テレホンカードで電話料金を払える
昔、アイドル全盛の頃様々なテレホンカードがプレミアつきで売られていました。自分もその昔南野陽子さんのファンだった頃は、NANNOと書かれたテレホンカードを何枚も所有していたのですが、いつの間にかどこかに行ってしまいました。街の公衆電話機は1995年に80万台あった公衆電話も2009年には30万台にまで減少し、テレカの活躍の場は携帯電話の普及と共に減少の一途をたどっているかに見えました。
ところが、NTTが計上するテレカの関連費用は増加傾向にあり、2010年の3月期には100億円規模になるほどの市場が今もなおあるのです。その背景には公衆電話機に利用する以外の利用方法があるためと言われています。
それが、未使用のテレホンカードを毎月のNTT電話料金のうちダイヤル通話料への支払いに充てることができるサービスです。実は結構歴史は長く1989年10月から始まったサービスなのです。ただし、テレホンカード1枚につき磁気テレホンカードは50円、ICテレホンカードは100円の手数料がかかります。また、1,000円以上のテレホンカードには付加度数があるのですが、これは通話料充当の対象外となるといったところが注意点としてあげられます。
テレホンカードの現金化が認められていない今、過去の遺産であるテレホンカードの有効な活用先として今、脚光を浴びているのです。これに対して不況の影響だとか様々な理由を挙げる人が多いのですが、元々タンスの中にしまわれていたものですから、有効に活用しない手はありません。
中には金券ショップで900円程度のテレカを購入して通話料支払いに使うという人もいるそうです。大きなお得感はありませんが少しでも安く支払うことができれば気持ち的にもなんだか嬉しくなるでしょう。金券ショップに行きテレカを購入したあとにNTTの窓口で支払う必要があるので、そういった手間を差し引いたとしても使えると感じる方がいらっしゃいましたら、是非利用してみてはいかがでしょうか。
【参考】
・zakzak http://www.zakzak.co.jp/
・NTT東日本 http://www.ntt-east.co.jp/support/qa/qa1.html
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