視線の移動が可能に
生後1ヶ月を迎えた赤ちゃんですが、なぜか自分がだっこするとじっと自分を見つめてきます。なんだかこっちが恥ずかしくなってしまうほどの見つめられ様なので、相当珍しい生き物のように写っているのかもしれません。
そんな彼と見つめ合っていたときのこと。自分が静かに顔を移動させると、だっこされた子供の目もそれに追従し、移動させることができたのです。しかも目の移動だけでは視線から外れてしまう時には、しっかりと首をひねって追いついてくるのです。
まだ十分に首も据わっていないのに、すごい能力だと思います。自分だけかと思い奥さんにも同じ事をしてもらいましたが、同様に視線を動かしてくれます。奥さんに聞くと、このようなことができるのは知らなかったそうです。
サラパテクという研究者の報告によると、人の顔を見たとき赤ちゃんがどんな視線の動きを示すかの研究の結果、
生後1ヶ月の赤ちゃんは、頭髪のあたりに視線が集中していて、それが2ヶ月になると目と口に集中していくといいます。
ということは、子供は見ていたのは自分の髪の毛ということになり、それを追っていただけなのかもしれません。本人に聞くことができないので、真相は謎のままなのですが。
また一つ、子供の能力を一番はじめに見つけることができて、ほんの少しだけ満足感に浸りますが、そんな暇もなく、やがて泣き出し奥さんの手に渡っていくのでした。無力な父親です。
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