あしたまにあーな

毎日の生活に ほんのちょっとのうるおいが 届きますように



親を困らせる10個の質問

2012年1月 21日 By: rainbow Category: 素朴な疑問 No Comments →

色々なことに興味を持つようになると、自然と「○○ってなに?」という質問を子供はするようになります。先日も子供から夕日が赤い理由について質問をされ、その答えを返すのに思いっきり時間をかけて回答しました。思いっきり嘘をつくことも可能ですが、自分が答えた内容を幼稚園などで他の子供に話したときに困るので、できる限り本当のことを、幼稚園児でも分かるように答えるように努力しています。

すべての質問に対して、そのように準備をして答えるのは難しいですか、その容赦ない質問のなかには大人に即答させない窮地に追い込まれる質問というものがあります。それを真剣に調査したのがイギリスの研究者であり、5歳から16歳までの子供をもつ2000人に対してインタビューを行った結果が示されているので紹介したいと思います。

1. なぜ昼間でも月が見える時があるのか。

2. なぜ空は青いのか。

3. 宇宙人を見つけられるか。

4. 地球の重さはどのくらいか。

5. 飛行機が空を飛ぶ仕組みは。

6. なぜ水はぬれているのか。

7. 割り算のひっ算のやり方は。

8. 鳥やハチは冬にどこへ行くのか。

9. 虹の原理は。

10. なぜ地球には時差があるのか。

調査結果から、科学や数学に関する質問に悩まされることが多く、自分で質問の答えを考えると答えた人は全体の3分の1にとどまり、多くは嘘を教えているという事実が見えてきたといいます。

上記の質問内容を見ていると、自分たちもそういうものであると本質を考えずに納得していたものも少なくありません。正確に答えるためには物理や天文学などを駆使し、その上でそれを自分の言葉で理解し、わかりやすく説明する高度なスキルが求められるのです。

いずれも高校までの勉強の範囲で説明できるものが多いのですが、大人になってみないとなかなかその面白さを理解することは難しいでしょう。まずは自分が好奇心を持って色々調べてみると意外な発見をすることができるかもしれません。その発見は、子供にいずれ勉強の楽しさが伝わる要素につながるのではないでしょうか。

【参考】ロイター http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPTYE80J01Q20120120

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藤子・F・不二雄ミュージアムへ

2012年1月 08日 By: rainbow Category: 子育て No Comments →

2011年9月に川崎市多摩区に登場した川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアムは、比較的近くにありながらなかなかいく機会がありませんでした。すぐ隣にあるばら苑には毎期通っていただけにかっこいい建物が建つミュージアムへはいずれは行く機会があるだろうと思っていたのですが、ついにそのときがやって参りました。

奥さんが、子供の冬休みの思い出づくりにとチケットを大人、子供1枚ずつ予約してくれたのです。当日は自転車で行こうかと聞く自分に、子供は「バスに乗りたいから登戸まで行く」との明快な返事。登戸駅に到着するまで、何色のバスがあるのかすべて把握している子供に、その期待の大きさを感じました。

登戸駅にやってきたバスは、ドラえもんなどが書かれた水色の大きなバス。乗ってみると、降車ボタンがドラえもん、座席シートにどら焼きの模様があるなど細部にまで凝っていることが分かり、子供も大はしゃぎです。

そのバスに揺られ約10分、ミュージアムに到着します。降りてみると、長い列ができていることに気がつきます。これははじめの部屋であるエントランスに30人ずつしか入れないため、外で長い列ができていたのです。寒い季節なので、ぶるぶるしながら待っている間にも、藤子・F・不二雄さんのキャラクターがこれでもかと出迎えてくれるので、退屈せずにいられます。

エントランスでは、おはなしデンワという原画や創作活動にまつわるこぼれ話を懐かしい音楽と共に楽しみながら聞くことができる機械を大人用、子供用と渡されます。このような施策は本当に嬉しい限りで、特に人が多いときに作品の背景や、場内で流れているアニメを他の人の邪魔にならずに聞くことができるので、すばらしいアイテムだと思います。子供も、二桁の数字は読めるので一生懸命数字ボタンを押して場所によって変わるチャンネルを回しては聞いています。

場内は、様々な展示作品がこれでもかという程並んでおり、ファンにとってはこれ以上ない魅力的な空間に仕上がっています。子供は細かいところまでわからないのと、パーマンやおばQなどのちょっと前のアニメに触れていないので、内容よりも場所そのものを楽しんでいました。残念なのは、一度この展示ルームを出てしまったら戻ることができないという点。何度でも見ることができればいいのにと思いますが、混雑の問題から難しいのかもしれません。

