あしたまにあーな

毎日の生活に ほんのちょっとのうるおいが 届きますように



七五三 at 鶴岡八幡宮

2012年10月 28日 By: rainbow Category: 子育て No Comments →

上の子供もとうとう5歳を迎え、七五三の祝いを迎えることができました。どうせならという事で、鎌倉にある鶴岡八幡宮で七五三のお参りをしようということで、ちょうど晴れた土曜日に参拝することにしました。

そもそも七五三とは、1681年に始まったとされる行事で、11月15日に女の子は7歳と3歳、男の子は3歳と5歳を祝う行事といわれています。この歳も地域によって異なっていて、1回しかやらかなったり、すべてをやったりとまちまちです。写真屋さんは全ての年齢で写真を撮りましょうと宣伝をしてきますが。

行事の本質は子供が無事育ったことを感謝し子供の今後の幸せを祈願するため神社に詣でること、というだそうで、昔は子供がこの年まで成長することが今より簡単ではなかったことが起因しているのではないでしょうか。
ぴしっとしたスーツに赤いネクタイをした彼は、「パパみたい」と喜んでいます。こうして喜んでくれるとなんだか心が温かくなります。

鶴岡八幡宮に到着すると、神社の下の建物でちょうど結婚式が行われていました。白無垢の花嫁さんの方ばかりみんな写真を撮っていて、注目が集まるのは仕方がないことなのでしょう。

子供とそれを見ながら、神社に続く階段を下の子供が眠っているベビーカーを担いで必死に登ります。文明の利器をこのような場所で求めるのはナンセンスなのですが、辺りにも必死の形相で担いでいる人が数人いたりします。

神社の右手に待合室があり、すでに数組の七五三らしき親子が待っています。それぞれ女の子は着飾っていたり、男の子は紋付き姿だったりして、晴れの舞台といった雰囲気。

家族でしばらく待っていると神主さんに呼ばれ、神社の中へと入っていきます。ちょっとワクワクすると、畳の部屋があり、そこで祈祷をしてもらいます。

子供達も終始静かにしていて、滞りなく終了してほっとしました。一番子供が嬉しそうだったのは帰り道の屋台で買った焼き銀杏を食べていたときでしたが、男の子らしくてそれもありだと思います。

行事の本質である、子供が無事育ったことを感謝、子供の今後の幸せを祈願する、といった二つを改めて思い、素敵な人生を歩んでいって欲しいと親として切に願う一日となりました。

お空に溶けそうな満月

2012年9月 30日 By: rainbow Category: 子育て No Comments →

9月30日は十五夜でした。日本では古来から、旧暦8月15日の満月を「中秋の名月」とし、お月見と称して楽しんできました。今でも「お月見」は秋の風物詩として、日本人に親しまれています。

その一日前となった29日の夜のこと。子供と夜空を眺めていると、子供が「ねぇ、お月様がお空に溶けそうだよ」と語ります。一体どういうことなのかと空を眺めてみると、薄い雲が満月を覆い隠してぼんやりとした月になっていたのです。その様子を彼は、「月が空に溶けそう」と表現したのです。

この感性は大人には決してないもの。心が洗われるような素敵な時間を彼のおかげで過ごすことができたような気がします。

月に関しては、先日も「お月様がおうちまで連れて行ってくれたんだよ」と感謝したり、「わぁ、おおきいねぇ」とただただ驚いてみたり。そんな子供と過ごす時間が何よりも嬉しい今日の頃です。

ちなみに、お月見は室町時代にまでさかのぼり、8月15日に月を神として崇める月見の習慣が始まりといわれています。今のような風流なひとときを過ごすというよりは、秋の収穫を前に豊作を祈願する厳かな行事という要素が強かったのです。

お供え物も今のようなお団子ではなく、昔は里芋でした。これは主食の違いによるものであり、今は米なので、団子と共に稲穂が供えられるのです。

このような四季の行事についてほんのちょっとした知識をもち、雰囲気を味わうことによって、何気なく過ごしていた一日がもっと趣のあるものになるのではないでしょうか。

【参考】新刊JP http://www.sinkan.jp/news/index_3015.html

日本のしきたり 冠婚葬祭・年中行事のなぜ? 日本のしきたり 冠婚葬祭・年中行事のなぜ?
(2008/03/14)
ニューミレニアムネットワーク

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第10回 たまたま子育てまつり

2012年9月 16日 By: rainbow Category: 子育て No Comments →

毎年この時期に行われている川崎市多摩区の子育てイベントである「たまたま子育てまつり」も10周年。自分たちもここ数年参加しているので、徐々に歳を重ねるにつれて人が多くなっているのがわかります。

今年は下の子供が初めての参加ということもあり、今までにない新鮮さを感じながらの参加です。

上の子供と先陣を切って家を飛び出し、最初の目的である段ボールハウスに向かいます。段ボールハウスは毎年人気のアトラクションで、トンネルや狭い道などを段ボールを使ってお金をあまりかけずに素晴らしい遊具として機能しています。

しかし、時間が経つにつれて段ボールの上に飛び乗るお友達や破壊活動を行うお友達も現れ、わずか1時間弱でぐちゃぐちゃになってしまう傾向があるために、初めの綺麗な状況で遊ぶ必要があるのです。

そこで真っ先に向かったのですが、入り口を入ってみると子供も自分も立ち止まってしまいます。今年は規模が縮小され、ハイハイをしないと通れないような1歳児くらいまでの遊具になっていたのです。ここで上の子供が遊ぶのは厳しそうだと彼も悟ったらしく、「パパ、これじゃあ小さくて遊べないね、他にいこ」と立ち去ることに。後で下の子供に遊ばせてあげようと思いながら泣く泣くその場を去ります。

彼の寂しそうな横顔を見ながら、なんとか楽しんでもらいたくて必死に探して見つけたのがエアートランポリンと風船のプールでした。すっかりご機嫌になった子供はルンルンで汗をかきまくりながら飛び跳ねています。こういう姿を見ていると本当に嬉しくなります。

ここで奥さんと下の子供が合流。上の子供が小さい頃お世話になった先生たちに挨拶をし、下の子供を見ながら「上の子供とそっくりね」と意外な感想を述べられます。当事者では分からないものなのですが、客観的に見るとそうなのかもしれません。

この後、同日開催している藤子・F・不二雄ミュージアム1周年記念イベントに参加し、地元小中学校の吹奏楽部や太鼓、「夢をかなえてドラえもん」を歌っているmaoさんなどが登場し、終始熱心に拍手をしながら1周年イベントは大いに盛り上がりました。

人が多くなるに連れて移動するのも大変になりつつありますが、ホールやアトリウムなどでのイベントもあわせて年々多彩になっていて足を運びたくなるイベントに成長していると感じます。子供達も大きくなっていずれ参加しなくなるときが来ると思いますが、その時でも「あのとき楽しかった」と思い出してもらえるよう、足繁くこういったイベントには参加したいと考えております。

関係者の皆様、ありがとうございました。そしてお疲れ様でした。