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電気の使用状況をチェックしよう

2008年4月 27日 By: rainbow Category: 環境問題 No Comments →

冷蔵庫やテレビ、パソコンといった家電は一体どのくらいの電力を消費しているのでしょうか。エコと言われて各家庭でも色々な取り組みが行われていると思いますが、いまいちどのくらい電力を削減できたかが分からないとモチベーションも上がらないですよね。

そんなとき、この「エコワット」というのはすごくいい感じですよね。電源タップに似た本体をコンセントに差し込み、さらに家電危機をプラグに差し込むとすぐに表示されるのです。3秒間隔で電気料金、使用電力量、二酸化炭素排出量が表示されます。

これ自体の電力がどのくらいかかるのか、というのはあまり気にしないことにして温暖化対策を考える上で一つの大きなツールといえると思います。1個3150円ですが、もうすこし補助金等を出して値段を下げてもらえればみんなの関心も高まって、より効率的な電力削減を考えられるんじゃないでしょうか。

また、継続的にどのくらい削減できたかをグラフ化したいですよね。なんで、このエコワットにminiSDなどを取り付けられるようにして、継続的にデータを保存できるというのはいかがでしょうか。そうすれば、パソコンなどでずっとデータを比較しながら確認できるし、そのデータをいろんなところに提示したりしてゲーム感覚でエコ活動できるんじゃないでしょうか。

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食料価格の高騰が思わぬところへ

2008年4月 23日 By: rainbow Category: 環境問題 No Comments →

皆さんも既にご存じだと思いますが、生活に必要なパン、コメ、トウモロコシといった基本的な食材の値段が高騰していて、それを原料とする様々な食品への影響も拡大していっていますよね。

この流れは何も日本だけでなく、世界的にも同様に価格が高騰していて、世界銀行の推計によると、過去3年間で世界の食糧価格は実に平均で83%も上昇しているという統計まで発表されているのです。

なんでこんな状況になっちゃっているの?って思いますよね。その原因としては、気候変動による収穫量の減少や、中国やインドの食糧需要が増大したことなどが挙げられています。

でも一番の問題はやはりバイオ燃料なんじゃないかと思います。このブログでも前から警告を発していますが、トウモロコシなどを使ったバイオ燃料への作付けの変更に伴って、連鎖的に小麦の作付けが減少、さらに食料トウモロコシの価格高騰とつながって行っているのが問題なんじゃないでしょうか。

現に、国連の機関であるユネスコも食糧に関する報告書で、以下の2点を原因として挙げています。
1. 原油価格の高騰が食糧の流通コストや農場での生産コストに転嫁されている
2. 収穫された穀物がバイオ燃料に回されている、

特にバイオ燃料については、「食料価格を上昇させ、世界中で発生している飢餓を軽減するための能力を低下させるもの」と批判し、「化石燃料への依存度を低下させるような農業のやり方を開発しなければならない」
と主張しているのです。

日本ではまだこれといった騒動は起きていませんが、こそこそと魔の手が忍び寄っていることをご存じですか?
トウモロコシ価格の高騰を受けて、コーンスターチ最大手の日本食品化工は08年2月から遺伝子組み換え(GM)トウモロコシの輸入を始めました。トウモロコシの全ての量を仕入れるアメリカでは、作付されるトウモロコシの大半がGMトウモロコシになる見通しで、安定供給を優先させた形にシフトしていっています。

GM食品は、非GM食品よりも比較的価格が安いとされていますが、一部では安全面での不安を指摘する声もあります。この会社以外にも、GM食品導入を進める動きがあり今後広がっていく可能性が高い状況になっています。

知らず知らずのうちに、安全を脅かす商品にとてかわって需要を満たしていこうとする動きが消費者の見えないところで静かに始まっている状況を、このまま黙ってみているわけにはいかないんじゃないかと思います。

【参考】J-CASTニュース

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エコアイデアで会社を救え

2008年4月 20日 By: rainbow Category: 環境問題 No Comments →



エコブームに拍車をかけたのは北海道洞爺湖サミット。決してブームという言葉を使ってはいけないのですが、エコにビジネスチャンスありとばかりに、各企業とも環境問題対策をエコという名前を使って様々な戦略を採り始めています。今日は、そんな取り組みを紹介したいと思います。

■松下電工
屋上の太陽光発電、窓の自動開閉などで35%の省エネを達成しました。

■コネクトリプロ
廃棄された携帯電話のなかから液晶を回収し、小型ワンセグテレビを作って大ブームになっています。

■エディオンで
名刺サイズを半分にすることで、紙の削減を達成すると共に話題作りに寄与しています。

■ハリオグラス
イースタイルという環境を意識した耐熱ガラスを使った食器を発売しました。耐熱ガラスで電子レンジを使うことで、電気代を削減し調理することができます。

■慶應大発のベンチャー
足の振動によって発電する仕組みを開発しました。一分の駅ではすでに発電実験が行われています。さらに、首都高の橋の裏側にも取り付けられていて、橋のライトアップのためにその電気が使われています。仮に全ての首都高の橋に振動発電を取り付けたとすると、火力発電所1機分の電力作り出すことができるというのですから驚きですね。

■PHG
京都の企業で、植物由来のコラーゲン入り化粧品を作っています。入れ物や梱包材も再利用していて、運ぶのはすべて自転車にて運んでいます。まさに地元に根ざした姿と言えると思います。

今は、環境問題がエコブームという姿で、今後どのような形になっていくのか見えませんが、進むべき道が見つかったとき、地球も自分たちも企業もみんなが幸せになれるのかもしれません。