あしたまにあーな

毎日の生活に ほんのちょっとのうるおいが 届きますように



うさぎは寂しいと死ぬのか?

2010年12月 02日 By: rainbow Category: 日記 No Comments →

2011年はうさぎ年で12月から1月にかけてはうさぎについて取り上げられる機会も多くなります。そのうさぎについて1つの半ば当たり前のようにいわれている説があります。それは「うさぎは寂しいと死んでしまう」というもの。誰もがどこかで聞いたことがあり、1度は誰かに口にしたことがあるのではないでしょうか。

しかし、よく考えてみるとこの話はほんとうなのでしょうか。その素朴な疑問に対して富山県のとある獣医師の話を紹介したいと思います。

それによると、確かにうさぎは寂しさを感じているようで、飼い主と離れた状態にして戻ってくると「足だん」という不満を示す行動をし、一人にされたことに対して寂しさを感じていると考えられるといいます。

しかし、寂しいという気持ちだけで死んでしまうことはないと断言しています。感じる寂しさによってストレスを感じ食欲をなくして、やがてそれがいのちの危険に発展するということはあり得るといい。

だけで死ぬ、ということはありません。しかし、たとえば淋しさや何らかのストレスで食欲がなくなり、ケアをされず放置されていた場合、命に関わることはあり得るといいます。これは、うさぎのような草食動物は、24時間以上何も食べないと胃腸の動きが止まってしまうことが要因です。

ここから言えることは、寂しいと死んでしまうというのは「風が吹けば桶屋が儲かる」的な原因と結果を直接結びつけたものであり、その途中には様々な状態の変化があってこそなのです。

これで謎は解けましたが、もし女性が「うさぎは寂しいと死んじゃうの。私も同じなのよ」と話をしていたら、それを科学的な倫理観から否定するのではなく、やさしく「そうだね」といってあげられる大人の優しさと余裕を持ちたいものです。

【参考】excite News http://www.excite.co.jp/News/bit/E1291113567095.html

落ちたものを食べられる「3秒ルール」の真相

2010年11月 30日 By: rainbow Category: 日記 No Comments →

地面に落ちてしまったものでも、すぐに拾うことができれば「なかったこと」にしてそのまま食べてしまうといった経験は誰にでもあると思います。このお約束ごとを世間では「3秒ルール」などといいますが、この秒数はほとんど同じだそうです。

でも、よく考えてみると地面に落ちたものを3秒以内に拾えれば大丈夫だと言える理由がさっぱりわかりません。一度落ちているのですから何秒で拾い上げようがドロやバイキンはついているでしょうし、逆に10秒以上経過したからリカバリー不可能ということもないと思います。

そんな「3秒ルール」について真剣に研究した人たちがアメリカにいるというのですアメリカ・イリノイ大学で当時高校3年生だったジリアン・クラークは、2003年に大腸菌をまいた床に、グミキャンディーやクッキーを放置し、経過時間ごとの菌の付着状況を顕微鏡でチェックする研究を行ないました。

ちなみにアメリカでは3秒ではなく「5秒ルール」が主流なのですが、実験の結果としては、5秒以下の短時間であっても相当量の菌の付着が認められ、このルールが大間違いであることがあらためて実証されたといいます。やっぱり科学的にはこのルールは説明が付かないという、誰もが口にすることはなかったけどそうなんだろうなと思うことを証明してしまったのです。乾いていて細菌があまりいないような所に落とした時にはそれなりに安全であるといいますが、床が衛生的なそうでないかの判断は付かないので、食べない方が賢明といえるでしょう。

ちなみにこの「3秒ルール」を研究した実験に対して、2004年に人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究に対して与えられる賞である「イグノーベル賞」が与えられたといいます。誰もが当たり前のように使っていた常識を、あえて科学的に証明したこの研究はユーモアにあふれると共に、新しい発見を自分たちに与えてくれる功績ではないでしょうか。まだまだこういった暴かれていない常識はたくさんありそうです。

【参考】web R25 http://r25.yahoo.co.jp/

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5回目の結婚記念日がハッピーバースデーに?!

2010年11月 28日 By: rainbow Category: 日記 No Comments →

今週、奥さんと結婚して5回目の記念日を迎えました。夫婦によっては入籍日を記念日にする人もいるようですが、自分たちは披露宴をした日にしています。

別件で新宿に行く用事があったので、帰りに子供と3人でベトナム料理のお店で食事をして、その足で小田急百貨店の地下にある千疋屋で苺のババロアを購入します。これは完全に子供チョイスなのですが、彼の目的は全然違うところにありました。

家に帰るやいなや子供はケーキが食べたいと言い出します。子供が言っているから仕方ないねと奥さんと話をしてはいますが、内心子供よりもケーキを食べたい気持ちが強いのは自分たちでした。

ケーキの目的はあくまでも自分たちの結婚記念日なのですが、ここからは完全に主導権は子供に移ります。まず買ってきたモンブランケーキにろうそくを立てて、そこに子供自ら火をつけて、おもむろに「ハッピーバースデー トゥー ユー」と自分たちに手拍子を強要して歌い出します。

その歌なのですが、なぜか自分の名前を出して祝っているではありませんか。そしてにこにこ顔でろうそくの火を消します。完全に自分の誕生日と勘違いしている、というかろうそくの火を消したいというだけでやっているようにしか見えません。今日の主役は子供になってしまいましたが、自分たちはこれはこれでいいやと主役の座を彼に明け渡します。

それで気をよくした子供は、この後夜までに8回の「ろうそくに火を付ける」→「誕生日の歌を歌う」→「手拍子を強要する」→「火を消す」→「拍手する」を実施することに。祝う相手は子供が4回、奥さんが2回、自分が2回とちゃんとみんなを祝う気持ちを忘れなかったのはさすがです。

肝心のケーキは食べずに苺だけをばくばくとすべて食べてしまい、ババロア部分は自分と奥さんで食べるハメになりましたが、素敵な結婚記念日となりました。こうやって楽しくこれからも過ごしていけたらいいですね。