あしたまにあーな

ヨーロッパ旅行を今すると、かなりすごい出費になりそうなんです。
例えば・・・
・フランスでコーヒー１杯（３ユーロ）　　　：５１０円
・フランスでサンドイッチ１つ（４ユーロ）　：６８０円
・ドイツでビックマック１個（４．９ユーロ）：８３０円
・イギリスで地下鉄初乗り（４ポンド）　　　：１０００円
・イギリスで日本の定食（１０ポンド）　　　：２５００円

ここまでくると、お気軽に飲食ができなくなってきますね。

今、すごい勢いでユーロやポンドが日本円に対して高くなっているんです。よくテレビで１ドル＝１２２円２０銭とかいってると思いますが、同じように１ユーロ＝１６８円くらいになっています。２年くらい前までは１ユーロ＝１３０円台で推移していたので、３０円くらい上がったことになります。

仮に１ユーロ＝１３０円なら上のコーヒーinフランスも３９０円で済んだんですよね。（これも日本から見ると少し高いんですが、まぁ味がおいしいんでしょう、きっと）

この原因ですが、日本とヨーロッパの金利が関係しているんです。日本の金利は現在０．５％で、かなりの低金利となっています。それに対して、ユーロ圏の金利は年率４％、イングランドは５．７５％にものぼります。

ここまで金利の違いがあると、日本にお金を預けておくよりもヨーロッパに預けておきたくなりますよね。なので、日本から安くお金を借りて、そのお金をヨーロッパで運用するだけで莫大な利益を得ることができるのです。しかもあまりリスクは大きくないですよね。

今後、さらにヨーロッパでは金利を上げていく模様らしいので、しばらくこの円安な状況は続くものと思います。少なくとも今は「円」を持っていてもあまり利点はなさそうですね。