100円回転寿司が成り立つ理由
オリラジ経済白書でやっていたのですが、全品100円の回転寿司屋さんって色々なところにあったりしますよね。マグロの値段が高騰しているというようなニュースがある中、100円で売り続けられる理由について誰もが不思議に思っていたと思います。
そんな不思議を解決してくれます。くら寿司の例ですが、その安さの理由は以下の3つ。
1.全自動
2.自社で稚魚から飼育
3.ビジネス街には出店しない
まず一つ目ですが、厨房には職人はいません。すべて全自動にすることによってパートでも寿司を作ることができるようになり、人件費を抑えることができるようになりました。
次にネタですが、すべて自社で稚魚から飼育している点。これにより、外部からの値段に左右されずに安定的に低コストで提供することができるようになりました。
最後に出店する場所ですが、決してビジネス街には出店しないそうです。ネタにはコストがかかる物とそうでないものがあります。そのバランスをよく注文があることによって、うまくペイすることができるのですが、ビジネス街での客層である40代?50代のビジネスマンははまちやマグロなどのコストのかかるものの注文がどうしても多くなってしまい、コストがかかりすぎるそうです。
全てに対して言えますが、このような外食産業は自社で生産から提供まで一括で行うことによって経費を削減しているようです。
いずれにせよ消費者にとって、安く食べられるのは凄く嬉しいことですよね。こういう経営努力はドンドンして欲しいと思います。
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