あしたまにあーな

毎日の生活に ほんのちょっとのうるおいが 届きますように



お空で音楽が流れてる

2011年11月 13日 By: rainbow Category: 子育て No Comments →

夕暮れ時、海老名にあるファンタジーキッズ・リゾートからの帰りの電車の中の出来事でした。

比較的混雑していた車内で、自分と子供は二人で出入り口付近で外を眺めながら電車に揺られて、夕焼けの空を眺めていました。

すると、子供が突然にこやかに「パパ、あそこ!」と指を差します。差された指は斜め上を向いており、そこには「ドアに手を挟まれないように」という注意書き。しばらく彼の主張がなんなのか分からずにいると、「音符があるよ」といいます。

どこをどう探しても音符は見つからず、はてなマークが広がる自分にやきもきしたのか、彼は「お空に音符があるよ」とさらに説明してくれます。その指の先を見ると、驚くことにきれいな八分音符の雲がぷかっと浮いていて、夕焼けに照らされていたのです。

「電車についてくるよ」とまるで音符が追ってくるかのような状況だったのですが、やがて後ろ遠くに消えていってしまいました。

見つめる自分に、彼は「お空で音楽が流れているね」と大人では思いつかないような感性で話しかけます。きっといつの日か、この感性は鈍っていくのだと思いますが、少なくとも今このひととき、素直にこのようなきれいな心を彼の中に見つけ、これだけで今日一緒に遊んで良かったと思える出来事となりました。

ちなみに、この言葉は周囲のお客さんも聞いていて、数人は空を見上げてにこっとしていました。なんだか誇らしくなる車内での一コマです。

視線の移動が可能に

2011年11月 01日 By: rainbow Category: 子育て No Comments →

生後1ヶ月を迎えた赤ちゃんですが、なぜか自分がだっこするとじっと自分を見つめてきます。なんだかこっちが恥ずかしくなってしまうほどの見つめられ様なので、相当珍しい生き物のように写っているのかもしれません。

そんな彼と見つめ合っていたときのこと。自分が静かに顔を移動させると、だっこされた子供の目もそれに追従し、移動させることができたのです。しかも目の移動だけでは視線から外れてしまう時には、しっかりと首をひねって追いついてくるのです。

まだ十分に首も据わっていないのに、すごい能力だと思います。自分だけかと思い奥さんにも同じ事をしてもらいましたが、同様に視線を動かしてくれます。奥さんに聞くと、このようなことができるのは知らなかったそうです。

サラパテクという研究者の報告によると、人の顔を見たとき赤ちゃんがどんな視線の動きを示すかの研究の結果、
生後1ヶ月の赤ちゃんは、頭髪のあたりに視線が集中していて、それが2ヶ月になると目と口に集中していくといいます。

ということは、子供は見ていたのは自分の髪の毛ということになり、それを追っていただけなのかもしれません。本人に聞くことができないので、真相は謎のままなのですが。

また一つ、子供の能力を一番はじめに見つけることができて、ほんの少しだけ満足感に浸りますが、そんな暇もなく、やがて泣き出し奥さんの手に渡っていくのでした。無力な父親です。

初めての映画館 – れっしゃナンバーワン大集合

2011年10月 31日 By: rainbow Category: 子育て No Comments →

幼稚園からの推薦として入っていたチラシの一つに子供が飛びつきます。そこに書かれていたのは、

でんしゃのナンバー1が走りまくる!
きみのお気に入りナンバー1を探そう!

れっしゃ
ナンバーワン
大集合

今まで映画館に行ったことがない子供ですが、色々なナンバーワンを一堂に見ることができるとあってかなり乗り気です。映画館というものの存在がよくわかっておらず、おそらくはテレビで見るのと同じように純粋に見たいという気持ちが高まったのでしょう。

せっかく映画館に行ってもすぐにぐずってしまったりしたらもったいないという思いが脳裏に浮かび奥さんと相談したのですが、今回は子供がかなり乗り気であること、子供は500円と安いこと、1時間程度で短いことから、何とか行けるだろうということで、出かけることにしました。

行き先は新百合ヶ丘にあるワーナーマイカルシネマズ。チケットを購入すると、様々な先着特典もGETしてお得な気分に。映画館といえばポップコーンという固定概念がある自分は、迷わず購入し待ち時間に二人で猛烈な勢いで食べまくります。結果映画が始まる前にほとんどなくなってしまったのですが。

映画館に着くと、子供は「大きいテレビみたいだね」といってスクリーンの大きさに驚いています。子供用の椅子を使ってよく見えるようになると、早く始まらないかなといってはそわそわしています。

開演までに入ってきた客は全部で6人程度。多少うるさくしても大丈夫かなと安心すると共に、もう少したくさん入ってもいいんじゃないかと複雑な気持ちになります。

ちなみにワーナーマイカルシネマズでは、空調に気を使っているらしくすごく気持ちいい風がながれてきます。映画館でここまで空気がきれいだと感じることができるのは意外であると共に、映画に集中できる空間作りというのも大切なんだと気づかされます。

早速開演の時間になり部屋は真っ暗になります。このときすでに子供はニコニコで今か今かとスクリーンを見つめています。

スピードや古い機関車、力持ち、運転距離、それぞれのナンバーワンが博士と2人の子供の3人で繰り広げられ、あっという間に60分が終了。自分は途中で少しだけ記憶が飛んでいましたが、優しい子供が自分をつついて起こしてくれます。

カードゲームを使ったバトルをうまく利用した演出になっていましたが、子供はこのゲームの存在を知らないため単純に色々な電車を見ていたのだと思いますが、終わった後「すごく楽しかった」と自分たちに語る姿を見ると、連れてきてあげて良かったなと思えます。

このように色々なものを経験させてあげながら、自分が楽しいと思えるものを見つけていってくれたら親としては嬉しい限りです。

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