シアターでは、ここでしか見ることができないムービーを15分ほど楽しみ、終了後には意外なサプライズが待っています。ここはあえて書くことはしないので、是非実際にミュージアムで体験してほしいと思います。子供も目を輝かせながら、そのサプライズを楽しんでいました。

小さな子供用のスペースにはドラえもんに乗ることができたり、様々な遊具があったりして時間をつぶすことができます。子供はここで1時間ほど延々と遊んでいました。他の子供と仲良くやっていたので一安心。やはり、親としては取り合いになったり、順番を守らなかったりと我が子が他の子に迷惑をかけていないか心配になってしまいます。

3階にははらっぱがあり、ドラえもんをはじめ多くのキャラクターと記念写真を撮ることができるので、天気がいいときはとても気持ちがいい場所です。子供は土管がお気に入りで入ったり出たりを繰り返していました。自分も本当は入ってみたかったのですが、誰も大人がそんなことをしていないので、泣く泣くあきらめました。子供を追いかけるふりしてこそっと潜ってみれば良かったとちょっと後悔しています。

お腹がすいてくると、ここには2カ所の食事スペースがあります。一つは、ミュージアムカフェ。しかしここは、すでに80分待ちでとてもすぐに入れそうな雰囲気ではありません。そういえばジブリ美術館でもそうでした。もうすこし増やしてくれればいいのになと思ってしまいます。

もう一つのスペースは、テイクアウトコーナー。テイクアウトといっても、かなり広い食事をするスペースがあり、作品にちなんだオリジナルのメニューを注文して、その場で食べることができます。自分たちは、ここで四次元ポケットサンド、コロ助ぃナリ。、ドラえもんのメンチカツ、ほんやくコンニャク風くずモチを注文します。くずもちとは川崎らしさを感じますが、これだけオリジナリティあふれる食べ物に囲まれると、ほんのちょっと幸せな気持ちになれます。いつも以上に子供は食欲旺盛で、注文したものの半分以上を一人で食べてしまいます。味もすごくおいしいですし、おすすめといえます。テイクアウトコーナーではその他、メロンパンやラスクなども売っているので、お土産としてもいいでしょう。

体験型のみんなの広場や、まんがを実際に読める場所を楽しみ、1階のショップに立ち寄ります。「これがほしい」とだだをこねるのではないかと思われた子供は、「ぼくは、お店はいいや。いこう」と意外な言葉を残し、ミュージアムを後にします。

2時間ちょっとの体験でしたが、近くでここまで楽しめるのはすごく嬉しいことだと思いますし、その年代ごとに色々な楽しみ方を提供してくれるようにうまく配慮されていると感じました。次回は是非奥さんにも子供と一緒に行ってほしいと思います。また違った楽しみ方を子供ができるでしょうから。そのためにも、もらったパンフレットはなるべく見ないで、中で迷子になるとまるで自分が冒険をしているかのような感覚を持つことができるので、おすすめです。是非、藤子・F・不二雄ミュージアムに足を運んでみてはいかがでしょうか。

お片付けの習慣をつけるための秘策

2012年1月 07日 By: rainbow Category: 子育て No Comments →

夜7時過ぎ。

4歳の子供が寝ようとする寝ようとする際に、「ぼく、お片付けをするね」といって部屋に散らかったおもちゃをすべてきれいに片付けてからベッドルームに向かいます。自発的に片付けをする子供を見ているとなんだか微笑ましくなります。

このように、自発的におもちゃを片付けるようにさせるために、自分たちが何を子供に言い続けたか、それは至って簡単なこと。誰でも効果があるものではないのですが、小さい頃から言い始めるほど効果が高いと言えると思います。

その方法とは、「片付けないと、おもちゃ大魔神が来ておもちゃを持って行ってしまう」というもの。この神がかった内容から小さい頃にしつけない限り、反発してしまうのです。子供には2歳頃から言い続け、片付けをせずに寝ようとした際には、「あー、おもちゃ捨てられちゃうけど、いいんだね」といいます。

これは、心理学的にはオペラント条件付けのなかで負の強化と呼ばれるもので、

「ある行動Aをしないと、嫌なことが起こる」
     ↓
「嫌なことを起こしたくないから、ある行動Aをする」

というもの。この逆として正の強化というものもあり、片付けをするとお金やお菓子をあげるというもの。さすがに何かをあげたりはしませんが、きちんと片付けた後にはほめてあげる事によって、正の強化をもたらしていると考えられます。

このように、背景に負の強化をちらつかせ、実際には正の強化を行うことによって、より効果的によりよい行動を促すことができるのではないでしょうか。

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あらかわ 菜美

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