あしたまにあーな

毎日の生活に ほんのちょっとのうるおいが 届きますように


あしたまにあーな


真田丸 第4回「挑戦」

2016/01/31 Category: 2016年_真田丸

前回までで信長に会う手はずが整った昌幸。信長に会うためにも熾烈な戦があることを今回目のあたりにすることが出来ます。信繁とともに信長の本陣に向かった昌幸にまず待ち構えていたのが家康との神経戦。昔三方ヶ原の戦いでぼこぼこにされた家康は昌幸のことをしっかりと覚えており、ネチネチと責め立てます。前回まで本多正信の言いなりになっていた家康の頼りなさは今回はなく、攻めの一手に徹していたようです。

さらに信忠への対面においても、かつて上杉に送った書状のことを家康から、またもネチネチと責められ、まさに絶体絶命。隣にいた信繁は完全に顔に出ていたのですが、昌幸は完璧に演じて見せます。ぎりぎりのところでこの危機を乗り越えた昌幸はとうとう信長に対面します。

信長はこれまで色々な人が演じていますが、今回の信長はまた違った感じでした。まさに普通の武将がもの凄い格好をして出てきてしまった感が強いイメージ。おそらくしっかりとした武将の衣装を着ていたらそれなりに見えたことでしょう。それだけにブーツで登場すると違和感を感じてしまいました。

一方、真田家に目を向けてみると、まさにコントを見ているような雰囲気。誰が安土へ人質として行くかによってまるでコントのように言い争う様は三谷さんの作品ならではでしょう。一部で女性陣の現代語に違和感を感じているという人もいるようですが、あまり気にせずに楽しむところは楽しんでみようと思います。

最後の場面では、ぼこぼこにいじめられた明智光秀が本能寺の変で逆襲に転じます。次回はこれを発端にして時代が激変していくものと思いますが、今から楽しみで仕方ありません。

◆真田丸紀行◆
長野県諏訪市
 - 法華寺

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真田丸 第3回「策略」

2016/01/24 Category: 2016年_真田丸

今回もはじめから手に汗を握る展開が待ち構えていました。前回織田に付くことに決めた昌幸ですが、周囲の武将たちとの合議はなかなか進展しません。なかには室賀のように完全に真田を疑い忍びを送られる始末。それでもその上を行く作戦で領内の戦いは完全勝利といった様相を呈してきました。しかしそれについてこれないのが嫡男の信幸でした。自分が父親に必要とされていないのではないかと悩みます。

大泉さんが演じているとどこかで例のキャラクターが出てきてくれるのではないかと思ってみているのですが、さすがにボケ役が堺雅人と二人になってしまうと物語として成立しないので、きっと最後まで真面目キャラを演出していくのでしょう。それに慣れることが自分たちとして求められるのですね。

前回かなりヒステリックになっていた高畑淳子さんも今回は着物をウットリと眺める程度でそこまで露出することもなく安定して見ることができました。さらに女性陣では長澤まさみさんや黒木華さんも登場し、華やかさが出てきたような気がします。このように表舞台での見応え十分な緊迫した戦術と、その裏にある落ち着く場面の組み合わせが今回は絶妙だと今までのところ感じます。

気になった本多忠勝役の藤岡弘、さんですが、なぜ「、」がオープニングなどに登場しているのか、もしかしてNHKはミスっているのではないかとまで思ったのですが、後に調べてみると芸名を変更されており、正しいことが分かりました。失礼しました。今後織田勢だけでなく徳川勢も本多正信が牛耳る家康という新しい雰囲気から目を離すことが出来なくなりそうです。

◆真田丸紀行◆
長野県上田市真田町
 - 真田氏本城跡

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みかんとは思えない甘さ 温故蜜柑

2016/01/17 Category: 日記

温故蜜柑

冬の季節暖かい部屋の中で食べたくなる果物といえば、ほとんどの人がみかんを想像するでしょう。みかんを漢字で書くと蜜柑と書きます。蜜のような甘みがあることが語源でありすでに室町時代にはこの表記がされていたといいます。

そんな蜜柑ですが、先日国東市のふるさと納税のお礼の品としていただいた岸田果樹園さんの「温故蜜柑」に家族中が衝撃を受けました。これまで食べてきたどんな蜜柑よりも甘く感じられ、果肉がしっかりとしていて噛みしめるほどにジューシーな感じがするのです。まるで缶詰の蜜柑を食べているかのような感覚さえありました。

下の子供はみかんがもの凄く好きなのですが、一気に2個ほど平らげてしまい、食べ過ぎで止めたほど。子供がそれほど喜ぶみかんは今まで記憶の中で無かったと思います。

岸田果樹園さんの方によると、自分なりに栽培方法の研究を重ね様々なおいしくする工夫を見いだし、納得の品質を得ることができたとして、その栽培方法を紹介されています。

その一つ一つがこれまで様々な試行錯誤を重ねて苦労されてきた結果得ることができたものであることがわかり、そういうことを知って食べる蜜柑というのはさらに美味しさを感じることができるのです。

最近、野菜などの農作物において生産者の顔がわかるような工夫がされていますが、この果樹園の方のように、どのような工夫をしているのかがわかると、普通に食べているものでも違った楽しみ方を感じることができ、それが付加価値に繋がるのではないかと思います。

国東のみかんは全国的にいえば、まだまだブランドとしては成長段階になるのは事実ですが、この方のようなみかんに対する情熱と、もの凄く甘くて果肉が食べ応えがある品質があれば、近い将来必ず全国区になると考えています。今回このような御縁でみかんを知った自分としては、今後もっと多くの人に温故蜜柑を知って欲しいと思います。