あしたまにあーな

毎日の生活に ほんのちょっとのうるおいが 届きますように



ハイクオリティーなペーパークラフト集

2011年12月 15日 By: rainbow Category: 子育て No Comments →

おもちゃを買って与えるのもいいのですが、前々から一緒におもちゃを作ることができればいいなと思っていました。子供が好きな番組はEテレの「つくってあそぼ」という番組です。ワクワクさんとゴロリが身近な物で簡単そうにおもちゃを作る姿を真剣に見ている子供ですが、なぜか自分に「これを作って」とせがまれたことがありません。おそらく彼の中で「どうせお父さんにはできないんだろうな」と思っているに違いありません。

そんなもどかしい思いをしていた矢先、会社の先輩からすばらしいサイトを教えて頂きました。それがカメラやプリンタで有名なCanonの「CREATIVE PARK」というサイトです。この中にはものすごい量のペーパークラフト作品の素材が並んでいます。たくさんの作品の完成イメージが並んでいて、自分が好きな物を選択すると、設計図をダウンロードすることができます。

ダウンロードした色つきの図面をはさみを切り取り、のりで組み立てることによって完成させることができます。このときはすごく簡単そうに思えました。紹介してくれた先輩に感謝しつつ、早速家で子供に得意顔で「どれでも好きな物を作ってあげるよ、選んでごらん」というと、彼が大好きな踏切を指さして、目を輝かせながら奥さんに「パパがすごい物作ってれるんだよ」と走り回ります。

ここまで喜ばれたらがんばるしかありません。しかし、完全に甘く見ていました。たった4枚の図面を切り取ってのりで組み立てるだけなのですが、いつまで経っても終わりません。子供に手伝ってもらおうにも、はさみの操作が細かすぎて子供ができるものでもなく、やがて彼は飽きてきて「パパ、できたら呼んでね」と自分を一人残して別な場所で遊び始めてしまいました。

ただ、自分もここまできたらやめるわけにもいきません。最後に喜ぶ姿を思い描きながら、飽き飽きしている気持ちを抑えつつ、必死にはさみでパーツを作り出しては小さいところにのりをつけて接着しています。

そして製作開始から1時間45分。たった4枚の図面からできた踏切。思いの外完成度が高く子供にできたよというと、「すごいね、パパ」といいながらミニカーを取ってきて「カンカンカン」と遊び始めます。楽しそうに遊ぶ姿を見ていると、1時間45分かけて良かったと思えてきます。欲を言えば、これを子供と一緒になって作れるといいのですが、それはもう少しだけ先に事になりそうです。

残った課題は、遊び終わった後の始末です。奥さんも自分が長い時間をかけて作ったのを知っているので、むげに捨てることもできません。おそらくどうしても邪魔だとなったらくしゃくしゃになって捨てられてしまうのだと思いますが、ほんの一時でも楽しく遊べればいいのかなと思います。砂浜のお城みたいなものですね。

このほかにも設計図が25枚もあるアンコールワットや12枚の名古屋城など様々なものがあるので、長く遊べそうなサイトだといえます。是非試してみてはいかがでしょうか。

【参考】Canon CREATIVE PARK  http://cp.c-ij.com/ja/index.html

0系から700系まで揃った大人も楽しめるリアルなペーパークラフト新幹線ペーパークラフト

0系から700系まで揃った大人も楽しめるリアルなペーパークラフト新幹線ペーパークラフト
価格:500円(税込、送料別)

縦抱きは諸刃の剣

2011年11月 20日 By: rainbow Category: 子育て No Comments →

生後1ヶ月になる息子を抱っこしていると日に日に重くなっていくのが分かります。体重を量ってみると5キロくらいなのですが、しばらくすると長く抱っこし続けることが厳しくなっていることが分かっているので、今のうちにたくさん抱っこしてあげたいと思っています。

そんな息子の抱っこですが、ちょっと前まで横抱きで下半身をタオルなどで巻いてしばらく抱っこすることによって泣き止み、やがて眠っていってくれていました。赤ちゃんを眠らせることにあまり自信がない自分でも、自分の腕の中で眠ってくれると嬉しいものでした。

しかし、最近では横抱きをしていてもなかなか泣き止まず、足をばたつかせるばかり。そこで奥さんのアドバイスに従い、縦抱きをしてみることにします。上の子供のとき、泣き止まない十数キロの彼を延々と1時間ほど縦抱きで抱っこし続け、手の感覚がなくなったつらい経験が脳裏に浮かびます。

今目の前にいる子供はその半分以下の5キロ。軽いものだと思い早速縦抱きしてみると、今まで大泣きしていた彼が途端に泣き止みます。ものすごい効力です。きっと今までずっと上ばかりを見ていて背中が痛くなり始めていたのでしょう。いつもと違う重力のかかり方も新しい世界を訪れた旅人のように新鮮だったのかもしれません。

縦抱きっていいものだなと思っていた矢先、まだ首が据わっていない彼はグラングランと揺れはじめ、反り返って落ちそうになります。首が据わるのは一般的に3ヶ月くらい。人によっては、ぐきっという音までするといいます。首と腰を支えているとはいえ、自分の胸に頭をぶつけたりしているのですが、本人は気持ちよさそうなので、最近ではこれで抱っこしています。

専門家によると、特に縦抱き自体は問題ないのですが、首と腰をしっかりと支え、傾いた赤ちゃんの姿勢を直すときに、頭が激しく揺れたりしないように注意するようにしてほしいとのこと。赤ちゃんの機嫌が少しでも良くなるために、できることをやっていけたらいいですね。

【参考】育児のまぐまぐ! http://ikuji.mag2.com/yunta/20070130.html

夕日はなぜ赤いのか?

