あしたまにあーな

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便利な言葉「お言葉に甘えて」を使いこなそう

2011年3月 27日 By: rainbow Category: ビジネス No Comments →

歓送迎会などのシーズンとなりました。自分が歓迎される側だったり、送別される側になった時には多くの場合に飲み会代が無料になります。自分も誰かに対してそうしてきたので、全体としてはそういったバランスの上に成り立っているのですが、おごられた時の支払時にどのようにお礼を言っていいか非常に迷いどころです。

「いえ、わるいですから」
「そうですか、スミマセン」(暗い感じで)
「会社が払ってくれるんですか?」(あまりにも失礼)

なかなかいい言葉が思い浮かびません。せっかく上司や先輩が気持ちよく「今日は自分のおごりで」と言ってくれているのに、それに対してスマートに感謝の気持ちを伝える方法がなかなかないのです。

そんなときにおすすめの言葉をコミュニケーション塾主宰の今井登茂子さんが紹介しています。それは「お言葉に甘える」という言葉。しかもなるべく明るく笑顔でいうことによって、単なる「ありがとうございます」よりも謙虚な気持ちが明確に伝わるといいます。

おごられる場合だけでなく、相手が親切にも仕事や作業を手伝ってくれたり、代わりにやってくれるときに、「では、お言葉に甘えさせて頂きます。どうぞよろしくお願いいたします」と頭を下げると効果はてきめんで、相手と気持ちよくコミュニケーションをとることができるのです。

相手の親切心を素直に受け取るときは、素直に受け取ることも大切なんだと思います。その代わり相手への貸しは何らかの形でお返ししてあげるようにすれば、より親密な関係を築くこともできるのではないでしょうか。

【参考】日経Plus1 2011/03/26

きちんと話せる!とっさに使える! 敬語すらすら便利帳 きちんと話せる!とっさに使える! 敬語すらすら便利帳
(2009/12/23)
今井 登茂子

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月曜日が憂鬱にならないためにできること

2011年2月 20日 By: rainbow Category: ビジネス No Comments →

サザエさん症候群は日曜夜に放送しているサザエさんを見る度に、月曜日に会社や学校に行きたくないなとブルーになってしまう心理状態のことを指しますが、それは日曜日があまりにも充実していたからというどうしようもない要因とは別に、それを防ぐために自分でコントロールすることができるといいます。そんな心構えをR25で見つけたので紹介したいと思います。

月曜日に憂鬱になるのは、そこに重要な打ち合わせや予定が入っているからとR25では指摘しています。本来であれば重要な打ち合わせを入れた前日は、その打ち合わせに向けて自分なりに準備を行なうのが普通ですが、月曜日の打ち合わせとなると、前日は金曜日になってしまいます。金曜日に来週月曜日のことなど考える人はそう多くはないでしょう。すべてを忘れて遊びたいと考えるのが自然です。

そうなると、日曜日に月曜日のことを考えさせられる現実を突きつけられたときに、落ち込んでしまうのです。もちろん自分ではない他人に入れられた打ち合わせであれば、回避することは難しいかもしれませんが、できる限り月曜日には重要なイベントを持ってこないのが、1週間をモチベーション高く始める上で重要なポイントとなるのです。

では、重要な打ち合わせやイベントはどこにいれたらいいか。それはずばり、水曜日か木曜日にいれるとベストなのです。これによってその日に向けた準備もできますし、万が一そこで修正を余儀なくされてしまった場合にも木曜日と金曜日があるため、宿題事項を伸ばす必要がありません。

仕事ができる、できないは個人のスキルや適性という目に見えないものの要素も多分に含むため、一概にこれができれば仕事ができるようになるというものではないと思いますが、精神状態をまずはプラス方向に持って行くことによってできることができるようになるものも出てきます。この打ち合わせを水曜日や木曜日にもっていく方法が、ひとつのきっかけになればいいと思います。

【参考】web R25
http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/wxr_detail/?id=20110217-00005347-r25

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(2006/12/01)
小山 龍介

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読み上げプレゼンが評価を下げる

2011年2月 09日 By: rainbow Category: ビジネス No Comments →

大学や企業に入って始めてプレゼンテーションの重要性が分かります。大学では自分がやってきたことを卒業論文や修士論文として発表するだけでなく、ゼミや研究室での進捗状況を教授に説明する際にも重要なアイテムとなります。企業ではそういった報告のアイテムとなるばかりではなく、取引先に対して買ってもらうための商売道具にもなり、より重要性が高まります。

そんなプレゼンですが、自分が他人の説明を聞いていてもうまいと感じる人とそうでない人がいるのに気づきます。その違いについて明確に言葉にすることができずに感覚的なものであったのですが、とある記事にてその特徴について明記してあったので紹介すると共に、今後どうしたらいいのかについて考えてみたいと思います。

プレゼンを作成する際にはマイクロソフトのパワーポイントを利用するのが一般的ですが、話す内容をひたすら文字で書いてしまいがちになります。この方が作る分には楽なのですが、発表時もそれを読むだけのプレゼンになってしまいます。この「読むだけ」になってしまうプレゼンは、聴衆に自分の意図を伝えることが十分できない下手なプレゼンであると捉えられてしまうのです。

そこで、以下に示すポイントが重要になります。

◆書いてあることと : 書いてないこと = 7 : 3
書いてあることを読むのは、まとめや気づきを与える際に利用し、それらのつなぎの言葉として3割は書いてないことを織り交ぜます。書いてあることを読む場合、聴衆は次に何を話すか予測することができること、そして単調になりがちで発表者とのアイコンタクトも希薄になることから退屈をしてしまいます。それを防止するのです。そのために織り込む「書いてないこと」の話し方の例として以下に2つ紹介されています。

◆トピック間の「つなぎ」を話す
トピックごとにこれまでの内容を簡潔にまとめたり、次に話す内容を予告するなどして、聴衆に息継ぎをさせるのです。
(例)
 「ここまでは○○の話をしてきました。□□は△△である、という内容でした」
 「では、次に▲▲についてご説明します」

結局何が言いたかったのかと思考が詰まってしまうと、なかなか次の話が耳に入ってこなくなります。そんな消化不良を防止するという効果も期待できます。

◆聞き手の不安を解消しておく
どこまでこの説明が続くのか、先が見えないプレゼンは人を不安にさせます。話が単調になったり、比較的長時間(目安として5分以上)同じ話をし続ける場合には、事前にこれからすることを話しておくといいでしょう。
(例)文章量が多い内容を読み上げなければならないとき
 「ちょっとここだけ読み上げさせてください」

こんなちょっとした気遣いが、プレゼン全体を単調にせずに盛り上がりのある内容となり、それが評価に結びつくのです。

このように、文章をただ記述したプレゼン資料を読み上げるだけでは相手の心に訴えることができません。それではインターネット上で遠隔にいる人の話を聞いているのと同じです。同じ場所に人と人が顔をつきあわせている利点を最大限に利用することこそ、プレゼンの重要な要素なのだと思います。

相手が近くにいるので、相手の状況を見ながら対応を変えていくことができる。目を見て話をすることで気持ちが伝わるのです。なので、プレゼン資料中の文章はなるべく簡素化し、文字量を減らすのもありだと思います。聴衆が自分のプレゼン内容について詳しくないのであればあるほど、簡素化してわかりやすくすることが求められるのです。

【参考】誠 Biz.ID
http://bizmakoto.jp/bizid/articles/1102/09/news026.html

スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則 スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則
(2010/07/15)
カーマイン・ガロ

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