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「なんか揺れてる」と感じたときの対処法

2011年3月 30日 By: rainbow Category: ヘルスケア No Comments →

地震が起こっていないのに、なんだか揺れているような感覚を持ってしまうという人も多いのではないでしょうか。自分もその一人なのですが本当に地震が起きていると思ってしまい、ふと天井からぶら下がっているものを見て揺れていないか確認してしまいます。

池谷医院の院長である池谷敏郎先生によると、この揺れているという感覚は、くるくると回ったときに目が回って真っ直ぐに歩けなくなってしまうという状況と同じだといいます。人間の耳の奥の内耳には「三半規管」というものがあり、体の空間的位置を把握し、バランスを保つ平衡器として機能しています。その三半規管が複雑な回転や揺れといった刺激を受けることによって、脳が混乱を起こしてしまい「酔い」といった気持ち悪い状況になります。

そんな酔いの状況がしばらく残ってしまうときに、揺れを感じてしまうといいます。揺れることに対して敏感になっている状況の中で、大きく揺れた時の不安や恐怖が揺れを思い出させることがあるとのこと。

また、人間は常にかすかに揺れているもので、バランスを取りながら暮らしています。それは目を閉じて立ってみると足の色々なところに力が入って揺れてしまうことを意識できることから示すことができます。このことが、揺れることに敏感になっている時に、顕著に意識されてしまうこともあると池谷先生はいいます。

では、この「ずっと揺れてる感覚」をどうにかするにはどうしたらいいのでしょうか。そのために池谷先生は以下の2つのアドバイスをしています。

◆自分で動く
じっとしていると揺れを感じやすいので、自分で動いて別なことに集中する時間をなるべく多くとることによって、通常時の感覚に戻っていきやすくします。ただ、揺れていると感じたときに動けと言われても不安で動きたいと思えないという人もいるでしょう。

◆遠くを見る
そこで次に実践を勧めているのが遠くを見ること。揺れは視覚から入ってくるヨウ素もあります。ついつい揺れてると思うときはついつい近くの物をみて揺れていることを確認してしまいます。すると余計に酔った感覚が残りやすいので、「ずっと揺れてる」ように感じる場合には乗り物酔いのときのように、遠くを見るなども良いといいます。

このように、揺れているのではないかと感じてしまうときには、地震に対して過敏になりすぎている自分がいるからで精神的なものの要素が大きいということがわかります。余震がある今の時期は、揺れている感覚がそのまま地震が起きていることに結びついていることがありますが、その上で、体調を整えストレスをためないように別なことをしながら発散して地道に元に戻していくのが最善の方法なのだと思います。

【参考】
・Exciteニュース http://www.excite.co.jp/News/bit/E1301368117190.html
・gooヘルスケア http://health.goo.ne.jp/medical/mame/word/161.html

ロキソニンが市販化

2011年3月 09日 By: rainbow Category: ヘルスケア No Comments →

解熱鎮痛剤として普通に処方される薬のひとつに「ロキソニン」があります。自分を含め多くの人がお世話になっているこの薬は、ロキソプロフェンといった同効果を期待できるジェネリック医薬品まで登場する大衆薬であり、鎮痛・解熱効果が優れています。家でも普通の大衆薬と同様に利用したいというニーズが高まったことが起因しているのかは定かではありませんが、2010年1月22日に厚生労働省はスイッチOTCとしてロキソニンを承認しました。

スイッチOTCとは、医療薬から市販薬に「スイッチ」した街の薬局のカウンター越しに売られる薬(Over The Counter)のことをいい、誰でも医師の処方箋がなくても購入することができるようになったのです。そのひとつとして2011年1月21日に第一三共ヘルスケアから出された「ロキソニンS」があります。

調剤薬局や普通の薬局でもこのロキソニンSの張り紙は至る所にあり、売れ筋であることが分かるのですが、とあるドラッグストアでは発売後から売上げは好調で、鎮痛剤の売上げの中ではずっとトップだといいます。それはやはり上記のようにこれまで病院でずっと処方されてきていて、効果に対しても確かな実績を感じているからだと分析しています。

