あしたまにあーな

毎日の生活に ほんのちょっとのうるおいが 届きますように



増えつつある迷惑電話への対応方法

2010年10月 18日 By: rainbow Category: 日記 No Comments →

新入社員の頃、重要な仕事のひとつとして電話を受けるというものがありました。電話が鳴ってから3コール以内にとることを先輩から教わり、それが企業イメージを高める1つであると教わったものです。

そうした電話に毎日出ていると大体、数回に1回は勧誘関連の内容になります。不動産投資、投資信託、先物取引など、なぜか儲かる系の話が部長などの偉い人宛に掛かってくることが多くありました。

そんな迷惑電話に対しての鉄則は折り返すこと。相手が所望している相手は現在不在であり、こちらから折り返すので連絡先を教えて欲しいと伝えるのです。そうするとほぼ100%、相手は結構ですと断って電話を切ったものでした。

ところが、それから時は経ち、今ではこの方法は少しずつではありますが通用しなくなっているといいます。後輩である新入社員に話を聞くと、今もかなりの迷惑電話が掛かってきていて、その対応に時間を取られてしまうとのこと。それでも出ない訳にはいかないので、出てみると相手はやはり不動産投資、投資信託、先物取引といった業者。

しかし、この相手に対して今まで通り適当にあしらったり、すぐに電話を切ろうものならとてつもない逆襲が始まるといいます。ぞんざいに扱って電話を切ってしまうと、その数分後にすぐに電話が掛かってきて、ものすごい怒声でののしられます。

彼らにしてみれば、電話に丁寧に応対しないのは失礼に値する、そんな失礼な対応を御社はするのか、というあり得ない論法で攻めてきます。そこには、この電話を受けることによって営業が妨害されている自社の事など考えられているはずもありません。

こういった電話は一方的に勧誘話というよりも、ほとんど怒鳴られて終了するのです。後輩は、さらに「あなた性格悪そうだね、友達いないでしょ」まで言われて相当凹んでいました。ご愁傷様です。時代が変わり、いろんな方法が出てきたのかもしれません。

そんな電話に対して、派遣の方は難なくこなしているので聞いてみると、そこには思いがけない対応方法がありました。それは相手の話を流しながら聞いてあげることだそうです。相手が一生懸命話している最中に、「大変ですね」「そうなんですか」「そうですね」と適当な相づちを打ち続け、なるべく感情を出さないこと。そしてらちがあかないと相手に思わせることが一番相手を怒らせずに、諦めてくれる方法だといいます。

少々時間は掛かりますが、何度もかかってきて応対するよりも、1回で相手を疲れさせる方が次はないので効率的かもしれません。すべてのパターンで活用できるとは限りませんが、しつこい勧誘に対していつもと違った方法を取り入れてみてはいかがでしょうか。

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情報処理試験(ITパスポート)への道のり

2010年10月 17日 By: rainbow Category: 日記 No Comments →

今、自分がいる担当では資格取得のブームが訪れていてどんな資格を取ったということが話題になっています。自分も資格取得に対して会社から補助金が出ることや、資格取得に向けた勉強も無駄にはならないということから、何か受けてみようということで、数ヶ月前に情報処理試験のなかで最も難易度の低い「ITパスポート」の試験を受けることにします。

試験日は、2010年10月17日の日曜日。

4択の問題が100問あり、IT系全般にわたる知識が試されます。合格基準は全体の6割で、3つの分野単位ではそれぞれ3割とることが求められます。前回の合格率は50%弱だったので、半数の人は落としていることになります。

本を購入し、試験を始めたのは10月に入ってから。こういうのはとにかく問題をたくさん解くことが大切なので、問題がたくさんある参考書を購入し、3回繰り返して問題を解き、分からないところは解説を読むという勉強法でこの2週間やってきました。

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そして、今日の試験。試験時間は165分も試験時間があるので余裕だと思っていたのですが、結局はギリギリになってしまいました。見直す時間も十分に取れなかったのが残念ですが、途中退席する人もたくさんいました。早く解くことが大切ではないのですが、気になってしまいます。

試験後は、数十分で資格の予備校である大原から解答速報も出ていて自己採点をしてみると、合格はしているようです。ただ、正確ではない可能性があるということと、マークシートミスなども考えられるので、結果はドキドキしながら待ちたいと思います。

試験勉強は、時々やると刺激になっていいので、また来年も何か情報処理試験を受けてみたいと思います。もちろん会社からの補助金があるものを狙うんですが。

キヤノンオープン2010 観戦記

2010年10月 11日 By: rainbow Category: 日記 No Comments →

朝からシトシトと雨が降りしきる中、前日からの大雨の影響もあり中止の危険性もあったキヤノンオープンの最終日、劇的な結末を間近で見ることになります。

きっかけは、上司からもらったキヤノンオープンの前売り券でした。なかなかゴルフの大会を直接見る機会も少ないので、喜んで出かけることにします。もらったのは2枚だったので、身近なところから誘いをかけ父親と子供の3人で出かけることにします。

