ハイクオリティーなペーパークラフト集
おもちゃを買って与えるのもいいのですが、前々から一緒におもちゃを作ることができればいいなと思っていました。子供が好きな番組はEテレの「つくってあそぼ」という番組です。ワクワクさんとゴロリが身近な物で簡単そうにおもちゃを作る姿を真剣に見ている子供ですが、なぜか自分に「これを作って」とせがまれたことがありません。おそらく彼の中で「どうせお父さんにはできないんだろうな」と思っているに違いありません。
そんなもどかしい思いをしていた矢先、会社の先輩からすばらしいサイトを教えて頂きました。それがカメラやプリンタで有名なCanonの「CREATIVE PARK」というサイトです。この中にはものすごい量のペーパークラフト作品の素材が並んでいます。たくさんの作品の完成イメージが並んでいて、自分が好きな物を選択すると、設計図をダウンロードすることができます。
ダウンロードした色つきの図面をはさみを切り取り、のりで組み立てることによって完成させることができます。このときはすごく簡単そうに思えました。紹介してくれた先輩に感謝しつつ、早速家で子供に得意顔で「どれでも好きな物を作ってあげるよ、選んでごらん」というと、彼が大好きな踏切を指さして、目を輝かせながら奥さんに「パパがすごい物作ってれるんだよ」と走り回ります。
ここまで喜ばれたらがんばるしかありません。しかし、完全に甘く見ていました。たった4枚の図面を切り取ってのりで組み立てるだけなのですが、いつまで経っても終わりません。子供に手伝ってもらおうにも、はさみの操作が細かすぎて子供ができるものでもなく、やがて彼は飽きてきて「パパ、できたら呼んでね」と自分を一人残して別な場所で遊び始めてしまいました。
ただ、自分もここまできたらやめるわけにもいきません。最後に喜ぶ姿を思い描きながら、飽き飽きしている気持ちを抑えつつ、必死にはさみでパーツを作り出しては小さいところにのりをつけて接着しています。
そして製作開始から1時間45分。たった4枚の図面からできた踏切。思いの外完成度が高く子供にできたよというと、「すごいね、パパ」といいながらミニカーを取ってきて「カンカンカン」と遊び始めます。楽しそうに遊ぶ姿を見ていると、1時間45分かけて良かったと思えてきます。欲を言えば、これを子供と一緒になって作れるといいのですが、それはもう少しだけ先に事になりそうです。
残った課題は、遊び終わった後の始末です。奥さんも自分が長い時間をかけて作ったのを知っているので、むげに捨てることもできません。おそらくどうしても邪魔だとなったらくしゃくしゃになって捨てられてしまうのだと思いますが、ほんの一時でも楽しく遊べればいいのかなと思います。砂浜のお城みたいなものですね。
このほかにも設計図が25枚もあるアンコールワットや12枚の名古屋城など様々なものがあるので、長く遊べそうなサイトだといえます。是非試してみてはいかがでしょうか。
【参考】Canon CREATIVE PARK http://cp.c-ij.com/ja/index.html
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