あしたまにあーな

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おんな城主直虎 第20回「第三の女」

2017年5月 21日 By: rainbow Category: 2017年_おんな城主直虎 No Comments →

直親は、ブログなど視聴者の間で「爽やかなクズ」と呼ばれているそうです。今回そのことが明らかになっていきます。事の発端は井伊家に直親の娘だと名乗ってやってきた高瀬という女の子。しのは思いの外落ち着いていましたが、直虎が全力でうろたえ始めます。武田の間者ではないかと疑問を呈した政次ですが、それは直虎がその後に放り出しても良いようにするための方便であったこともわかり、みんながみんな直虎に気を使う展開になっていきます。

本人の高瀬もなんとか溶け込もうと一生懸命に過ごすのですが、掃除中に歌った鼻歌が決定打になります。それは直親が小さい頃に吹いていた歌であり、それと同じ歌を高瀬の母親も歌っていたというのです。まさかDNA鑑定をするわけにもいかず、状況証拠の観点で高瀬は直親の娘ということになります。

百姓の格好から綺麗な服を着て登場した高瀬。演じる?橋ひかるさんは、国民的美少女コンテストでグランプリを受賞するほどの美少女。どうりで輝きが違うと思っていたのですが、個人的には百姓の格好の方がいいなと思ってしまいました。今後登場してくることになりそうですが、最後に意味深な表情で常慶を見つめていたのが気になります。

そんな高瀬の影響で、敵の敵は味方となって逆に仲良くなってしまったのが直虎としのでした。ふたりは散々井戸で直親の不平不満を叫んだ後、なぜか気持ちが通じてしまったようです。今後はおそらく彼女たちの仲むつまじい様子を見ることができる日も近いことでしょう。

さて次回は、再度登場するなぞの盗賊の男。未だに名前が明らかになっていないのですが、それも次回明らかになるのでしょうか。楽しみにしたいと思います。

■直虎紀行■
長野県高森町
 - 松岡城跡
 
長野県飯田市
 - 龍門寺

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おんな城主直虎 第19回「罪と罰」

2017年5月 14日 By: rainbow Category: 2017年_おんな城主直虎 No Comments →

今回は、井伊と近藤康用の双方の領内での木々の盗難がメインになります。話だけを聞くと1回まるまるを潰す内容ではないのではないかと思えるのですが、わざわざ時間を費やした理由について考えて見たいと思います。

前回で直虎と政次の関係が建設的に前向きな感じになったことを契機にして今回そのことを見るための出来事だったのかと思っていたのですが、政次は初めは打ち首にしようと進言するも、働かせようという直虎の思いに従います。

しかし、直之との話の中で近藤康用に身柄を引き渡すこととしたことで、前回までの直虎と政次の心の通いは今回はメインではないなと思いました。

そうなると、今回のポイントは柳楽優弥さん演じる旅の男の存在ということなるでしょう。柳楽優弥さんというビッグネームを登場させているのですから、それなりの関わり方を今後していくことになると思います。

ある組織のお頭とよばれていることから、こういった人物と直虎が深く関わっていくことになるものとみられます。あるいは、方久と同じように重用される可能性もありますね。

次回はそのあたりは一端横に置いておかれ、直親の娘と名乗るものに振り回される状況になりそうです。どのような話の流れになるのか楽しみにしたいと思います。

■直虎紀行■
山梨県甲府市
 - 東光寺

おんな城主直虎 第18回「あるいは裏切りという名の鶴」

2017年5月 07日 By: rainbow Category: 2017年_おんな城主直虎 No Comments →

今回のドラマを見る前にたまたま、今週のPRESIDENTというビジネス雑誌を読んでいました。その特集は「孫子」。様々な人の孫子に対する考え方が掲載されている中で一番の目玉記事は池上彰さんと小池百合子さんの特別対談でした。小池さんはご存じの通り都民ファーストを掲げ現在のところ人心を掌握している感じがありますが、その根底に孫子があることを示しています。

「百戦百勝は善の善なるものにあらず。戦わずして人の兵を屈するは善の善なるものなり」

今回、同じ事を政次からも聞くことが出来ます。周囲に松平、今川、武田と強国に挟まれた井伊が生き残るためには、誰になんと言われようと戦わない道を選ぶというのです。これまでの政次の振るまいが時に井伊にとって厳しいものであったとしても、一人矢面に立って井伊を守るという使命を一人で背負ってきたことが今回明らかになります。

できれば、小さい頃の三人の友情や絆を生かして欲しいと願いながら見てきた自分にとっては、今回の内容はもの凄く感動するものになりました。と、同時に政次の父も含めた小野という存在も結果的には、井伊家にとってなくてはならないものであったことがわかりました。きっと直親はそのことに気がついていたのでしょうね。

勿論歴史は変えることができず、この後の出来事に関しても知ってはいるものの、裏に秘めた思いを感じながら、この先も見続けていきたいと強く思った内容となりました。

■直虎紀行■
静岡県浜松市
 - 二俣城跡