天地人 第23回「愛の兜(かぶと)」
今回は上洛前の気合い入れとなりました。上洛をすることによって上杉の義の心を失ってしまうのではないかと不安を隠しきれない景勝を見ていたお船は兼続と上田庄へ行ってはどうかと打診します。このシチュエーションに喜んだ人も多いのではないでしょうか。
それは、なんといっても与六役の加藤清史郎くんの登場でしょう。久しぶりに出てきた彼は階段越しから「わしがいるから大丈夫じゃ、まかせておけ」と言い、にこっとします。きっとこの場面を見た大人たちはとろけてしまったのではないでしょうか。
この加藤清史郎くん、とうとう歌手デビューするそうです。ユニットとして登場するその名前は「加藤清史郎&アンクル☆させ」。さらにデビュー曲は「かつおぶしだよ人生は」で、この曲は猫の目線から人間社会を描写するという想像も付かないような内容だそうです。8月からみんなのうたで聞くことができるので楽しみにしておきたいですね。
その加藤くんの活躍もあって、景勝と兼続のきずなが改めて強固になり、上洛への迷いと共に今後の上杉の進むべき道も明らかとなりました。この場面で景勝がいっていた「人生は一度だけだから夢を追いかけないと。ダメならそのときだ」というような言葉が非常に的を得ていると思います。この頃にこのような考え方ができる武将がいるのですから、兼続が言うように、はるか先を考えた武将だと言えるでしょう。
そして、今回もう一つ今後の流れに欠かせない、あの「愛」の文字が決まります。ほとんどお船が決めたような感じだったのですが、実際はどうだったのでしょうか。今でいう愛は、恋愛、愛情というイメージが強いのですが、仁愛、越後の民を愛する思いという要素の方が大きかったのですね。
その兜をかぶってとうとう上洛です。来週はまたこれまで伏線で登場してきた人たちが一気に登場する注目の回となりそうです。
□■天地人紀行■□
山形県米沢市
?上杉神社・稽照殿
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いつもTBありがとうございます。TBもらいっぱなしですみません。今回はこちらからも送りました。
>「人生は一度だけだから夢を追いかけないと。ダメならそのときだ」
景勝のこの言葉には胸が熱くなりましたね。
さすが兼続よりは年長者、思慮深いです。(^^)
コメント by にいな | 2009/06/07 22:08