あしたまにあーな

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風林火山 第32回 「越後潜入」

2007年8月 12日 By: rainbow Category: 2007年_風林火山, ドラマ 1 Comment →

今回は、緒方拳が演じる宇佐美定満がいぶし銀の存在感を出しています。

毘沙門天を崇拝し、欲を捨て義を重んじようとする長尾景虎に対して、宇佐美は欲を捨てるということに固執することこそが欲であり、そうではなくありのままの自分を出そうとする姿が大切であるということを諭すのです。

上杉家を重んじる宇佐美にとって、その上杉家を再興すると宣言した長尾景虎は従うに価すると判断できるほどの器だったんでしょう。

勘助は捕らわれたまま、遠くの戦況が悪いことに居ても立ってもいられない雰囲気をよく出していました。でも、さすがにあそこまでバレバレだと長尾景虎でなくても分かってしまいますよ ^^;

晴信もかなり人間味くさくなってきましたね。しんがりをつとめると宣言し自分の身をかけて戦おうとする真田幸隆に死んではならぬと諭します。いつもながら市川亀治郎さんは演技がうまいですね。

さて、次回はとうとう勘助の素性がばれ、身の危険にさらされます。どのように逃れるのかに期待しましょう。
ガックンの化粧が濃いんですが、そう思うのは自分だけでしょうか・・・

風林火山 第31回 「裏切りの城」

2007年8月 05日 By: rainbow Category: 2007年_風林火山, ドラマ 1 Comment →

今回はなんと言っても、真田幸隆ですね。佐々木蔵之介さん、演技うますぎです。ちなみにこの人は京都市の造り酒屋 佐々木酒造の息子らしいです^^;

真田の郷を奪い返すため、時には味方を欺き真の敵を追い詰めるその姿が実に印象的です。

戦国の世は、戦で勝利をおさめ名声を高める人と共に、敗北し家族や大切な人を失っていく側面もあるが、今回はそれをよく表現できていたと思う。

真田の諜略に矢崎は敗北し、その婿息子と娘を残し討ち死にしていきます。

生きたくても、大きな流れに逆らえず、それを正義として果てていくしかないこの時代の過酷さを伺いすることができる場面でした。ある意味62年前の人たちの気持ちに相通じるものがあるのかもしれません。

風林火山 第30回 「天下への道」

2007年7月 29日 By: rainbow Category: 2007年_風林火山, ドラマ No Comments →

今回は、Gackt演ずる長尾景虎が本格的に登場し、徐々に長尾家の実権を握り、とうとう越後の国主となるまでが中心となっている。

しかし、Gacktの存在感大きいですね。服装などはあまり他の役者と変わらないのですが、なぜか存在感があります。70%くらいは青白い化粧と、今までの戦国武将のようなメークではないところからくるんだと思いますが、演技もうまいです。

この時期から鉄砲を使いこなそうとする武田晴信には意外さを感じます。武田晴信の子供である武田勝頼が、長篠の戦いで織田信長の鉄砲隊に敗北し滅亡の道へと進んでしまう、その根源である鉄砲を晴信はこの時期から手にしていたんですね。これをもっとうまく使いこなしていれば、本当に天下人になったかもしれませんね。(歴史にタラレバは禁物ですが^^;)

最後に、越後と駿河を手中におさめ、南北の海を手にして天下に号令すると晴信が宣言していますが、彼が仮に90歳くらいまで生きるのであればそれが現実になったんだろうなと思ってしまうほど、すばらしい武将になっていっています。

本格的に長尾景虎との戦いに向かって、まずは信濃の村上義清です。どうやって攻略していくか楽しみに待つとしましょう。