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無料で44辞書を一括検索できるサイト「kotobank」

2009/05/13 Category: ニュース

ある言葉が分からないとき、あなたならどうしますか?

一昔前なら家にある国語辞典や漢和辞典を使って調べていましたが、今ではインターネット上に存在する辞書サイト、もしくはwikipediaで調べるという人も多いのではないでしょうか。

特にユーザー参加型辞書サイトであるwikipediaは、約59万本もの多くの記事が書かれていて、その記事をそのまま大学のレポートに転載する人が続出している程浸透しているのですが、内容の信頼性という観点では不安を残してしまいます。

そんな信頼性という観点でWikipediaよりも優れていて、語彙数も多いサイトが解説されました。それが、朝日新聞社デジタルメディア本部、ECナビ、朝日新聞出版、講談社、小学館の5社が共同で開設する用語解説サイト「kotobank」です。5社が所有する辞書や用語解説書に加え、第三者から提供された用語解説も収録、それらを一括で検索ができる優れものなんです。出展も明確に書かれていて内容はプロの方によって執筆しているそうです。

主な掲載辞書は以下の通り。(全部で44冊、43万語から構成)
・大辞泉
・知恵蔵2009
・デジタル版日本人名大辞典+Plus
・美術人名辞典
・マーケティング用語集
・事業再生用語集
・ASCII.jpデジタル用語辞典
・ラーメン用語辞典
・チョコレート・ココア辞典
・とっさの日本語便利帳
・ご贈答マナー辞典   など

kotobankで調べたい単語を入力して検索を行うと、合致する単語の用語解説が表示される他、関連するキーワードや関連ニュース、Web検索結果などのさまざまな情報が上記の辞書から探し出され表示されます。それらの結果を見比べて自分で一番わかりやすい意味を理解すればいいので理解度はこれまでの辞書サイトよりも格段に向上します。

辞書の世界も融合することのメリットを模索しはじめたようで、ユーザーとしては便利になるばかりです。これによりもっと国語辞典を使う頻度は低くなりそうです。今後は、英和辞典や和英辞典などの他の辞典が追加され、統合的なサイトになればもっと魅力的なサイトになるのではないでしょうか。

無料でこれだけのサービスを提供できているのは、サイト内に存在する広告から収入を得ているものと考えられます。そこで、このkotobankを辞書総合ポータルサイトとして育て、ここに多くのコンテンツを持つプロバイダが相乗りする形にするといいのではないでしょうか。

例えば、アニメ番組などの情報をもつ出版社がコンテンツを提供したり、駅舎や駅弁などの情報を時刻表出版社が提供してもいいと思います。広告収入は利用状況に応じて配分する形をとることによって、コンテンツプロバイダ、利用者がWin-Winの関係を築くことができるでしょう。

このようにして、kotobankの知名度が今後もっと上がり、利用者数が増えればサービス向上のスピードも上がるので、広くこのサイトが使われるようになると思います。

【参考】
・kotobank http://kotobank.jp/
・ダイヤモンド・オンライン http://diamond.jp/series/digitre/10051/


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