水の事故から身を守る方法
毎年この暑い夏の季節に悲しい水の事故に関するニュースが次々と伝えられます。楽しいはずの海水浴や川遊びが一転惨劇となってしまうのはあまりにも悲しすぎます。海水浴場での事故は、小さい子供だけではなく20代の体力が十分ある人でさえ被害に遭うこともある恐ろしい場所でもあるのです。
◆恐ろしい離岸流
その原因は「離岸流」です。離岸流は、岸に打ち寄せた波が沖合に戻る流れのことで、流速は最大で秒速2メートル程度にもなります。この離岸流は海岸に一定間隔で存在することが知られており、遊泳禁止区域になっています。この離岸流に乗ってしまうと岸に戻れなくなってしまいます。
離岸流に巻き込まれてしまった場合、まっすぐ岸へ泳ごうとしても、流れが速いためなかなか進みません。離岸流は幅が10?30メートル程度なので、岸と平行に泳ぐことによって抜け出しやすくなるといいます。
◆急激な川の増水
川遊びでも同じように危険が待っています。川が教えてくれる危険信号には以下のようなものがあります。
・上流方向に黒い雨雲が見えたり、雷鳴が聞こえる
・川が濁ったり、流木や落ち葉が流れてくる
こうなったら、急に増水する恐れがあるのですぐに川から離れた方がいいといいます。
その他、海や川での注意事項を海上保安庁が紹介しているので、目を通しておき最悪なケースを回避したいものです。頭の片隅にあるかどうかで全く結果は違ってくるのです。何かあってからでは遅い事故であることを改めて肝に銘じておきたいと思います。
<海や川での注意点>
1. 海水浴
・準備運動は念入りに
・アルコールを飲んだら泳がない
・過労や睡眠不足の状態で海に入らない
・水分補給と日陰での休息を
・保護者は子供から目を離さない
・高波や深みに気をつける
2. サーフィン
・天気予報などで注意報が発令されている時や悪天候が予想される時は中止する
・十分なウオーミングアップを
・単独行動は避け、グループで監視し合う
・遊泳者らに気をつける
・ボードが流されると危険なので、手放さない
3. 川遊び
・天気予報や上流を含めた川の情報をチェックする
・避難方法を確認する
・ライフジャケットを着る
・中州は増水で取り残される恐れがある
・大雨や洪水などの注意報や警報が出たらすぐに避難する
【参考】毎日.jp
http://mainichi.jp/life/housing/news/20090729ddm013100189000c.html
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