マテ茶の魅力を探る
最近、自動販売機で売り始めたコカ・コーラから発売されている「太陽のマテ茶」を、隣の先輩がすごく美味しそうに飲むので少し頂いてみるとものすごい味がし、久しぶりに特徴のある味に出会ってしまったような気がしました。
先輩は「久しぶりにアタリのお茶に出会ったような気がする」と目を輝かせているのですが、自分には、まったく分かりません。個人的には「久しぶりにのどを通らないお茶に出会ったような気がする」のですが。
そんなことではいけないと、マテ茶についてもっと知るところから始めようとして調べてみることにします。そもそもマテ茶の「マテ」とは一体何者なのかなのですが、南米のアルゼンチン、パラグアイ、ブラジルを原産とするイェルバ・マテという葉や小枝を使ったお茶のことで、ビタミンやミネラルが多く含まれることから「飲むサラダ」といわれ、野菜が採れにくい南米では貴重な栄養源になっているすごく貴重なものだそうです。
日本の緑茶のようにアルゼンチンではマテ茶が生活に馴染んでいて、マテ茶にシナモンを加えると「愛してる」、はちみつを入れると「結婚しよう」という意思を表すといいます。
以前から日本でも広く普及活動をしていたというマテ茶ですが、世界的にみるとなんとコーヒーや紅茶に並び世界三大飲料の一つに君臨する代表的な飲み物なのです。日本マテ茶協会なる団体も存在し、マテ茶についてマテ茶キャラクタなど色々と知ることができます。
マテ茶にはカフェインが入っているのですが、含有量はコーヒーの約1/4、紅茶の約1/3、緑茶の約1/2程度と非常に少ないです。母乳をあげている人は少量であれば問題ないですが、飲み過ぎには注意する必要があります。
味は、健康という冠がつくと、多少は「そういうもの」であり健康飲料であると割り切ることもできます。美味しいという人とそうでない人がはっきりと分かれるお茶ではありますが、今後激しいお茶商品の争いにどこまで生き残っていけるかが勝負といえそうです。
【参考】
・日本マテ茶協会 http://www.matecha-kyokai.jp/
・Techinsight http://japan.techinsight.jp/2012/05/matetya-cm-model20120502.html
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