多摩川「セ三味ストリート」ライブ
朝から春の日差しを思いっきり浴び、家から見える桜の花も輝いて見える季節となりました。今日は、多摩川にある二ヶ領せせらぎ館で第5回多摩川桜のコンサートが開催されるというので、早速3人で出かけることにします。
軽いコートを着ていったのですが、途中で暑くなるほどの陽気でなんだか心もうきうきしてきます。到着するとすでに多くの人がお花見をしていたりコンサートを楽しんでいたりします。子供と川べりをチョロチョロして遊び、戻ってくると2人組の三味線をもったコンビが準備をしていました。
彼らは、肉体派津軽三味線大道芸パフォーマンスユニットと呼ばれる『セ三味ストリート』(せしゃみすとりーと)という人たちでした。自己紹介の中で「カメラ撮影、紙吹雪、札束は進行の妨げとなりませんのでじゃんじゃんやって下さい」などと観客の笑いを誘い盛り上げていきます。
始めの頃の演奏は吉田兄弟を彷彿とさせる2人でのリズミカルなものでしたが、次第にプログラムが進むに連れ、観客に盛り上げ方を伝授したり、自分たちも肩車をしながら演技をしたりと三味線のコンビとしては他に類を見ないパフォーマンスを発揮し出します。何でも彼らに言わせると、吉田兄弟は確かに凄いが、彼らは横に並んで演奏をしているだけ、自分たちは縦に並んで演奏することもできる点ですごいと言います。たしかに・・・
セ三味ストリートに二人は日本全国だけでなく海外でも演奏をしているということで、観客をのせていく方法はが実にうまいのです。最後のアンコールでは普通に津軽じょんがら節を演奏しましたが、観客はスタンディングオベーションの嵐。三味線ってこんなに面白いんだと改めて再発見させていただいたコンビでした。
大道芸など様々なところで見かけることも多いと思いますので、近くに来た場合には一度見てみるといいと思います。
桜満開の中で、そのうきうきした心を余計盛り上げてくれたセ三味ストリートの2人に感謝な一日でした。
【参考】セ三味ストリート公式サイト
http://www.shamisen.jp/seshami/
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