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甘いのにカロリー0である理由

2011/12/25 Category: ヘルスケア

健康志向の流れによって、実に様々なカロリーオフ商品が登場しています。そのカロリー0の反対側にいそうな気がするのが甘いもの。甘いものはカロリーが高いというイメージがありますが、実際のところ甘味料が入っているにも関わらずカロリーが0という商品も数多く見かけます。

人に「甘い」と感じさせる甘味料には以下の2つの方法があります。

1. 甘みがすごく強いものをほんのちょっとだけ使う
2. 甘みが体の外にそのまま出てしまうもの

1についてですが、ほんの少量で砂糖並の甘みを出すことができるので、「ほとんどカロリー0」という世界を実現することができます。砂糖よりも甘いものの例として「ステビア」があります。南米の一部だけで生息していたものを日本の会社が知って大量生産したことによって普及したといわれています。

2についてですが、甘味料の成分を人間の体が利用できずに、味わうだけでそのまま体外に出てしまうのです。例としてエリスリトールという、デンプンを分解してブドウ糖を作り、それを酵母で発酵させることによってできるものがあります。これも日本の会社が大量生産したことによって普及しました。

こういった実質カロリー0の甘味料を上手に配合して、食べ物や飲み物に最適な甘みを出しているのです。カロリー0である必要があるのだけど、甘いものは口にしたいという都合のいい欲求を、こういった甘味料がかなえてくれているのです。ノンシュガー、カロリー0といった表示を見たら、一度原料表示の部分をのぞいてみてはいかがでしょうか。そこには知られざる秘密が、まだまだ隠されているかもしれませんよ。

【参考】be on Saturday 2011/12/24




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