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笑い方から分かる深層心理

2010/06/12 Category: 日記

人は誰かと交わりながら生きています。当たり前のことではありますが、人との付き合いが仕事や家庭、近所など自分を取り巻くなかで、大きな比重を占めているのです。

そう考えると、人の心について最低限の知識を持っておくことが大切だと最近思い心理学を改めて勉強し始めています。興味の発端は大学の頃で、一般教養科目で学んだ心理学の授業がとても面白く、人の心をこのように冷静に分析することができるんだとショックを受けたのが始まりでした。それから人間関係にも幅ができ改めて様々な立場から考えることができるのではないかと考えています。

そんな人の心は、当然ですが明示的に聞こえてくるものではありません。行動や振る舞い、仕草、表情という言葉以外で発信されるものを読み取ることによって、相手の考えを知ることになります。その一例が「笑い」です。精神科医の深堀元文さんによると、会話中の笑い方で相手に心のゆとりがあるかどうかがわかるといいます。では、笑い方によってどのようなことが分かるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

◆大きな声で笑う人の性格
陽気で明るい性格だと考えがちですが、それほど単純ではありません。日常会話で大きな声で笑うのは、「あなたの話をちゃんと聞いていますよ」という意思表示である場合が結構あるといいます。つまり大きな声で笑う背景には、自分に心のゆとりがあることを示したいという心理が働いていることが考えられるのです。

◆大きくない声で笑う人の性格
このタイプは心にゆとりのあるタイプか、ゆとりは少なめで意思表示も苦手なタイプのどちらかになります。ゆとりのある人は声の大小に関係なく、朗らかな笑顔を見せて自然に笑うことが多いといいます。心のゆとりは笑い声ではなく、むしろ表情にこそ表れるものなのです。

◆含み笑いをする人の性格
含み笑いをする人は、感情を自分の中だけで処理する傾向が強い人といえます。このタイプは、自分の感情をコントロールすることに気を取られがちで、心のゆとりはない人が多い傾向にあります。

◆口に手をあてて笑う人の性格
「人前で口を大きく開けるなんてみっともない」と小さい頃に躾けられた人も多いのではないでしょうか。ここから、見た目の印象は落ち着いていて心にゆとりがあるようにみえるのですが、実際はそうとも言えません。幼児期のしつけが思わず出てしまうのは、大和撫子の理想から外れないようにという深層心理が圧力として常に働いているといえます。感情表現がこのように制御されている人に、心の余裕があるとは言えません。

一様にすべてのパターンを上の4つに当てはめたり、型にはめて考えるのは危険ではありますが、1つの目安にはなるでしょう。もし相手が自分に親しい関係にある人なのであれば、笑い方を見て話し方を考え、心に余裕を与えられるようなシチュエーションを作って上げることもできるでしょう。

人の心は直接表現ではないからこそ、様々なしぐさを見ながら自分がその場の雰囲気をうまく作ってあげるように振る舞いたいものです。笑いはその1つのバロメータといえるのです。

【参考】WEB本の雑誌
http://www.webdoku.jp/tsushin/2010/06/10/173845.html

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(2010/02/26)
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