あしたまにあーな

ＷＢＣフライ級タイトルマッチ１２回戦が、東京・有明コロシアムで行われ、チャンピオンの内藤大助が１４位の亀田大毅に３?０の判定勝ちで初防衛に成功しました。

この試合前には、亀田選手は相手にひどい台詞を吐き、話題となっていたところへ、当日の反則の数々。
放送したＴＢＳにも多くの批判が寄せられているそうです。

以前からこの亀田一家は自信家というか、過激な発言で世の中を賑わせてきました。勝ち続けていればそれに対して何か言われても正義を貫けると思いますが、ひとたび今回のように敗戦してしまうと袋だたきに遭ってしまいます。

日本人は、謙虚さを美徳としています。謙虚な姿勢で臨んでいると多くの人が応援してくれます。○○王子と呼ばれる選手も謙虚なコメントから好感を持たれ、話題となっているくらいです。

自分は、選手が必ずしも謙虚な姿勢を持たなくてはならないとは思いません。その選手ごとに大切なものがあるだろうし、力になる源は人それぞれだと思います。

ただし、人に好感を持たれてはじめて応援してくれます。その応援されるときに生れる力は時に自分の実力以上のものを発揮させ、勝てない相手でも勝てる場合もあったりするのです。罵声を浴びてもなお信じるものをひたすら突き詰め、力を発揮できるのであればそれはそれでその人のスタイルです。

もちろん今回の亀田選手の戦いは、反則というやってはいけないことをしているので責められるべきだと思いますが、亀田選手が今後どのようなスタイルを作っていくのか注目したいと思います。