あしたまにあーな

毎日の生活に ほんのちょっとのうるおいが 届きますように


あしたまにあーな > ヘルスケア


春だけじゃなく秋の花粉症にもご用心

2010年9月 20日 By: rainbow Category: ヘルスケア No Comments →

温暖化が叫ばれて久しいですが、今年の夏の暑さはすでに沈静化し朝晩を中心に秋の気配が漂っています。この時期はすごく過ごしやすく春と並んで何事においても集中して取り組むことができる季節の1つといえます。

そんな集中力を春に妨害するのはなんといっても花粉症でしょう。鼻水や目の痒みなど我慢ならず、せっかくの気持ちのいい季節が憂鬱になってしまうのですが、この花粉が秋にも「秋花粉」として存在するのをご存じでしょうか。

春にしかイメージがない花粉ですが、それは春に飛散するスギやヒノキといった花粉に反応する人が多いからで、冬以外の一年中花粉症を引き起こす植物の花粉が空中を舞っているというのです。なので、秋に鼻がむずむずするから風邪であると言い切れず、秋花粉である可能性もあるのです。

東京都福祉保健局健康安全部環境保健課の方によると、8月下旬から10月中・下旬にかけて飛散する主な花粉は、イネ科の植物、ブタクサ、カナムグラ、ヨモギなどのものだといいます。スギやヒノキとは異なり木にならない草の仲間が多く野原や河川敷のように雑草が生えやすい場所にはこれらの植物が多いので、なるべく近づかない方が賢明だとアドバイスしています。

スギやヒノキのほかにも、花粉症を起こす植物はおよそ60種類ほど日本で報告されていて、その症状はくしゃみや鼻水、鼻づまり、目のかゆみと花粉症として共通だといいます。毎年決まった時期にこれらの症状が出る方は、風邪などではなく花粉症の可能性があるので、病院などでアレルギー検査を受けてみるといいでしょう。

あまり症状が出る人が多くないのは、イネやブタクサ、カナムグラなどは、背の高いスギやヒノキとは異なり、花粉が風に乗って遠くまで運ばれることはないため。現段階では問題がなくても、今後花粉を吸い続けることで発症の可能性が高まるといわれるのが花粉症であり、専門家の方はイネやブタクサによる秋の花粉症を予防するためにも、野原や河川敷にはなるべく近づかないことをすすめています。

とはいいつつも、野球やサッカー、バーベキューなど河川敷や野原でスポーツやアウトドアをするには最高の季節です。あまりにも注意するあまりマスクをこの時期にしていては逆に怪しまれることもあるでしょう。症状について秋花粉の存在を把握した上で、適度な対策が求められるのかもしれません。

【参考】web R25
http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/wxr_detail/?id=20100913-00003558-r25

無味無臭!春花粉・秋花粉対策にPCS■花粉症対策に◆ネイザルガード◆塗るだけマスクいらず

無味無臭!春花粉・秋花粉対策にPCS■花粉症対策に◆ネイザルガード◆塗るだけマスクいらず

価格:2,258円(税込、送料別)

水の飲み過ぎが招く水中毒とは

2010年8月 22日 By: rainbow Category: ヘルスケア No Comments →

暑さが厳しい今日この頃、外出していると水分補給をこまめに行なうことを考えている人も多いと思います。スポーツをしているときであればなおさら、考えることではありますが、この水を飲むという行為についてマラソン大会などで恐ろしい事故が発生しているというのです。

それが、「水中毒」というもの。まさか綺麗なイメージの水に中毒症状があるとは考えもしなかったと思いますが、実は失われた水分を補給する際に水だけを大量に飲むことによって起こるものなのです。

すごい量の汗をかいたときに、人間の体からは水分だけでなくナトリウムという物質も出されます。人間の体でナトリウムという物質はすごく大切な役割を果たしていて、神経刺激や筋肉の収縮に必要なもの。これが不足してしまい水分だけを補給してしまうとナトリウムの体内濃度が下がってしまい、「低ナトリウム血症」になってしまいます。

細胞としては水分とナトリウムのバランスが崩れてしまい、過剰な水分によって水ぶくれを起こします。この結果内臓や筋肉に異常が発生したり、脳細胞が水ぶくれになってしまうと脳の働きまで異常を来し、最悪の場合死に至ることも。こうならないためにも水分補給と同時にナトリウムをとる必要があるのです。

通常は腎臓という臓器が体内の水分とナトリウムのバランスを保ってくれるので、あまり神経質にならなくてもいいのですが、激しい運動をしたりして急激にバランスが崩れる場合には、意識して水分とナトリウムをとる必要が出てきます。

大切なのは、通常は、短期間に大量の水だけをとることは絶対に避け、常識的に少しずつ水分を取ること。大量の汗をかいたときには塩や梅干しなど塩分を多く含むものやスポーツ飲料などを意識的にとってナトリウムを補給することなのです。

日本医科大学腎内科の飯野靖彦教授によると、大量の発汗時には市販のスポーツドリンクのナトリウム量では追いつかないこともあるので、スポーツドリンクを糖分調整のため水で薄め塩分を足すことを勧めています。

よかれと思って行動する水分補給ですが、逆効果になることもあるということをしっかりと意識しておくことによって、万が一の事故を防止することができるのです。是非参考にしてみて下さい。

【参考】R25 2010.8.19 No.270

熱中対策水(味付けなし) 500ml×24本入

熱中対策水(味付けなし) 500ml×24本入

価格:2,520円(税込、送料別)

人間ドック受診者の9割が異常あり

2010年8月 21日 By: rainbow Category: ヘルスケア No Comments →

これを聞いてしまうと、すごく恐ろしい気持ちになってしまいます。人間ドックは自分の体の中で悪い部分を見つけ出すためにやっているので、むしろ早期に発見された方がいいのですが、いざ見つかってしまうとそれはそれでかなりがっかり来てしまいます。

日本人間ドック学会調べによると、昨年1年間に人間ドックを受診して生活習慣病と関連の深い検査項目で何らかの異常が見つかった人の割合は、実に90.5%にものぼったといいます。

ここで言っている「生活習慣病と関連の深い項目」6項目の中異常と判断された割合が高い順に見ていきます。
1. 高コレステロール 26.5%
2. 肥満 26.3%
3. 肝機能異常 25.8%
4. 耐糖能異常 18.5%
5. 高血圧 18.3%
6. 高中性脂肪 14.0%

「異常」であると判断する基準が高くなったことも、この値を大きくしている要因の1つではあるそうなのですが、ここまで高いのは日本人の通常の生活がすでに生活習慣を引き起こしやすい状況を作り出していると考えるべきでしょう。

スーパーなどでも生活習慣病と闘うというコーナーで特定保健用食品(特保)の売り場が、どんどんその面積を大きくしているのもこういった人間ドックをきっかけにして、注意する人が増えているからなのだと思います。

日本人間ドック学会の見方としては、近年の経済不況によってリストラや出向なども増えていて、ストレスを含めて生活習慣を悪化させてしまっているのではないかと話しています。

自分も来月には人間ドックを控えています。幸いなことにまだ異常と判断されたことはないのですが、歳と共に体は衰えていくものであり運動もままならない現状を見ると、いつ生活習慣病を宣告されてもおかしくありません。とりあえず、1駅分ウォーキングと間食の撲滅を1ヶ月だけでもがんばってみようと思います。

【参考】日本経済新聞 2010/08/20

増補新版「人間ドック」健康百科―検査がわかる、結果がわかる 増補新版「人間ドック」健康百科―検査がわかる、結果がわかる
(2007/06)
日野原 重明、

商品詳細を見る