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龍馬伝 第23回「池田屋に走れ」

2010/06/06 Category: 2010年_龍馬伝

あれだけ大きく志士たちの心を動かした尊皇攘夷はなかなか完全に消えたりはしませんでした。いつかの大河ドラマで誰かが言っていましたが、力で押さえつけられたものは、必ず逆に力で押さえつけようとするのです。長州藩や土佐藩の土佐勤王党の面々は、そのように押さえつけられてしまったからこそそれを跳ね返そうと力で抵抗したのかもしれません。今回はその重いテーマを最後に残しつつ、残りの40分くらいはハッピームードで物語が進んでいきます。

まず、1つ目のハッピーストーリーは、長次郎の結婚でした。前々から一目惚れだったお徳さんとついに結婚することになり、その祝いの場に勝麟太郎直々に駆けつけて宴は大いに盛り上がります。長次郎としては最高だったと思いますが、勝が報告した神戸村の海軍操練所が完成のでそこに行くという話は、すなわち長次郎とお徳が結婚早々別居をする必要があるということでした。

勝の報告にみんなは大いに喜ぶのですが、一人長次郎だけは複雑な表情。それもそのはずですよね。しかし誰もそんなブルーになっている長次郎の姿が目に入らないのかはしゃぎまくってます。龍馬も肩をぽんとたたいただけで顔は喜びに満ちています。

そして2つ目のハッピーストーリーは、待ってました弥太郎の子供でした。その喜びようは見ているこっちが恥ずかしくなるほどであり、とくに蟹江敬三さんの恐ろしげな笑顔は本当に子供が余計ないてしまっても仕方ないと思えるほどで、弥太郎と弥次郎の二人の会話はもはや漫才の領域に達しているほど。きっとこの二人のやりとりを楽しみにしている視聴者も多いのではないでしょうか。

ちなみにそんな弥太郎は自分の幸せを周囲に分けてあげないと自分が不幸になるといって武市の奥さんであるお冨さんのところに無料奉仕をしに行きます。このところは、弥太郎の優しさを感じることができます。しかし弥太郎らしく、そんな優しさも半平太からお冨さんへの手紙の感動によってかき消されてしまうことになるのですが。

尊皇攘夷派は、池田屋で新撰組によって壊滅させられ、土佐では武市、以蔵たちが牢屋の中で何もすることができず、ほぼ終わってしまったといえるでしょう。本当の最後が近い中、龍馬はどのように彼らのことを思って、行動していくのか楽しみにしたいと思います。

◆龍馬伝紀行◆
兵庫県神戸市
 - 神戸海軍操練所跡碑
 - 網屋吉兵衛顕彰碑
 - 勝海舟寓居跡
 - 旧トーマス住宅(風見鶏の館)
 - 海軍営之碑

このタンブラー、すごいですね。会社でこれで飲んでたらすごく注目されるでしょう。

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