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モーツァルトがポリープ発見を手助ける

2011年11月 03日 By: rainbow Category: ヘルスケア No Comments →

ドイツの偉大な音楽家であるモーツァルトの音楽には様々な効果があるといわれています。モーツァルトの音楽を聴くと頭が良くなる、ワインに聞かせると味が良くなるなど実に様々な効果が指摘され実際に行われています。我が子も昔から寝るときにモーツァルトの音楽を聴かないと寝れないという高尚な嗜好の持ち主であったりします。

一般にモーツァルト効果と呼ばれているものは、ドイツ教育省の検討の末2007年に存在しないと結論づけられましたが、直接的な効果よりも、副次的な効果に期待が寄せられているのではないかと思います。

そんなモーツァルトの効果について、アメリカ テキサス大学の研究チームによって新たな調査結果が報告されました。それは、モーツァルトを聴きながら大腸の内視鏡検査をすると、がんになる前のポリープを見つけやすくなる、というもの。

内視鏡の専門医2人を対象に、モーツァルトを聴きながらと音楽なしの計千件以上の検査について分析し、ポリープの発見率を、調査前の1年間の実績から計算した発見率と比較した結果、2人ともモーツァルトを聴いたときの発見率は調査前より高くなり、1人は調査前に21%だったのが67%になり、もう1人は27%が37%になったといいます。

埼玉医科大保健医療学部の和合治久教授によると、モーツァルトの中でも高周波数が多く含まれる曲を聴くと副交感神経の活動が高まり、医師は集中力が高まり、患者も消化液の分泌が増えてスムーズに内視鏡の検査ができた結果ポリープの発見率が上がったのではないかとしています。

これはドイツ教育省の検討内容と相違があるのですが、副次的な効果、つまり「モーツァルトの曲を聞くとすごくいい」という思いがプラス面に働くプラシーボ効果によるところがあるのではないかと思います。

モーツァルトの曲には、このように様々な指摘がされることからもわかるように、何らかの効果を期待してもいいのではないかと思えてきます。それがどういう原因であれ、プラスの方向に行くのであれば、それが広義の意味での「モーツァルト効果」なのではないでしょうか。

【参考】asahi.com http://www.asahi.com/national/update/1102/TKY201111020122.html

子供のための モーツァルト効果

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カルシウムの効果は時間で変わる

2011年11月 01日 By: rainbow Category: ヘルスケア No Comments →

思春期になるまでにカルシウムを多くとることによって骨の量が多くなり、年をとってから骨粗しょう症になりにくいという調査結果が報告されています。4歳になる子供は毎日カルシウムが入ったタブレットを食べているので、きっと大きくなったらものすごい太さの骨になるのではないかと期待しています。

このようなサプリメントだけでなく、栄養素は「1日に摂取する量」というものの目安が示されています。江戸川大学教授の中村雅美教授によると、この1日に摂取する量だけでなく、栄養素の効果を最大限に引き出すための効果的な摂取時間というものもあるといいます。

人間には体のリズムというものがあり、このリズムにあわせて摂取すると最も効果的だといいます。例えば牛乳を例にして目的別の効果的な摂取時間を以下に示します。

◆牛乳を朝に飲むと効果的なもの
便秘を予防した毎日をすっきり過ごしたい場合。朝牛乳を飲むことによって胃腸の働きを活発にし、その結果便秘を防ぐことができるのです。

◆牛乳を昼に飲むと効果的なもの
その日の筋肉活動に必要なカルシウムが補給され、活動的な一日を送ることができます。トレーニングをやっている人はその効果アップも期待できます。

◆牛乳を夜に飲むと効果的なもの
丈夫な骨を作り大きくなることができます。骨は夜作られるので、骨の元になるカルシウムは夕方にとるのが合理的なのです。このとき果物と一緒に摂取すると、果物に含まれるクエン酸やリンゴ酸がカルシウムを骨に利用しやすくしてくれるので、より高い効果を望むことができます。

どのタイミングで摂取したとしても、それぞれ大切な目的で利用されるのですが、どうせならその使い道を自分でもしっかりと把握しておきたいですよね。自分がどう使われてほしいのかを考えて、うまくカルシウムを利用しましょう。

【参考】日本経済新聞 2011/10/30

ビール腹はビールのせいじゃない

2011年10月 17日 By: rainbow Category: ヘルスケア No Comments →

毎年、人間ドックを受け続けている自分が最も気にするのが体重であったり、BMIであったりする、いわゆる肥満と呼ばれているたぐいのものだったりします。幸いに結果の上では大丈夫なのですが、いつなってもおかしくない年齢なだけに気を緩めてはいけないと検査結果が出るたびに気を引き締めています。

男性の肥満体型として典型的なのが、お腹がぽっこりと出てしまう「ビール腹」ではないでしょうか。その名の通り昔からビールを飲み過ぎるとこのようなお腹になると考えられてきました。ビール会社の商品を見ても、糖質やプリン体をカットした商品がいくつも登場していることも裏付けなのだと思っていました。

しかし、滋賀医科大の上島弘嗣・特任教授たちの調査結果によると、ビールをよく飲む中高年の男性と、そうでない人を比べても、腹囲に差はみられなかったことから、「ビール腹」はビールを飲む量とは関係ないことがわかったといいます。

であれば、ビール以外のアルコールが影響を及ぼしているのかといえばそうでもなく、研究グループによると
食べ過ぎと運動不足が「ビール腹」の原因だと説明しています。確かに、年をとるにつれていいものを食べるようになり、運動をあまりしないようになっていきます。カロリーをものすごく摂取するのに、それを外に出さないのであれば、肥満体型になるのも当たり前だといえるでしょう。

これからは、自分の肥満をビールのせいにすることができそうもないので、あきらめてカロリーを控えて運動をするしか、道はなさそうです。

【参考】読売新聞 2011年10月13日

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