スカイツリーの入場料は3000円!?
新しい東京のシンボルとして早くも注目を集めているのが東京スカイツリーでしょう。スカイツリーには昼だけではなく夜もライトアップという形で楽しみを提供してくれるといいます。ライトの種類は全部で以下の6色でメインとなるのは「粋」と「雅」というライティングデザインです。
<それぞれの照明のLEDの数>
・ゲイン塔の照明 60台
- 富士山の冠雪をイメージしたライティング
- 「パラボラ曲面」反射板を搭載した超狭角配光
・時計光の照明 264台
- 展望台を約1秒間で1周する光の演出
- 「粋」と「雅」で異なる表情で高速かつきめ細やかにまわり続ける光を演出する調光制御
・「ゴールド」色の照明 712台
- タワーののびやかな高さを表現するゴールド色の光
- アンバー色・白色のLEDで調色
・鉄骨交点の照明 348台
- 金箔を散りばめたような光の演出
- 点状の光をつくる器具形状
・「粋」色の照明 552台
- 隅田川をイメージさせる淡い水色の光
- フルカラー演出が可能なRGBのLEDで「粋」色を調色
・「雅」色の照明 59台
- 気品のある江戸紫を表現
- 「雅」色LEDパッケージを新開発
これだけ見ていてもものすごくどのような色になるのか楽しみになってきます。
そんな東京スカイツリーを外から眺めるだけではなく、展望台にまで上ってみたいと思うのは当然の思いでしょう。しかし、その思いは意外にも高い入場料によって断念せざるを得ないという人が出てきそうです。大人1人あたり高さ350メートルの第1展望台まで2000円、さらに高さ450メートルの第2展望台に登るには1000円の追加をする必要があるのです。
つまり、てっぺんまで登るのに3000円かかることになります。大人2人、小学生2人の4人家族の場合8800円にものぼってしまう計算になります。東京タワーの入場料と比較しても2倍以上の開きが出てきています。もちろん高さが違ったりするので、その分の付加価値はあるのですがちょっと躊躇してしまいます。
建設費用もかなり多額に上っていますし、年間入場料や減価償却などの計算をした結果はじかれた料金であり、これが高いと感じる人はわざわざ上らずにしたから見上げるだけでも十分楽しめると思います。常連のようにいつもいつも上るというよりも、観光として出かけて上るという利用法がメインとなるのでしょう。
いつか、オープン時の盛り上がりが一段落して安定して入場できるようになった頃、値段が下がってくれればいいなと密かに期待して待ちたいと思います。
【参考】東京スカイツリー http://www.tokyo-skytree.jp/news/
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