七五三 at 鶴岡八幡宮
上の子供もとうとう5歳を迎え、七五三の祝いを迎えることができました。どうせならという事で、鎌倉にある鶴岡八幡宮で七五三のお参りをしようということで、ちょうど晴れた土曜日に参拝することにしました。
そもそも七五三とは、1681年に始まったとされる行事で、11月15日に女の子は7歳と3歳、男の子は3歳と5歳を祝う行事といわれています。この歳も地域によって異なっていて、1回しかやらかなったり、すべてをやったりとまちまちです。写真屋さんは全ての年齢で写真を撮りましょうと宣伝をしてきますが。
行事の本質は子供が無事育ったことを感謝し子供の今後の幸せを祈願するため神社に詣でること、というだそうで、昔は子供がこの年まで成長することが今より簡単ではなかったことが起因しているのではないでしょうか。
ぴしっとしたスーツに赤いネクタイをした彼は、「パパみたい」と喜んでいます。こうして喜んでくれるとなんだか心が温かくなります。
鶴岡八幡宮に到着すると、神社の下の建物でちょうど結婚式が行われていました。白無垢の花嫁さんの方ばかりみんな写真を撮っていて、注目が集まるのは仕方がないことなのでしょう。
子供とそれを見ながら、神社に続く階段を下の子供が眠っているベビーカーを担いで必死に登ります。文明の利器をこのような場所で求めるのはナンセンスなのですが、辺りにも必死の形相で担いでいる人が数人いたりします。
神社の右手に待合室があり、すでに数組の七五三らしき親子が待っています。それぞれ女の子は着飾っていたり、男の子は紋付き姿だったりして、晴れの舞台といった雰囲気。
家族でしばらく待っていると神主さんに呼ばれ、神社の中へと入っていきます。ちょっとワクワクすると、畳の部屋があり、そこで祈祷をしてもらいます。
子供達も終始静かにしていて、滞りなく終了してほっとしました。一番子供が嬉しそうだったのは帰り道の屋台で買った焼き銀杏を食べていたときでしたが、男の子らしくてそれもありだと思います。
行事の本質である、子供が無事育ったことを感謝、子供の今後の幸せを祈願する、といった二つを改めて思い、素敵な人生を歩んでいって欲しいと親として切に願う一日となりました。
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