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常夏の宮古島探検記 その3

2010/07/05 Category: 日記

◆3日目(来間島 – 東平安名崎 – 吉野海岸 – うえのドイツ文化村)

3日目は、東へのドライブデーです。まず向かったのがホテルからも見える来間島。竜宮城展望台のふもとにあるお店で宮古島にきて始めてマンゴーを味わうことにします。ドラゴンフルーツも併せて勧められてせっかくなのでと購入。ここでお店に人に上客だと思われたのでしょう。子供の力もあって、せんべい2つとマンゴージュースを子供にくれました。子供の力は偉大だと改めて感じました。

次に向かったのが、東平安名崎。ここのところの疲れが出たのか、子供はすでに爆睡状態。東平安名崎について子供が起きそうもないので、駐車場で奥さんと二人で名物の赤いワゴン車の宮古牛で作ったバーガーと牛丼を食べることにします。牛肉が柔らかくてすごくおいしいのが印象的でした。サングラスを外すと店員さんはものすごい優しそうな顔をしていて、この後起きた子供に優しく接してくれました。子供も気に入ったのか、バイバイと手を振ります。

東平安名崎には灯台があり、駐車場から数百メートル歩いたところにあります。寝起きの子供は体力がないので、途中から自分が担いで灯台まで。灯台の上までは100段程度の階段が続いています。絶対に子供には無理だと思い、担いでのぼることを覚悟したのですが、灯台内の反響する自分の声に興味を示したのか、どんどん一人でのぼっていきます。途中、「あと50段」というように残り段数が書かれているのですが、そんなの関係なく最後まで一人で登り切ってしまいました。これには奥さんと二人でびっくり。ちなみに帰りも一人で降りきっています。

そして、3日目最大のイベントが宮古島の東海岸に位置する吉野海岸でのシュノーケリングです。この海岸ととなりの新城海岸はシュノーケリングで有名な海岸ですごく楽しみにしていました。入り口で、500円の駐車料金を支払い着替えて必要物品をレンタルして、がけの下のある砂浜までマイクロバスで移動します。海岸に到着するとおじさんが待っていたかのようにパラソルの勧誘。さすがにパラソルがないとつらいので1000円出してパラソルもレンタルすることに。そしていざ海にGOです。

評判通りのすばらしい光景が海の中に広がっていました。シュノーケルでここまで見ることができるのかというくらい、まるで水槽の中に迷い込んだのかと錯覚するくらいの色とりどりの熱帯魚たち。それが手に取るような間近でみることがでできるのです。珊瑚に足をこすってしまい痛い思いをしても、見る価値は十分にありました。これを見られただけでも宮古島に来たかいがあったといえるくらいです。奥さんも目の前に広がる光景を夢中で追いかけ、子供も箱メガネで一生懸命魚を探しては「おさかなさん、いっぱい」と喜んでいました。ここは絶対にお勧めといえると思います。

ちなみにとなりの新城海岸の近くに、島田紳助の番組でレギュラーというコンビが永住生活をする企画をやっているそうです(東平安名崎の宮古牛売りのお兄さん情報)。ガードマンも立っているとのことなので見つけやすいかなと思ったのですが、見つかりませんでした。

段々雲行きが怪しくなってきたので、足早に2つのテーマパークを回ることにします。その1つがみやこパラダイス。蝶がたくさんいるということで、子供は嫌がると思っていましたが、案の定係員の方に「この今日ふ化したばかりの蝶を放してあげてね」という優しい言葉に「いやだ」と完全拒否。まさかの反応に係員の方もおどおどしていました。1匹ずつはすごく綺麗な色を身にまとっているのですが、おびただしい量の蝶が舞い飛んでいるので、ちょっと恐怖感すら感じてしまいます。

もう一つのテーマパークはうえのドイツ文化村。かつて上野村でドイツ船が座礁したのを村人が助けたのをきっかけとして交流が始まったそうで、このドイツ村はそのシンボル的な場所として作られたそうです。かつてドイツのシュレーダー首相もここにやってきたそうです。自分たちが行ったときには残念ながら一人も観光客の姿を見ることができませんでした。いつもはそうでないと思いますが、建物が中世ドイツを模したものがいくつも立ち並んでいる立派なものなのに、すごくもったいないような気がしてなりません。

博愛記念館では、係の方が自分たちのためにガイドを務めて下さり色々と案内してくれました。博愛記念館の展望室からの眺めは本当に綺麗なのですが、そこから園内を見てもやはり人がいません。年に2回程度ここでイベントをしているようなのですが、こんな素晴らしいところがもっともっと活性化して欲しいと観光をしていてすごく感じました。もっと多くのイベントをやったり、観光客の目線から変えることができるものがたくさんあるように思います。

宮古島最後の夜の晩餐は、海鮮悟空というお店で地元の料理を名残惜しむかのように注文します。子供は相変わらずあまり食べないのですが、それでも宮古そばは好きみたいでほおばっていました。6年ほど前に奥さんと食べた海ぶどうよりも今の海ぶどうをおいしく感じることができるのは、きっと僕たちが歳を重ねたせいだねとお互いに納得。それ以外にも宮古島の味を堪能することができました。

◆4日目(ホテル – 羽田)
最終日は、思い残すことがないようにホテル内のプールで3人で泳ぎ、昼前にレンタカーを返却。飛行機の中から見える宮古島は行きよりも、場所が分かるだけに余計愛着が湧きます。また機会があれば行ってみたい場所の1つとなりました。また、帰ってきて今思うと、宮古島全域に生息していた地元では人気といわれるガードマン人形の「宮古まもる君」が懐かしく思えます。

帰りの飛行機では、子供の気をひくための様々な用具を総動員して、あきさせないように努力する僕たちを尻目に、楽しげにじたばたする子供。何とかギリギリセーフでした。この心労はいつ解消されるのでしょうか。帰宅する頃には奥さんも自分も疲労こんぱいだったのは言うまでもありません。ただ、それは覚悟の上で行った旅行ですから、子供や奥さんが喜んでくれればそれで帳消しだと思います。またどこかに行ってみたいと今から次のことが楽しみです。




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