多摩川吹奏楽団 第27回定期演奏会
毎年お世話になっている多摩川吹奏楽団の第27回定期演奏会が、多摩市民館で行われました。今年は、下の子供を含めて家族4人で鑑賞しに出かけます。毎年見に行っているので、大まかなプログラムの進行はわかっていますが、なんと言っても第2部のパフォーマンスにあります。
今回のプログラムは以下の通り。
◆ 第一部
1. FIREWORK!
2. SONGS OF EARTH, WATER, FIRE AND SKY
3. ROMANESQUE
4. Magellan’s voyage to Unknown continent
◆ 第二部
1. Brazil (Aquarela do Brasil)
2. MacArthur Park
3. LAWRENCE OF ARABIA
4. FUNICULI FUNICULA
5. J-BEST
6. My Favorite Things
7. Global Variations
その他アンコール2曲
前回、指揮の三浦俊司さんが卒業をし、あのトロンボーンを聞くことができないのだなと寂しい気もしましたが、それを上回る程の演出を見せてくれました。
今回は、ロンドンオリンピックの年ということもあり、世界各国の音楽を届けるというコンセプトでした。それもあって、今まで聞いたことがあるような曲もあまりなく、全てが新鮮な演奏ばかりでした。
これまでのプログラムでは、金管楽器や木管楽器が中心の吹奏楽でしたが、今回の特徴は打楽器が多用され、ステージの後方や左側の方がものすごく忙しそうに走り回っていたことが印象的でした。上の子供も、最近ピアノを習っているせいか、頭でリズムをとりながら熱心に聞いているので、嬉しい限りです。
注目の第二部、団員すべてが黒一色で登場し、多摩吹ツーリストの添乗員として世界中の音楽の旅へと連れて行ってくれました。ここでは、多摩川吹奏楽団では初めて見るプロジェクターでの映像投影が威力を発揮します音楽に合わせた掛け声の演出、各地の観光地の紹介など、演奏に対して効果的な演出がなされていたと思います。
さらに、パンフレットも例年になく豪華で、曲毎に紹介文も掲載されていて、曲の背景など事前にイメージを膨らませて見ることができるようになったのも、素晴らしいと感じました。さらに、どうしてこの曲を選んだのかもあると、もっと曲に思いをもって鑑賞することができるのではないでしょうか。
子供もフニクリ フニクラがイタリアの曲で「鬼のパンツ」でなかったことに軽くショックを受けながらも、楽しんでくれたようです。
昨年よりも、演出やアイテムといったものでレベルアップした多摩川吹奏楽団。次回が早くも楽しみです。
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