あしたまにあーな

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もの忘れをしないために

2012年6月 24日 By: rainbow Category: 日記 No Comments →

奥さんから頼まれた買い物を忘れてしまったり、ついちょっと前まで読んでいた本の内容を覚えていなかったりする度に、まだまだ自分の中では若いつもりでも「もの忘れが激しくなった」と感じてしまいます。このうっかり忘れですが、実ははじめから覚えていないからと脳神経医の築山節先生はいいます。

人が物事を覚えるというのは、聞いたり見たりするだけではダメで、一度脳の中を通してアウトプットの処理をすることで記憶に残るといいます。特に興味がない分野ならば、繰り返しアウトプットしなければなりません。

自分たちが「もの忘れ」と思っているほとんどのシーンにおいて、このアウトプットして記憶として定着させる処理をしていないことから、最初から覚えていないも同然とのこと。ということは、忘れたくないのであればこのアウトプット処理をすることが求められるということになります。

具体的には、聞いたことを声に出したりメモをすることによって、もの忘れ対策になります。人からもらった名刺を声に出して読んでみるのもいいでしょう。

さらに人間の記憶容量には限界があるので、大雑把なテーマだけを覚えておき、詳細はノートにメモをして、必要なときにノートを見るようにすることによって記憶すべき情報の整理を行うこともできます。

このようにメモと声だしによってほとんどのケースにおいてもの忘れを和らげることができると築山先生は話しています。一見当たり前のことでも、日常的に意識している人は少ないでしょう。これは忘れてはいけない、というときに、意識してみるといいでしょう。

【参考】web R25 http://r25.yahoo.co.jp/

脳が冴える勉強法―覚醒を高め、思考を整える (NHK出版新書 369) 脳が冴える勉強法―覚醒を高め、思考を整える (NHK出版新書 369)
(2012/01/06)
築山 節

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平成と西暦の相互変換方法

2012年6月 17日 By: rainbow Category: 日記 No Comments →

申込用紙や書類に年月日を書かなければならないとき、その欄が西暦で固定されている場合もあれば平成や昭和などの年号で固定されていることもあります。それぞれを覚えていれば問題ないのですが、ふと忘れてしまったりするのはよくあること。今年というレベルであればいいのですが、数年前の日付を書かなければならないときは、どちらかの日付しか覚えていないということもあると思います。

そんなときに、フリーのアプリなどをダウンロードしておいてそれを使うということもありなのですが、そうそう利用する頻度は少なく、ダウンロードするまでもなく頭の中で瞬時に割り出したいと思います。そこで、頭の中で簡単に計算できる方法を見てみたいと思います。

◆平成と西暦の計算(2000年以降)
西暦から年号に変換する場合は、西暦の下二桁の数字に「12」を足せばOK。逆に、年号から西暦に変換する時は、年号から12を引いて2000を足せば西暦になります。

(例)
・西暦2018年を年号に変換する場合: 18+12=30なので「平成30年」
・平成28年を西暦に変換する場合: 28?12=16なので「西暦2016年」

「今年は平成何年だっけ…?」と思ったら、西暦に12をたすと覚えます。

◆昭和と西暦の計算
西暦から年号に変換する場合は、西暦の下二桁の数字から「25」をひけばOK。逆に、年号から西暦に変換する時は、年号に25を加えて1900を足せば西暦になります。

(例)
・西暦1955年を年号に変換する場合: 55?25=30なので「昭和30年」
・昭和17年を西暦に変換する場合: 17+25=42なので「西暦1942年」

常に西暦で始めると考えておき、平成の場合は12を足す、昭和の場合には25を引くと覚えておくといいと思います。いつの時代の日付が登場するか分かりませんから、事前に全てを覚えておくのは厳しいので、法則を覚えておくことによって、瞬時に正しい答えを導くことができればいいですね。

【参考】lifehacker http://www.lifehacker.jp/2012/06/120617heiseinannen.html

歴代天皇・年号事典 歴代天皇・年号事典
(2003/11/21)
米田 雄介

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懐かしさを感じる「雨のにおい」の正体

2012年6月 14日 By: rainbow Category: 日記 No Comments →

梅雨の季節は何となくじめじめしているし、肌寒いしいいことないと考えてしまいがちですが、雨の降り始めと雨上がりに、なんだか懐かしくなる「雨のにおい」を感じてちょっと嬉しくなったことがある人は誰でもいると思います。

でもよく考えてみると、この「雨のにおい」とはどのようなものなのでしょうか。それを科学的に示してくれたのが、においの研究している東北大学大学院の坂井信之准教授です。今回はこの坂井さんから、雨のにおいの正体を教えてもらうことにしましょう。

◆雨が降る前のにおいは植物由来
雨自体はただの水分なのでにおいはありませんが、それ以外に起因している物質があります。まず、雨が降る前に大気中の湿度が上昇すると、地面に生えている植物に含まれる鉄分や油分が湿気に反応して、「ペトリコール」という独特のニオイ物質を発散します。

◆雨上がりのにおいは下水のにおい!?
雨が上がった後の空気は、少し埃っぽいニオイがします。これは雨で湿った土壌に含まれる細菌や微生物が発散する「ゲオスミン」という物質のニオイで、人の嗅覚はこのニオイに対して非常に敏感だといわれています。ギリシャ語で「大地のニオイ」という意味の名前で、下水道から発生するカビ臭いニオイと同じ成分なのです。

それぞれのにおいが、とある物質が起因していることはわかりました。それに対して、人は懐かしさを感じるわけですが、これは、人が誰でも同じように感じるものではないといいます。

子供の頃育った環境でこのにおいをかいだことが記憶の中に刻み込まれており、それが今も息づいているのです。においや味というものは、小さい頃の記憶をよく覚えていてそれが「懐かしさ」を感じさせているということになります。

それと一緒に小さい頃に雨の中で遊んだ楽しい思い出もセットになっている人は、雨に対しても憂鬱ではなく楽しみに感じているのではないでしょうか。

【参考】web R25 http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/wxr_detail/?id=20120613-00024662-r25

雨のにおい 星の声 (えほん・こどもとともに) 雨のにおい 星の声 (えほん・こどもとともに)
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赤座 憲久

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