風林火山 第30回 「天下への道」
今回は、Gackt演ずる長尾景虎が本格的に登場し、徐々に長尾家の実権を握り、とうとう越後の国主となるまでが中心となっている。
しかし、Gacktの存在感大きいですね。服装などはあまり他の役者と変わらないのですが、なぜか存在感があります。70%くらいは青白い化粧と、今までの戦国武将のようなメークではないところからくるんだと思いますが、演技もうまいです。
この時期から鉄砲を使いこなそうとする武田晴信には意外さを感じます。武田晴信の子供である武田勝頼が、長篠の戦いで織田信長の鉄砲隊に敗北し滅亡の道へと進んでしまう、その根源である鉄砲を晴信はこの時期から手にしていたんですね。これをもっとうまく使いこなしていれば、本当に天下人になったかもしれませんね。(歴史にタラレバは禁物ですが^^;)
最後に、越後と駿河を手中におさめ、南北の海を手にして天下に号令すると晴信が宣言していますが、彼が仮に90歳くらいまで生きるのであればそれが現実になったんだろうなと思ってしまうほど、すばらしい武将になっていっています。
本格的に長尾景虎との戦いに向かって、まずは信濃の村上義清です。どうやって攻略していくか楽しみに待つとしましょう。
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