現在のように重箱を使うようになったのは、江戸時代にはいってからだといいます。

辻調理師専門学校日本料理専任教授の杉浦孝王さんによると、おせちには、重箱を重ねることで、幸せが重なりますように、という願いが込められているという説もあるのだとか。箱にこのような思いが詰められているのだとしたら、中身にも当然何らかの思いがたくさん入っていそうな気がします。

杉浦さんによると、おせちの中身には以下のような由来があるといいます。

【黒豆】
まめという言葉には、元来、「健康」という意味がある。まめに暮らしたり、まめに働いたりできますように、という願いが。黒色は道教では魔除けの意味も。

【ごまめ】
その昔、田畑の肥料として使われていたカタクチイワシを使っていることから、田作りとも呼ばれ、五穀豊穣の願いが。

【数の子】
卵の粒が多いことから、子孫繁栄を意味する。

【伊達巻き】
「伊達男」といういいかたもありますが、派手で見栄えがいいという意味が。卵を使うので、子孫繁栄の象徴でもある。

【昆布巻き】
昆布はよろこぶという語呂合わせがある、おめでたい食材。広布とも呼ばれ、世間に名を広める、つまり出世を意味する。

【えび】
そのまま加熱すると背が丸くなることから、腰が曲がるまで長生きできますようにという意味が。

【鯛】
めでたいの語呂合わせから。

【きんとん】
漢字で書くと金団となることから、財宝を意味する。経済的に豊かな生活の象徴。

いかがでしょうか。みなさんの家庭のおせち料理には上記のうちどのくらいが入っていますか。ほとんどのものは、一年中の中でこの日くらいしか口にしないというものも多いのではないかと思いますが、そのときにそれぞれの由来を感じながら食べてみると、また違ったお正月を感じることができるのではないでしょうか。

【参考】NEWSポストセブン http://www.news-postseven.com/archives/20111213_74905.html