まだ眠い朝、子供に「ゴルフ見に行くんでしょう、パパ起きて!」と最強の目覚まし時計によって起床し、雨の中会場へ向かいます。子供は直接石川遼君を見ることができるとルンルンで、自分も前日までトップだった彼を見てみたいという思いから、雨であることも忘れてうきうきでした。

会場に到着すると、開始が2時間ほど遅れるそうです。コース整備に時間が掛かっているようで、スタート時間が早い選手のプレーが始まっていました。やはり生で見るゴルフは迫力が違います。

しばらくは、一番近い1番ホールのグリーンで子供と見ていたのですが、イベントとして子供パター大会などが開催されているというので、クラブハウスまで行ってみることにします。

1番ホールは激しい下りになっているホールで、逆に歩くと当然激しい上りに直面します。歩き終わった頃には、すでに3人ともクタクタ状態。選手と一緒についてまわる観戦スタイルは無理と判断し、どこかで定点観測するのがいいだろうと悟ります。

楽しみだった子供パターゴルフは、雨のためか中止と書かれており、子供もがっかりしてやりたかったとぼやきます。なんとか気持ちを盛り上げさせ、向かったのが4番ホールのセカンド付近。ここで遼君を待つことにします。生で見ると、プロゴルファーの方が、ものすごいスピンをかけてグリーンを攻めているのを感じ、その迫力に圧倒されます。簡単そうに打っているんですが、決してそうではないんですよね。

待っていると雨も止んで、晴れ間が出てきて熱いくらいに。段々眠くなってきた子供は帰ると言いだし、父親も疲れたから後はテレビでと言い出します。せめて遼君を見てから帰ろうということになり、待つこと30分ほど。

すると向こうから大群が来るではありませんか。最終組の遼君のパーティーとそのギャラリーです。あっという間に自分たちのまわりにもギャラリーが囲み、その先に遼君がやってきます。一緒に回っている横田真一プロと谷原秀人プロは少しやりづらそうです。

一番飛んでいないのが石川遼プロでしたが、定点観測では何番で打ったのか、その前のホールはどうだったのかなどの情報が一切無いので、そこはつらいところ。自分たちが見ていた4番ホールのセカンドは3人とも無難にグリーンに乗せて、ホールアウトしていきました。それと共に嘘だったかのように人も居なくなります。

子供と父親はここで帰ることに。自分は最後まで見たかったので、引き続き誰かについて回ることにします。最終組は恐ろしく人が多く遠くの方から見るしかないので、それならとどんどん前に向かって歩き、魅力的なパーティにぶつかります。最終組から5つ前を回っている片山晋呉プロでした。

自分は彼の一生懸命日本ゴルフを盛り上げようとパフォーマンスをしてくれる姿がすごく好きで、ずっと応援していました。最近は遼君人気で押されてますが今でも一番好きな選手の一人です。その彼がかなりスコアをあげながら頑張っているではありませんか。

ここは一緒に回って応援するしかないと思い、Inに入って17番までずっと彼を追いかけ続ける観戦スタイルに切り替えます。片山晋呉プロのパーティーはそこまで人が多くなく、一緒に回っても彼の打つ場所付近で見ることができます。なので、彼が打った後に漏らす感想や、歩きながら周囲のプロと話をしている内容まで聞くことができてすごく新鮮でした。きっとこれが生で見る良さなんだと思います。

印象的だったのが、とあるロングホールで片山選手がTショットを右のバンカーに入れてしまったときのこと。早めに行ってボール付近で待っていたのですが、片山選手は到着するなり競技委員を呼んでほしいと依頼します。その間、外国人に英語で先に打って欲しいと依頼したりしている間に、競技委員がやってきます。しかし競技委員は遙か遠くにカートを止めて走ってきます。

すると片山選手は、「あそこ?それじゃ、大変でしょう・・・」と周囲にユーモアあふれる感想を漏らし、その後も競技委員との会話の中で、競技委員が「こっちから打ってもいいですよ」と状況の悪い方を指すとすぐに片山選手が「そこはダメだよ」と交わしたりして、ほんの些細なことではありましたが、周囲に笑いが広がる場面がありました。

こんなことを間近で見ることができるのも、見に行く醍醐味だと思います。後ほど石川遼プロについて回りましたが、遙か遠くに彼の存在を見つけながらなかなか近づくことができなかったので、今回はついて回らなくてよかったと思っています。

すでにご存じのように、最後は横田プロが13年ぶりの優勝を飾ります。グリーンサイドで穴井夕子夫人と抱きしめ合う姿を見て、感動して思わず涙が出てきました。終盤に怒濤の追い上げを間近で見ていましたが、結果的にはこれも最高の結末の1つだったんだなと思えます。ギャラリーもきっとそう感じたことでしょう。

今回、プロの迫力と闘志を間近で見ることができて、本当によかったと思います。確かにテレビで見るようにすべてを把握することはできませんが、自分が好きな選手について回りながら、どのようなプレーをするのかをじっくりと見ることができるのは、生でしか味わえない楽しみ方だと今回強く感じました。ただし、かなりの体力が必要であることがわかったので、子供と体力アップを図りたいと思います。