あしたまにあーな

毎日の生活に ほんのちょっとのうるおいが 届きますように



シジミは冷やしたほうがおいしい

2012年4月 30日 By: rainbow Category: グルメ No Comments →

潮干狩りの季節ですが、今年も砂浜は閑散としているといいます。アサリやシジミにとっては、より大きくなって成長するためにはもってこいの環境だと言えるのですが、酒蒸しなど旬の季節にたくさん食べてみたいという思いもあるでしょう。

そんなシジミは、実は一度冷凍保存することによって生で食べるよりも、よりおいしくなるといいます。それは、シジミに含まれる栄養素であるオルニチンが、いったん冷凍することで何倍にも増え、シジミの細胞が冷凍することで壊れてうまみ成分も出やすくなることが要因なんだそうです。

以下に、シジミの冷凍方法について紹介したいと思います。

◆ 砂抜きする
薄めの塩水で2時間くらい砂抜きします。砂抜き済のを買った場合はこの工程はとばしてください。

◆ シジミをよく洗う
解凍後、そのまま食べるのでよく洗ってください。

◆ 1回分ずつ小分けして冷凍する
1回分ずつフリーザバッグか、ビニール袋に入れて冷凍します。

こうやって、冷凍したシジミを使う時には、冷凍庫から出して、お鍋にそのまま放り込みます。お吸い物でもお味噌汁でも間単にシジミ入りのものができます。冷凍しないシジミを使った場合よりダシが出ておいしいといいます。

なので、スーパーでシジミが特売になっていたら、購入をして家で冷凍しておくといいでしょう。シジミの栄養素オルニチンは疲労回復やダイエット、美容、そして二日酔いにすごく効くとされています。日常生活の中で気軽にとることができるよう、冷凍庫に常にストックしておくといいでしょう。

【参考】nanapi http://nanapi.jp/4645/

懐かしの給食「ミルメーク」とは

2012年2月 23日 By: rainbow Category: グルメ No Comments →

とある番組で懐かしの給食ベスト3を紹介しており、その中で見事第3位に輝いたのがミルメークという商品。この番組を見ていた会社の同僚は、ミルメークというものの存在を知らず、きっと最近の小中学生だけが知っている今風のメニューであると推測し、会社で様々な人に聞いてみると意外にも同世代の人で、小中学校の給食でミルメークが出たという人が思いの外多くいることにショックを受けたといいます。

このミルメークとは、愛知県名古屋市の大島食品という会社が製造している粉末で、これを牛乳に入れることによって、牛乳がもっとおいしいコーヒー牛乳に早変わりするという魔法の代物です。そのほとんどは給食用として生産されていて、この会社以外にはないものとみられます。このミルメークは昭和42年から製造しているというのですから、ある程度の世代までは知っていてもおかしくないものでしょう。

粉末には、コーヒー味以外にココア味、バナナ味、イチゴ味と様々な味が存在し、いずれも牛乳に混ぜるだけでおいしく飲みやすい牛乳を体験することができるようです。さらに大島食品のページを見ていると、粉末だけでなくチューブ式の液体バージョンも存在していて、牛乳のストローの口から注入することによって粉末と同様の味にすることができます。

自分は横浜市出身なのですが小学校の頃、ミルメークというものが給食に出てきたことはなく存在を知らない一人です。コーヒー牛乳はそのままパックになって出てきていたので、ミルメークを入れるということがありませんでした。

ちなみに、牛乳パックを正しくはスプーンの後ろを使って裂いてきれいにたたんで返却するのが正しいやり方なのですが、一部の男子は足で踏みつけて「パンッ」というけたたましい音とたてながら割っている人もいました。その後床に牛乳が飛び出し、それを事もあろうかぞうきんで拭き取り、そのままぞうきんを放置して教室中が悪臭で漂うという悲惨な状況になる苦い経験もあります。

ミルメークの登場に世代差がないとすれば地域差ではないかと思って、さらにヒアリングをしてみると、全国的にミルメークが給食に登場している様子。鹿児島県出身の人は、土曜日にはミルメークが必ず登場したといいます。また、静岡県出身の人はチューブ式のミルメークが半年に1回登場し、その人はちょっと贅沢な気持ちになったといいます。

ここから分かるように、子供たちにとってミルメークはほんの少しの贅沢を感じることができるご褒美のような存在であったことが推測されます。全国的にミルメークの普及がどのような分布になっているのか、気になるところではあります。ちなみに給食ランキングの2位はソフトめん(ミートソース)、1位はあげパンでした。

【参考】大島食品 http://www.milmake.com/

場所によって違う「今川焼」の呼び方

2012年1月 30日 By: rainbow Category: グルメ No Comments →

焼き物のお菓子の中で、子供にも人気で甘くておいしい今川焼き。小さい頃から横浜・高島屋の地下にある御座候のおやきのことがすごく好きで、何個でも食べることができたのを思い出します。今川という名前は江戸の今川橋近辺の店で売り出されたことから命名されたのだといわれていて、全国的に標準的な名前といえます。

この今川焼きですが、実は全国で様々な世簿方がされているのをご存じでしょうか。シンプルなお菓子であることから、色々と呼ばれているのですがいったいどのような呼ばれ方をしているのでしょうか。今回はこの今川焼きの呼び方について見てみたいと思います。

◆ 大判焼き
名前の由来は四国の松山にあるといわれています。昭和31年から昭和33年にかけて週刊朝日に連載された獅子又六の小説「大番」が話題となり、これが愛媛県宇和島市の名菓となりました。

そこからヒントを得た菓子機メーカーが自社の焼き機の名称を「大番焼き機」にしようとしましたが、小説名と同じ名前はつけない方が良いと判断し「大判焼き機」にしたのがルーツだとされています。

思いがけないネーミング変更が全国に広がるとはこの当時の人は思いも寄らなかったことでしょう。

◆ 回転焼き
大阪を中心に関西から九州地方で主に呼ばれています。文字通り回転させて焼いていくことからそのように呼ばれたものだと考えられます。ある意味大判焼きよりもその作り方がよく分かるのではないでしょうか。

◆ おやき
主に東北地方から北海道でそう呼ばれています。非常にシンプルながらもなんとなく親しみやすさを覚えます。ちなみに自分は「御座候のおやき」とセットになって覚えていたので、最もなじみ深い呼び方がこれです。

このほかにも、二重焼き、太鼓饅頭、じまん焼き、甘太郎焼きなど非常に様々な呼び方がされていることがわかります。それは昔から伝わる食文化に深く根付いた日本人の味であるからに他なりません。まだまだこのほかにもたくさん今川焼きの呼び方はあるそうなので、旅行などで出かけた際に探してみるのも面白いかもしれませんね。

【参考】
・gooランキング http://ranking.goo.ne.jp/ranking/056/com_sense_R9NgsOG_8fEy_all/
・二重焼き http://hb2.seikyou.ne.jp/home/my-morita/ni/how_to/ni_name.htm