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カルシウムの効果は時間で変わる

2011/11/01 Category: ヘルスケア

思春期になるまでにカルシウムを多くとることによって骨の量が多くなり、年をとってから骨粗しょう症になりにくいという調査結果が報告されています。4歳になる子供は毎日カルシウムが入ったタブレットを食べているので、きっと大きくなったらものすごい太さの骨になるのではないかと期待しています。

このようなサプリメントだけでなく、栄養素は「1日に摂取する量」というものの目安が示されています。江戸川大学教授の中村雅美教授によると、この1日に摂取する量だけでなく、栄養素の効果を最大限に引き出すための効果的な摂取時間というものもあるといいます。

人間には体のリズムというものがあり、このリズムにあわせて摂取すると最も効果的だといいます。例えば牛乳を例にして目的別の効果的な摂取時間を以下に示します。

◆牛乳を朝に飲むと効果的なもの
便秘を予防した毎日をすっきり過ごしたい場合。朝牛乳を飲むことによって胃腸の働きを活発にし、その結果便秘を防ぐことができるのです。

◆牛乳を昼に飲むと効果的なもの
その日の筋肉活動に必要なカルシウムが補給され、活動的な一日を送ることができます。トレーニングをやっている人はその効果アップも期待できます。

◆牛乳を夜に飲むと効果的なもの
丈夫な骨を作り大きくなることができます。骨は夜作られるので、骨の元になるカルシウムは夕方にとるのが合理的なのです。このとき果物と一緒に摂取すると、果物に含まれるクエン酸やリンゴ酸がカルシウムを骨に利用しやすくしてくれるので、より高い効果を望むことができます。

どのタイミングで摂取したとしても、それぞれ大切な目的で利用されるのですが、どうせならその使い道を自分でもしっかりと把握しておきたいですよね。自分がどう使われてほしいのかを考えて、うまくカルシウムを利用しましょう。

【参考】日本経済新聞 2011/10/30




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