水筒を持って行く思わぬ節約効果
昨年末、会社の忘年会でのビンゴ大会で当てたスターバックスの水筒が思わぬ効果を生んでいます。
これまでおサイフケータイでピッとするだけで簡単に自動販売機でジュースを購入していたのですが、振り返ってみると朝一番に購入するのは缶コーヒー、しかもブラックです。そして昼すぎに何となくもう1本、そして夕方お腹がすいてきたので炭酸飲料を1本と、軽く毎日ジュースを3本購入するのは日課となっていました。
しかし、毎月のクレジットカードの請求書を見ると、おびただしい量の「ジュース」という文字が。奥さんからは息抜きの費用だから仕方ないと言われてはいますが、何となく引け目を感じていました。
そこに、登場したのが先の水筒です。500ミリリットル入るこの水筒に、朝家でドリップコーヒーを入れていきます。朝はそれだけで十分に過ごすことができます。さらに、開いた水筒に会社でドリップコーヒーを入れることによって、夕方まで過ごすことができるのです。
会社には今までもブルックスコーヒーがありましたが、1回淹れて飲んだ後もう1回淹れるのがなんだか面倒でした。1回の淹れられる量が少なかったのが原因だったのですが、水筒に2回分のドリップコーヒーを作って淹れることによって、面倒なことを1度で終わらせることができます。
2個分のドリップコーヒーを作っていると、周囲から「誰かの分を作らされているの?」という質問が飛んでくるのですが、笑って「そうなんですよ、お茶くみ係です」とかわしています。
水筒を持っていくのは確かに重く、かさばるのですが、慣れてくるとかばんの中にうまく収納することができるようになり、あまり気にならなくなります。そのちょっとした手間によって会社でのジュースの購入は1本程度まで減らすことができるようになりました。少なくともコーヒーを購入する量は減ったと思います。
テレビでは、1本80円の2リットルの水を入れて1週間会社に持って行くという女性を紹介していましたが、水筒は直接的な節約と共に、間接的に節約しようというマインドを植え付けてくれるのかもしれません。
仕事の合間に口にする水分は、そのほとんどが口が寂しくなるからつい手が出てしまうもの。そのときに手元に水筒があれば、そういったちょっとした欲求に応えてくれます。水筒に入れるものを替えてみると、また新しい楽しみも増えるのではないでしょうか。
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