2011年11月 16日 By: rainbow Category: 素朴な疑問 No Comments →

それは奥さんからの1通のメールから始まりました。

「子供が、「なんで夕日は赤いの?」と聞いてくるんだけど、どうやって答えてあげればいいと思う?」

子供の「なんで?」に対しては、きっちりと答えてあげたいと思っていたのですがいきなりの難題です。頭では分かっていても、これを4歳の子供でも分かるように話して理解させてあげるのは相当難しいのではないでしょうか。

このときの回答の仕方として、大きく二つが挙げられます。一つは思い切りわかりやすいように擬人化してしまう方法、もう一つはガチンコで事実を話してあげること。どちらも一長一短なので判断に迷います。そこでネット上でどのような話し方ができるのか見てみます。

以下は、とあるサイトのアイデアです。

<文系パパ>
子「ねぇ、パパー」
父「なんだい? 息子」
子「どうして夕焼けって赤いの?」
父「そうだね、不思議だね」
子「うん。ねぇ、どうして? どうして?」
父「それはね、きっと夜が来るからお日様が慌てて隠れようとして、
 うっかり赤い絵の具をこぼしちゃったんだよ。慌てんぼうさんだね」
子「そっかぁー」

<理系パパ>
子「ねぇ、パパー」
父「なんだい? 息子」
子「どうして夕焼けって赤いの?」
父「そうだね、どうしてだろうね」
子「うん。ねぇ、どうして? どうして?」
父「それはね、太陽光の中で最も波長の短い青色が
 地球を覆う空気の粒子に当たって拡散しているからだよ。
 昼間はそうやって青色が拡散することで周囲を青く染め上げているんだけど、
 夕方は太陽光が地上に対し斜めに射し込む分通過する空気の層が多くなるから
 青が拡散しすぎて薄まってしまい、結果的に波長の長い赤色が強くなるというわけさ」
子「へ、へぇー…」

<哲学系パパ>
子「ねぇ、パパー」
父「なんだい? 息子」
子「どうして夕焼けって赤いの?」
父「そうだね、どうしてだろうね」
子「うん。ねぇ、どうして? どうして?」
父「それはね、お前がその色を赤と認識しているから赤いと感じられるんだよ」
子「そ、そう…」

<宗教系パパ>
子「ねぇ、パパー」
父「なんだい? 息子」
子「どうして夕焼けって赤いの?」
父「そうだね、不思議だね」
子「うん。ねぇ、どうして? どうして?」
父「それはね、偉大なる全知全能の神様がそうお決めになったからだよ。
 お前も敬虔な気持ちを忘れないようにね」
子「はーい」

<アニオタ系パパ>
子「ねぇ、パパー」
父「なんだい? 息子」
子「どうして夕焼けって赤いの?」
父「そうだね、不思議だね」
子「うん。ねぇ、どうして? どうして?」
父「それはね、シャア専用だからさ」
子「そっか! 3倍なんだね!」
父「そうさ! 3倍さ!」

<さまぁーず三村系パパ>
子「ねぇ、パパー」
父「俺かよ!」
子「どうして夕焼けって赤いの?」
父「赤さの話かよ!」
子「うん。ねぇ、どうして? どうして?」
父「自分で調べろよ!」

文章だけみると、子供としては文系パパの答えに一番納得しているように見えます。しかし自分も一応理系人間なので、現象をできるだけわかりやすく説明してあげたいと思い、さらなるサイトを見つけました。そのサイトは、実際に実験をしてみせるというすばらしい方法で納得させようと試みており、実験手順も絵付きで説明しています。実験後は、科学的な理由が書かれていて4歳児には難しいのですが、実験を見せることによってさらなる興味を持たせることもできると思います。

そこで自分は、次のように説明することにしました。
・ お日さまの光は青から赤までの7つの色を持っている
・ 赤さんが一番強くて、青さんが一番弱い
・ 昼間はお日さままで近いけど、夕方になると遠くなっていく
・ 昼間は近いから青さんも負けずにやってこれるけど、夕方は遠くなっちゃうから弱い青さんは負けてしまう
・ 夕方は赤さんだけが勝つので、赤さんだけがやってこれる。
・ だから赤いんだよ
少し無理がありますが、波長の話や拡散の話をしても我が子にわからないので、なるべく抽象化しつつ考えてみました。

さっそく子供に話をしようと、「どうして夕日は赤いか知ってる?」と振ってみると、子供は自慢げに「知ってるよ」と答えます。ちょっとひるんでしまいますが、心を立て直し、「どうして?」と聞いてみると、子供は「夕方は寂しいから赤くなるんだよ」と話します。子供なりになんか納得しているようなので、とりあえず「そっか」といって引き下がりました。

今回は残念ながら失敗に終わりましたが、子供の素朴な質問になるべく真剣に考えて答えてあげる姿勢がいつか子供にも分かってくれる日がくると信じてがんばりたいと思います。

【参考】
・智恵の楽しい実験教室 http://www.eneene.com/
・コピペ運動会 http://copipe.cureblack.com/c/25099