これまで鎮痛剤としては、バッファリン、セデス、ノーシン、ナロンとありますが、知名度でいえば圧倒的にバッファリンでした。この中にロキソニンという医療薬出身者が参入することによって、自分たちの選択の幅も広がり、自分に一番合った薬を自分の手で選ぶことができるようになったのです。ロキソニンは、第1類医薬品のため、購入の際は薬剤師の説明が必ず必要なのですが、今までよりはかなり便利になったといえるでしょう。今後もどんどんスイッチOTCの薬のバリエーションが広がってくれることを切に願ってやみません。

【参考】
・gooヘルスケア http://health.goo.ne.jp/medicine/mame/selfmedi003.html
・薬事日報 http://www.yakuji.co.jp/entry17929.html

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6年ぶりのインフルエンザ感染

2011年3月 09日 By: rainbow Category: ヘルスケア No Comments →

そろそろ暖かくなってきたと思ったら急にものすごく寒くなった3月のある日のことでした。朝から出張で会社に戻ってはまた寒い外に出る必要があり、ビル風に完全にknockoutされてヘロヘロになりながら家に帰り、寒かっただけだと思ってすぐに布団に20時頃に入って眠ります。

ふと目が覚めたのは夜中の12時。気がつくとものすごく体が熱くなっていることに気がつきます。これまで体調が悪く例のウィルス性の病気かなと疑っては医者で「こんなんで来る必要ない」と言われんばかりだったのに、今回はなぜか確信がありました。「あぁ、自分はインフルエンザになってしまったかもしれないなぁ」と。

朝になり、会社にお休みの連絡をして医者に行って、鼻をぐりぐりするチェッカーを実施して診断されたのは、「A型のインフルエンザ」でした。実に6年ぶりの再開です。久しぶりだったね、インフルエンザ君。

家に帰り感染する可能性のある奥さんと子供を避難させ、自分はひとりぼっちの隔離生活に突入することになります。6年前につらかったのはインフルエンザそのものの症状ではなく、タミフルを飲んだことによる異常行動、ではなく胃痛でした。ずっと胃を抱えてもだえたものでした。それを思いだし、医者にはタミフルは嫌だと子供のようにだだをこね、タミフルではない薬を入手することに成功します。時代は変わったんだと実感しました。

そこでもらったのは、リレンザでもなくイナビルという吸入型の薬でした。この薬の凄いところは、期間中1回だけ自分で吸入するだけでいいということで、インフルエンザウィルスの増殖を抑えることができるという優れもの。早速家で吸ってみることにします。まずはトントンと粉を底に集め、横にスライドさせます。すると粉が入ったところが出てくるのでそれを吸入口から吸うのです。1本に2つのスライドが付いているので、もう1回同様に行ないます。これを2本分繰り返すのです。手順はこれだけ。実に簡単で、逆に本当に効いてくれるのか不安になるほど。

イナビルは、のどの炎症が進んでしまったりすると吸えないので使えないそうですが、早期であれば効き目はかなりあるとのこと。リレンザがよく使われていましたが、毎日吸入する必要がある事から、イナビルの方が利便性が高いのです。その後の状況も酷くなることなく、副作用もなくインフルエンザでの悩みはほとんどありませんでした。

逆に自分を苦しめたのは、またもやインフルエンザそのものではないものだったのです。それは偏頭痛。自分は頭痛持ちなのですが、しっかり寝る必要があるので寝て、そして起きたら偏頭痛で気持ち悪くなるしガンガン頭が痛いし最悪な状態でした。下手にうたた寝をすることすらできません。偏頭痛薬として利用しているゾーミッグが大活躍しました。これ、1個がすごく高いのですが、もはやそのようなことを言っている余裕はありません。

インフルエンザが治ったときに、もう二度と嫌だと思ったのはインフルエンザではなく偏頭痛でした。これを永久に撃退すべく医者に相談し、処置を行なってもらいました。これが無くなれば、日曜もゆっくりと眠れるかもしれません。(子供がそうはさせてくれませんが・・・)

今回、うまく土日を挟んだため仕事への影響は最小限に抑えることができましたが、インフルエンザにかかると自分がつらいだけでなく、多くの人に迷惑を掛けてしまうことを実感しました。ウィルスにかかるのはやむを得ないとしても、それにしっかりとした対策を施し、体調管理を行なうのは最低限のマナーであると痛感させられます。来年からは必ずワクチンを投与し、体を少しでも鍛え周囲に迷惑をなるべくかけないよう体調管理を徹底していきたいと思います。

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