ひと言の魔法 -分かります-
会話中には、自分たちが意識しないうちに「うんうん」と相づちを打ったり、「そうですよねぇ」と相手の意見に合わせたり、「なるほどねぇ」と感心したりするといったように、様々な反応を送っています。
その中で「分かります」という共感のひと言はかなり威力が大きく、相手に満足感を与えることができると思います。この共感というのはすごく重要な要素で、相手として自分と同じ気持ちになってくれているんだと嬉しくなって、もっともっと話したくなるというパワーを与えることができるのです。
「おしゃる意味、よく分かります」
「分かります、本当にそうですよね」
「お気持ちよく分かります」
こういった内容を適宜会話に入れることで、会話は活性化するはずです。自分の気持ちはなかなか伝えることができないとしても、まずは相手のことをよく聞くことでコミュニケーション能力が上がると思います。
今、社会人で求められている第1位は「コミュニケーション能力」であると、とある調査では言っています。会話、コミュニケーションは一方通行では成り立ちません。相手のことを共感する気持ちが、いずれは自分のことを聞いてもらえるプラスを生み出すのです。
【参考】Nikkei プラス1
「話す・聞く」コミュニケーション能力を高める授業―話し方の基本からパーラメンタリーディベートまで (2005/03) 岡田 真樹子 |
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